「センギア男爵/Baron Sengir」を編集中

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[[#訳語|'''センギア男爵'''/''Baron Sengir'']]は、[[ホームランド]]のキャラクター。[[カード]]としてはホームランドの[[Baron Sengir]]が初出。
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[[#訳語|'''センギア男爵'''/''Baron Sengir'']][[ホームランド]]の登場人物。
 
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==概要==
 
==概要==
センギア男爵は、[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]最古の[[吸血鬼]][[カード]]、[[センギアの吸血鬼/Sengir Vampire]]の[[ロード (俗称)|ロード的存在]]であり、ホームランドで[[センギア/Sengir]]一族の詳細が設定された際、吸血鬼の始祖(originator)として創造されたキャラクターである。同時に[[カード]]化もされている(→[[Baron Sengir]])。
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センギア男爵は、[[マジック]]最古の[[吸血鬼]][[カード]]、[[センギアの吸血鬼/Sengir Vampire]]の[[ロード (俗称)|ロード的存在]]であり、ホームランドで[[センギア/Sengir]]一族の詳細が設定された際、吸血鬼の始祖(originator)として創造されたキャラクターである。同時に[[カード]]化もされている(→[[Baron Sengir]])。
  
いわばホームランドの顔であり、最も有名なカードの一つとして紹介される他、公式サイトでも度々話題に挙げられる人気キャラクター<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/interview-some-vampires-2006-02-13 Interview With Some Vampires][[Making Magic]] [[2006年]]2月13日 [[Mark Rosewater]]著)</ref>。ホームランド自体がセンギア男爵の物語と説明されることすらある<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/fortune-favors-bold-2007-12-03 Fortune Favors the Bold](Feature [[2007年]]12月3日 [[Michael G. Ryan]]著)</ref>。また、男爵のオリジナル・イラストを描き、センギア一族の設定にも深く関わった[[Pete Venters]]は雑誌やイベント、[[アンヒンジド]]などでも繰り返しイラストを描いている<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/arcana/uncon-2003-prize-sketches-2003-09-18 Uncon 2003 Prize Sketches]/[https://web.archive.org/web/20040215100306/http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/arcana/418 同Internet Archive(画像あり)](Arcana [[2003年]]9月18日 [[WotC]]著)</ref><ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/arcana/unhinged-loves-pete-venters-2004-11-16 Unhinged Loves Pete Venters]/[https://web.archive.org/web/20060321165134/http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/arcana/693 同Internet Archive(画像あり)](Arcana [[2004年]]11月16日 [[WotC]]著)</ref>。
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いわばホームランドの顔であり、最も有名なカードの一つとして紹介される他、公式サイトでも度々話題に挙げられる人気キャラクター([http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/daily/mr215 Interview With Some Vampires]参照)。ホームランド自体がセンギア男爵の物語と説明されることすらある([http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/feature/434a Fortune Favors the Bold]参照)。また、男爵のオリジナル・イラストを描き、センギア一族の設定にも深く関わったPete Ventersは雑誌やイベント、[[アンヒンジド]]などでも繰り返しイラストを描いている([http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/arcana/418 Uncon 2003 Prize Sketches][http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/arcana/693 Unhinged Loves Pete Venters]参照)。
  
ホームランドと男爵のその後を求めるファンの声に応えて、センギアの再登場は幾度となく公式記事で匂わされていたものの、長らく実現はしていなかった。[[未来予知]]でカー=センギア/Kar-Sengirという語が登場したときも、寄せられたファンの疑問に、公式サイトは2度に渡って回答している<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/vorthos-visits-travel-agent-2007-05-03 Vorthos Visits a Travel Agent](Feature [[2007年]]5月3日 [[Matt Cavotta]]著)</ref><ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/tasty-buffet-1-1-counters-2008-05-14 A Tasty Buffet of -1/-1 Counters](Feature [[2008年]]5月14日 [[Doug Beyer]]著)</ref>。
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ホームランドと男爵のその後を求めるファンの声に応えて、センギアの再登場は幾度となく公式記事で匂わされているが、未だ実現していない。[[未来予知]]でカー=センギア/Kar-Sengirという語が登場したときも、寄せられたファンの疑問に、公式サイトは2度に渡って回答している([http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/daily/mc88 Vorthos Visits a Travel Agent][http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/daily/db36 A Tasty Buffet of -1/-1 Counters]参照)。
 
