「カード・アドバンテージ」を編集中

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'''カード・アドバンテージ'''(''Card Advantage'')とは、使用可能なカードの枚数における優位性([[アドバンテージ]])のこと。[[引く|ドロー]]と密接に関係する概念であることから、「ドロー・アドバンテージ」と呼ばれることもある。
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'''カード・アドバンテージ'''(''Card Advantage'')とは、使用可能なカードの枚数における優位性のこと。[[ドロー]]・[[アドバンテージ]]と呼ばれる事もある。
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マジックでは、[[先攻]]のハンディキャップとしての最初の[[ドロー]]を除けば、両者ともに[[ドロー]]の回数は同じである。
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これは[[ゲーム]]がいくら長引こうが変わらない、両者に与えられた同等の条件の1つである。
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そして、ほかの条件が同じであれば、自由に使える[[カード]]が多い方が有利になるのは明白である。
  
{{#card:Divination}}
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相手との「自由に使えるカードの枚数」に差が付くのは、主に2つのパターンに分かれる。
{{#card:Mind Rot}}
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[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]ではそのまま[[ゲーム]]を進行していく限り、[[先攻]]のハンディキャップとしての最初のドローを除けば、両者のドロー回数は同じである。自由に使える[[カード]]が多い方が有利になるのは明白なので、何らかの手段で[[対戦相手]]よりも多くの枚数を確保することで優位を得ることができる。
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1つ目は、何らかの手段で相手より多くの[[カード]]を手に入れる場合。
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*[[ネクロポーテンス/Necropotence]][[蓄積した知識/Accumulated Knowledge]]などを使って、使ったカードよりも多くのカードを手に入れる。
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*[[ボガーダンの鎚/Hammer of Bogardan]]を[[墓地]]から[[手札]]に戻すなど、カード枚数の損失無しに何らかのアクションを行う。
  
ここで言う「自由に使えるカードの枚数」とは、[[手札]]だけでなく[[パーマネント]]なども合わせた数である。ただし[[ハンド・アドバンテージ]][[ボード・アドバンテージ]]を単純に足したものというわけではない。それらがカードの質も見るのに対し、カード・アドバンテージは純粋に枚数のみを見る。
+
2つ目は、何らかの手段で自分よりも多くの損害を相手に与える場合。
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*[[神の怒り/Wrath of God]]など、1枚の[[除去]]で相手の[[クリーチャー]]を2体以上[[除去]]する。
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*[[呆然/Stupor]]などで、1枚の[[手札破壊]]で複数枚のカードを手札から捨てさせる。
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*[[獣群の呼び声/Call of the Herd]]など、1枚のカードで相手に2枚以上の[[除去]]を使わせる。
  
相手とのカード・アドバンテージに差が付くのは、主に2つのパターンに分かれる。また、両者を同時に行う場合もある。
+
などである。
 
+
大量の[[マナ]]や、時には[[ライフ]]が代償として必要になることもある。
#何らかの手段で相手より多くのカードを手に入れる場合。
+
カード・アドバンテージさえ取れれば他はどうでもいいと言う訳ではないので、常に[[ライフ・アドバンテージ]]や[[マナ・アドバンテージ]]と天秤にかけていく必要があるが、大抵はカード・アドバンテージを取る方向で行けば有利になれる事が多い。
#*[[予言/Divination]]などを使って、使ったカードよりも多くのカードを手に入れる。
+
つまり、それだけ直接的なアドバンテージの類だと言う事である。
#*[[キャントリップ]]や[[フラッシュバック]]など、カード枚数の損失無しに何らかのアクションを行う。
+
#何らかの手段で自分よりも多くの損害を相手に与える場合。
+
#*[[精神腐敗/Mind Rot]]など、使ったカードよりも多くのカード手札から[[捨てる|捨て]]させる。
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#*[[全体除去]]など、1枚のカードで相手の[[パーマネント]]を2体以上[[除去]]する。
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#*[[不死]]など、1枚のカードで相手に2枚以上の除去を使わせる。
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カード・アドバンテージは往々にして手軽に得られるものではなく、ある程度の[[マナ]]や、他の[[リソース]]が代償として必要になることもある。常に[[ライフ・アドバンテージ]]や[[マナ・アドバンテージ]]など、他のアドバンテージと天秤にかけていく必要があるが、大抵はカード・アドバンテージを取る方向で行けば有利になれる事が多い。つまり、それだけ直接的なアドバンテージの類だと言う事である。
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===交換===
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カード1枚を使って、相手のカードを1枚消費させることを「'''1対1交換'''」と呼ぶ。これは([[多人数戦]]でないかぎり)お互いにカード・アドバンテージの面で差がつかないやり取りである。「2対2交換」なども同様。
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+
カード1枚を使って、相手のカードを2枚消費させれば「1対2交換」。逆にカード2枚を使って、相手のカードを1枚消費させると「2対1交換」。これらはカード・アドバンテージが変化するやり取りである。
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[[キーワード処理]]の[[交換]]とは異なる。
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==参考==
 
==参考==
 
*[[アドバンテージ]]
 
*[[アドバンテージ]]
 
*[[用語集]]
 
*[[用語集]]

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