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==設定==
その後、初カード化から25年の時を経た[[統率者レジェンズ]]にて、[[闇の男爵、センギア/Sengir, the Dark Baron]]として待望の2枚目のカード化を果たす。また、キャラクター解説のコラムにて、[[時のらせんブロック]]後の動向がわずかに記された<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/card-preview/legendary-characters-commander-legends-part-1-2020-10-30 The Legendary Characters of Commander Legends, Part 1]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/0034525/ 『統率者レジェンズ』の伝説たち その1](Card Preview [[2020年]]10月30日 [[Ari Zirulnik]] and [[Ethan Fleischer]]著)</ref>。
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センギア男爵は古代の邪悪な吸血鬼であり、[[プレインズウォーカー/Planeswalker]]からも一目置かれる強力な存在。元は[[人間]]の男性で幼い頃に一度死亡し、黒魔術により吸血鬼となって復活した。
 
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==解説==
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センギア男爵は[[ドミナリア/Dominaria]]出身の古代の邪悪な吸血鬼であり、[[プレインズウォーカー/Planeswalker]]からも一目置かれる強力な存在。元は[[人間/Human]]の男性で幼い頃に一度死亡し、黒魔術により[[吸血鬼/Vampire]]となって復活した。
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支配者・統治者である男爵は[[Castle Sengir (ストーリー)|Castle Sengir(センギア城)]]を本拠地として、[[暗き男爵領/The Dark Barony]]を支配下に置き、戯れ混じりに[[農奴]]を支配している。あるいは、吸血鬼である男爵は永遠の存在を自称(「''…I am Vampire. And I am Forever.''」コミックより)。プレインズウォーカーですらいずれ寿命が尽きる運命と達観しており、数世紀にわたる遠大な[[ウルグローサ/Ulgrotha]](および更に別の次元への)征服計画を練り、時を待ち続けている。
 
支配者・統治者である男爵は[[Castle Sengir (ストーリー)|Castle Sengir(センギア城)]]を本拠地として、[[暗き男爵領/The Dark Barony]]を支配下に置き、戯れ混じりに[[農奴]]を支配している。あるいは、吸血鬼である男爵は永遠の存在を自称(「''…I am Vampire. And I am Forever.''」コミックより)。プレインズウォーカーですらいずれ寿命が尽きる運命と達観しており、数世紀にわたる遠大な[[ウルグローサ/Ulgrotha]](および更に別の次元への)征服計画を練り、時を待ち続けている。
 
 
===容姿・性格===
 
===容姿・性格===
近代ドミナリアにおける紳士のお手本のような洗練された人物。常に自信に満ち、堂々と優雅な物腰、しかし同時に尊大で傲岸不遜でもある。高い知能と広範な知識を有し哲学的命題や魔法理論を好んで議論する。口調は柔らかで表現は機知に富むが、発言に隠された真の意図は邪悪で冷徹。暴力に訴えるよりも陰謀をめぐらし相手を陥れ、精神的に屈服させるのが男爵の流儀。
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近代[[ドミナリア/Dominaria]]における紳士のお手本のような洗練された人物。常に自信に満ち、堂々と優雅な物腰、しかし同時に尊大で傲岸不遜でもある。高い知能と広範な知識を有し哲学的命題や魔法理論を好んで議論する。口調は柔らかで表現は機知に富むが、発言に隠された真の意図は邪悪で冷徹。暴力に訴えるよりも陰謀をめぐらし相手を陥れ、精神的に屈服させるのが男爵の流儀。
  
豪奢な衣装に身を包み、上品に切り揃えた黒い顎鬚、側頭部は剃髪し、長い黒髪をひと房に編んで背中に垂らしている({{Gatherer|id=2910|イラスト1}}、{{Gatherer|id=499474|イラスト2}})。
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豪奢な衣装に身を包み、上品に切り揃えた黒い顎鬚、側頭部は剃髪し、長い黒髪をひと房に編んで背中に垂らす。Pete Ventersのイラストでは糸目だが、[[Rebecca Guay]]のコミックではしっかりと見開いている。更にRebecca版は血の気がない青い肌。→{{日本語画像|Baron Sengir|カードのイラスト}}
 
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*[[Pete Venters]]のイラストでは糸目だが、[[Rebecca Guay]]のコミックではしっかりと見開いている。更にRebecca版は血の気がない青い肌。
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年端の行かぬ少年時代でも知的で、洗練された小公子といった風格。整髪料で髪形をきちんと整え、礼服を着こなす。幼いながらも領主の自覚があり、領民を苦しめる父親を快く思っていない。ただ、城にこもりがちで出歩くことは少なかったので、世間知らずな面もある。
 
年端の行かぬ少年時代でも知的で、洗練された小公子といった風格。整髪料で髪形をきちんと整え、礼服を着こなす。幼いながらも領主の自覚があり、領民を苦しめる父親を快く思っていない。ただ、城にこもりがちで出歩くことは少なかったので、世間知らずな面もある。
 
 
===魔法===
 
===魔法===
 
驚異的な治癒能力を持ち、様々な次元に眷属を生み落とし、不浄な生物([[大いなる人狼/Greater Werewolf#ストーリー|人狼]]など)を創造するといった吸血鬼の魔力があるにもかかわらず、男爵は魔術の専門家ではないと自覚している(とはいえ、元々ある程度の魔法をかけることは可能)。そのため、ホームランド支配計画の準備に当たる何世代期もの間、[[センギアの太母/Grandmother Sengir]]による魔術の教えを受けて、魔法能力を磨いている。
 
驚異的な治癒能力を持ち、様々な次元に眷属を生み落とし、不浄な生物([[大いなる人狼/Greater Werewolf#ストーリー|人狼]]など)を創造するといった吸血鬼の魔力があるにもかかわらず、男爵は魔術の専門家ではないと自覚している(とはいえ、元々ある程度の魔法をかけることは可能)。そのため、ホームランド支配計画の準備に当たる何世代期もの間、[[センギアの太母/Grandmother Sengir]]による魔術の教えを受けて、魔法能力を磨いている。
 
 
===一族===
 
===一族===
 
センギア男爵のfamily(家族・一族)に対する視点にはねじれたユーモア感覚が顔を覗かせる。
 
センギア男爵のfamily(家族・一族)に対する視点にはねじれたユーモア感覚が顔を覗かせる。
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:[[センギアの太母/Grandmother Sengir]]ことRavi(ラヴィ)は同郷の女性。吸血鬼に生まれ変わりセンギア男爵を名乗った際に、ラヴィもプレインズウォーカー能力の一端を発現させており、男爵は将来ラヴィに仕えることを誓っている。そして遥か後の時代、男爵は[[Tolgath|玄武岩の尖塔(Basalt Spire)]]に閉じ込められていたラヴィを救い出し、一族の太母(祖母)に迎え入れた。男爵は力と狂気、邪悪さの入り混じった太母を敬愛し、本格的な魔術の指導を受けている。
 
:[[センギアの太母/Grandmother Sengir]]ことRavi(ラヴィ)は同郷の女性。吸血鬼に生まれ変わりセンギア男爵を名乗った際に、ラヴィもプレインズウォーカー能力の一端を発現させており、男爵は将来ラヴィに仕えることを誓っている。そして遥か後の時代、男爵は[[Tolgath|玄武岩の尖塔(Basalt Spire)]]に閉じ込められていたラヴィを救い出し、一族の太母(祖母)に迎え入れた。男爵は力と狂気、邪悪さの入り混じった太母を敬愛し、本格的な魔術の指導を受けている。
 
;イリニ
 
;イリニ
:[[センギアのイリニ/Irini Sengir]]は男爵の愛する義理の娘。[[ドワーフ/Dwarf#ウルグローサ|ドワーフ/Dwarf]]の吸血鬼。
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:[[センギアのイリニ/Irini Sengir]]は男爵の愛する義理の娘。[[ドワーフ]]の吸血鬼。
 
:吸血鬼イリニは本来の性質を歪めて男爵好みに作り変えられた人格であり、その点では[[テイザー/Taysir]]・[[ダリア/Daria]]親子と対称的である。
 
:吸血鬼イリニは本来の性質を歪めて男爵好みに作り変えられた人格であり、その点では[[テイザー/Taysir]]・[[ダリア/Daria]]親子と対称的である。
 
;Veldrane
 
;Veldrane
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:影の騎士[[イーサン/Ihsan]]は男爵の操り人形である。
 
:影の騎士[[イーサン/Ihsan]]は男爵の操り人形である。
 
;その他の一族
 
;その他の一族
:詳細は[[センギア/Sengir]]を参照。
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:→詳細は[[センギア/Sengir]]を参照。
  
 
===敵・味方===
 
===敵・味方===
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;アイゼンとアン=ハヴァ
 
;アイゼンとアン=ハヴァ
 
:[[アイゼン/Aysen]]と[[アン=ハヴァ/An-Havva]]は絶え間なく男爵の脅威にさらされている。男爵の下僕にさらわれた住民は男爵領の領民とされ、辺境の村々はたびたび吸血鬼などの襲撃者に襲われ、町や村に紛れて暮らす男爵の手下も決して少なくはない。現在、アイゼンへの直接攻撃を停止した男爵は代わりに密偵を放ち、民衆を内乱へと扇動している。
 
:[[アイゼン/Aysen]]と[[アン=ハヴァ/An-Havva]]は絶え間なく男爵の脅威にさらされている。男爵の下僕にさらわれた住民は男爵領の領民とされ、辺境の村々はたびたび吸血鬼などの襲撃者に襲われ、町や村に紛れて暮らす男爵の手下も決して少なくはない。現在、アイゼンへの直接攻撃を停止した男爵は代わりに密偵を放ち、民衆を内乱へと扇動している。
 
 
==経歴==
 
==経歴==
遥か古代、[[ドミナリア/Dominaria]]の男爵家に生まれる。
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遥か古代、男爵家に生まれる。出身次元は不明。
  
 
少年時代に父親が死亡した際、吸血鬼として生まれ変わり男爵の地位を世襲した。
 
少年時代に父親が死亡した際、吸血鬼として生まれ変わり男爵の地位を世襲した。
  
プレインズウォーカーたちに同伴し様々な次元を渡り歩き戦い、多くの次元に血脈を残した。
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プレインズウォーカーに[[召喚]]されて、[[ドミナリア/Dominaria]]を初め様々な次元を渡り歩き戦う。
  
[[ホームランドの歴史|ホームランドの暦で第12世代期]](3420[[AR]]頃)、[[New Freedom|New Freedom(新自由国)]]のドワーフが建設している城近くの沼地に召喚されるが、主人のプレインズウォーカーが決闘に敗れたため、ウルグローサに取り残されてしまう。男爵は[[An-Zerrin Ruins#ストーリー|An-Zerrin(アン=ゼリン)]]と新自由国を攻め滅ぼし、住人を下僕のアンデッドとする。このとき、ドワーフの王女イリニは男爵の義理の娘に、ドワーフの城はセンギア城に変わった。その後、セラがウルグローサに現れてアイゼンをまとめる。
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[[ホームランドの歴史|ホームランドの暦で第12世代期]][[New Freedom|New Freedom(新自由国)]]のドワーフが建設している城近くの沼地に召喚されるが、主人のプレインズウォーカーが決闘に敗れたため、ウルグローサに取り残されてしまう。男爵は[[An-Zerrin Ruins#ストーリー|An-Zerrin(アン=ゼリン)]]と新自由国を攻め滅ぼし、住人を下僕のアンデッドとする。このとき、ドワーフの王女イリニは男爵の義理の娘に、ドワーフの城はセンギア城に変わった。その後、セラがウルグローサに現れてアイゼンをまとめる。
  
第17世代期(3520AR頃)、男爵はアイゼンに対し吸血鬼やその他のクリーチャーによる襲撃を開始する。目的はアイゼンの征服でなく、住人に恐怖心を植え付け、社会道徳を腐敗させることにある。この襲撃は第29世代期まで続く。
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第17世代期、男爵はアイゼンに対し吸血鬼やその他のクリーチャーによる襲撃を開始する。目的はアイゼンの征服でなく、住人に恐怖心を植え付け、社会道徳を腐敗させることにある。この襲撃は第29世代期まで続く。
  
第19世代期(3560AR頃)、フェロッズの到来。プレインズウォーカーの存在を察知した男爵は、計画遂行への潜在的な危険を減らすため、フェロッズを城に招いて交渉するも懐柔に失敗する。
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第19世代期、フェロッズの到来。プレインズウォーカーの存在を察知した男爵は、計画遂行への潜在的な危険を減らすため、フェロッズを城に招いて交渉するも懐柔に失敗する。
  
第20世代期(3580AR頃)、[[フェロッズの封印/Feroz's Ban (ストーリー)|フェロッズの封印/Feroz's Ban]]が作られる。
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第20世代期、[[フェロッズの封印/Feroz's Ban (ストーリー)|フェロッズの封印/Feroz's Ban]]が作られる。
  
第22世代期(3620AR頃)、エロンがセンギア城から暗黒の呪文書(Dark Tome)を盗み出し不死者となる。男爵はその報復にエロンの雇い主[[ホームランドのその他のキャラクター#Bernatheen|Bernatheen(バーナシーン)]]を消滅させる。
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第22世代期、エロンがセンギア城から暗黒の呪文書(Dark Tome)を盗み出し不死者となる。男爵はその報復にエロンの雇い主[[ホームランドのその他のキャラクター#Bernatheen|Bernatheen(バーナシーン)]]を消滅させる。
  
第29世代期(3760AR頃)、聖騎士イーサンのセンギア城訪問。男爵はイーサンを騙してくぐつの影の騎士に変える。また、男爵はアイゼン攻略の方針を転換し、配下の吸血鬼による散発的な攻撃を中止する。宿敵を失ったアイゼン社会の自滅が始まる。
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第29世代期、聖騎士イーサンのセンギア城訪問。男爵はイーサンを騙してくぐつの影の騎士に変える。また、男爵はアイゼン攻略の方針を転換し、配下の吸血鬼による散発的な攻撃を中止する。宿敵を失ったアイゼン社会の自滅が始まる。
  
第30世代期(3780AR頃)、フェロッズが事故死。同時にフェロッズの封印の弱体化が始まり、悲しみに沈むセラはウルグローサを去る。
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第30世代期、フェロッズが事故死。同時にフェロッズの封印の弱体化が始まり、悲しみに沈むセラはウルグローサを去る。
  
第31世代期(3800AR頃)、男爵の代理人は各国で暗躍し戦争の火種をまいている。
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第31世代期(ホームランド・エキスパンション現在)、男爵の代理人は各国で暗躍し戦争の火種をまいている。
  
4500AR、センギア城上空に[[ニコル・ボーラス/Nicol Bolas (ストーリー)|ニコル・ボーラス/Nicol Bolas]]を追跡する[[レシュラック/Leshrac]]が出現する(男爵は登場しないが居城と一族は健在)。
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[[AR]]46世紀、センギア城上空に[[ニコル・ボーラス/Nicol Bolas (ストーリー)|ニコル・ボーラス/Nicol Bolas]]を追跡する[[レシュラック/Leshrac]]が出現する。
 
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[[大修復/The Mending]](AR4505年)前夜。城の地下迷宮にて、吸血鬼の軍勢を率い、謎めいたドワーフの門――いずこかの[[次元/Plane]]へと続く[[ポータル/Portal]]――を通り、ウルグローサから姿を消した。
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==登場==
 
==登場==
 
===登場カード===
 
===登場カード===
{{キャラクターを表すカード/センギア}}
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*[[Baron Sengir]]
 
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====[[フレイバー・テキスト]]に登場====
 
====[[フレイバー・テキスト]]に登場====
 
;[[ホームランド]]
 
;[[ホームランド]]
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:[[死の掌握/Deathgrip]]、[[堕天使/Fallen Angel]]、[[一角獣の饗宴/Feast of the Unicorn]]、[[生の躍動/Lifeforce]]、[[センギアの従臣/Sengir Autocrat]]
 
:[[死の掌握/Deathgrip]]、[[堕天使/Fallen Angel]]、[[一角獣の饗宴/Feast of the Unicorn]]、[[生の躍動/Lifeforce]]、[[センギアの従臣/Sengir Autocrat]]
 
;[[第6版]]
 
;[[第6版]]
:[[堕天使/Fallen Angel]]、[[一角獣の饗宴/Feast of the Unicorn]]
+
:堕天使/Fallen Angel、一角獣の饗宴/Feast of the Unicorn
;[[基本セット2011]]、[[基本セット2012]]、[[基本セット2013]]、[[基本セット2014]]
+
====[[イラスト]]に登場====
:[[不死の霊薬/Elixir of Immortality]]
+
;[[Commander Collection: Black]]
+
:[[再活性/Reanimate]]
+
====[[絵|イラスト]]に登場====
+
 
;[[アンヒンジド]]
 
;[[アンヒンジド]]
 
:[[Drawn Together]]、[[Zzzyxas's Abyss]]
 
:[[Drawn Together]]、[[Zzzyxas's Abyss]]
;[[Commander Collection: Black]]
+
===登場作品・記事===
:[[再活性/Reanimate]]
+
===登場作品・登場記事===
+
 
*Homelands:The Making of a Magic Expansion([[Duelist]]7号の記事)
 
*Homelands:The Making of a Magic Expansion([[Duelist]]7号の記事)
 
*Eron the Relentless(Duelist8号の記事)
 
*Eron the Relentless(Duelist8号の記事)
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/library-leng-2009-10-19 From the Library of Leng]
+
*[http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/feature/61&page=2 Autumn Willow, Caretaker of the Wood](Duelist9号の記事)
**Autumn Willow, Caretaker of the Wood(Duelist9号の記事)
+
*[http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/feature/61&page=3 Baron Sengir, Immortal Gentleman and Politician](Duelist10号の記事)
**Baron Sengir, Immortal Gentleman and Politician(Duelist10号の記事)
+
*[[Homelands on the World of MAGIC:the Gathering]](アメコミ版ホームランド)
*[[Homelands on the World of MAGIC:the Gathering]](コミック版ホームランド)
+
 
*Song for the Plague Rats([[The Secrets of Magic]]の短編)
 
*Song for the Plague Rats([[The Secrets of Magic]]の短編)
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/royal-bloodline-emphasis-blood-2006-02-15 The Royal Bloodline](公式サイトの記事)
+
*[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/daily/mc26 The Royal Bloodline](公式サイトの記事)
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/known-mutliverse-2008-03-19 The Known Mutliverse](公式サイトの記事)
+
*[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/daily/db28 The Known Mutliverse](公式サイトの記事)
*[https://www.facebook.com/media/set/?set=a.10160186832600307.1073741943.201120755306&type=3 Legends of Dominaria]/[https://www.facebook.com/pg/MagicTheGathering.jp/photos/?tab=album&album_id=2127876447230013 ドミナリアの伝説たち]([[センギアの純血、カザロフ/Kazarov, Sengir Pureblood]]の設定で言及)
+
*[[The Art of Magic: the Gathering|The Art of Magic: the Gathering Dominaria]](カザロフとセンギア一族の設定に関連して言及)
+
*Magic: the Gathering Dominaria Concepts & Legends(ドミナリア起源と記載された)
+
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/card-preview/legendary-characters-commander-legends-part-1-2020-10-30 The Legendary Characters of Commander Legends, Part 1]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/0034525/ 『統率者レジェンズ』の伝説たち その1](Card Preview [[2020年]]10月30日 [[Ari Zirulnik]] and [[Ethan Fleischer]]著)
+
  
 
==訳語==
 
==訳語==
「Baron Sengir」は[[第5版]]の[[死の掌握/Deathgrip]]、[[堕天使/Fallen Angel]]、[[生の躍動/Lifeforce]]、[[センギアの従臣/Sengir Autocrat]]、および[[基本セット2011]]の[[不死の霊薬/Elixir of Immortality]]の[[フレイバー・テキスト]]で「センギア男爵」と訳されている。また、「the baron」の形では[[一角獣の饗宴/Feast of the Unicorn]]で「男爵」と訳されている。[[第6版]]の堕天使と一角獣の饗宴でも同じ。
+
「Baron Sengir」は[[第5版]]の[[死の掌握/Deathgrip]]、[[堕天使/Fallen Angel]]、[[生の躍動/Lifeforce]]、[[センギアの従臣/Sengir Autocrat]]の[[フレイバー・テキスト]]で「センギア男爵」と訳されている。また、「the baron」の形では[[一角獣の饗宴/Feast of the Unicorn]]で「男爵」と訳されている。[[第6版]]の堕天使と一角獣の饗宴でも同じ。
 
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==脚注==
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<references />
+
 
+
 
==参考==
 
==参考==
 
*[[ホームランド]]
 
*[[ホームランド]]

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