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| {{#card:Takklemaggot}} | | {{#card:Takklemaggot}} |
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− | 変則的で解りづらい[[能力]]を持つ[[オーラ]]。要は寄生虫のイメージ。
| + | 変則的で判りづらい能力を持つ[[エンチャント]]。 |
| + | 要は寄生虫のイメージ。 |
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− | #最初は[[クリーチャー]]を宿主にし、毎[[ターン]]、[[タフネス]]を下げて弱らせていく。
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− | #宿主としていたクリーチャーが死んだら、別のクリーチャーに宿主を変える。新しい宿主は、前の宿主の[[コントローラー]]が決める。自分のクリーチャーでも他の[[プレイヤー]]のものでもよい。
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− | #別の宿主となるクリーチャーがいないなら、プレイヤーを宿主にする。最後の宿主クリーチャーのコントローラーを宿主に選び、以後毎ターン[[ライフ]]を1ずつ奪う。
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− | という、大きく3つの動きをすることになる。当然、これを出した側(クリーチャー&プレイヤー自身)も被害を受ける可能性があるが、これを使う側が[[ノンクリーチャー]]デッキならば、一方的に[[対戦相手]]だけに被害を与えることができる。
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− | かなり緩慢で、[[トーナメント]]レベルかというと厳しいところ。[[大型クリーチャー]]の[[除去]]にはほとんど使えないが、[[ウィニー]]相手には割とよく効く。大型は[[恐怖/Terror]]などで除去しつつこれで小物を除去、最終的にプレイヤーを削っていくという戦略を考えよう。
| + | 新しい宿主は、前の宿主の[[コントローラー]]が決める。 |
| + | 自分のクリーチャーでも相手のものでも、どれでもよい。 |
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− | *[[レジェンド (エキスパンション)|レジェンド]]のリードデザイナーSteve Conardによると、「Takklemaggot」はブルー・オイスター・カルトの曲「A Veteran of the Psychic Wars」の歌詞<ref>おそらくWhere the '''''title madness''''' swellの部分</ref>が「tackle maggot」に聞こえることが語源である。<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/lexicon-archive-2002-01-15 The Lexicon Archive]</ref>
| + | 最後の宿主クリーチャーの持ち主を宿主に選び、以後毎ターン、[[ライフ]]を1ずつ奪う。 |
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− | *[[タイムシフト]]での[[再録]]候補として検討されたが、現在の[[ルール文章]]が長すぎてカードに収まらなかったため見送られた。長いルール文章を持つカードとして、代わりに[[巨大カキ/Giant Oyster]]が再録されている<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/latest-developments/not-their-time-2006-10-06 Not Their Time](Latest Developments 2006年10月6日)</ref>。
| + | という、大きく3つの動きをすることになる。 |
| + | 当然、これを出した側(クリーチャー&プレイヤー自身)も被害を受ける可能性があるが、これを使った側が[[ノンクリーチャー]]デッキならば、一方的に相手だけに被害を与えることができる。 |
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− | ==ルール==
| + | かなり緩慢で、[[トーナメント]]レベルかというと厳しいところ。 |
− | *クリーチャーが[[死亡]]した理由をこの[[カード]]は意識しない。これが[[つける|ついて]]いるクリーチャーが[[破壊]][[効果]]や[[ダメージ]]で[[死亡]]しても、これ自体の能力で「衰弱死」したとしても、これは再び[[戦場]]に戻ろうとする。
| + | 大型クリーチャーの[[除去]]にはほとんど使えないが、[[ウィニー]]相手には割とよく効く。 |
− | **[[神の怒り/Wrath of God]]などでクリーチャーを一掃すれば、これはすぐに「プレイヤーに寄生」することになる。
| + | 大型は[[恐怖/Terror]]などで除去しつつこれで小物を除去、最終的にプレイヤーを削っていくという戦略を考えよう。 |
− | *クリーチャーが墓地に置かれなかった場合は、これは戦場に戻れない。[[バウンス]]されたり[[追放]]された場合などが該当する。
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− | *これが戦場に戻る際は、[[対象]]は取らない。よって、これが戦場に戻ったときに[[被覆]]や[[呪禁]]を持つクリーチャーを[[つける]]先として選ぶことが可能である。
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− | **ただし、[[プロテクション]](黒)持ちなどの場合はつける先として適正でないので、選ぶことはできない({{CR|303.4f}})。
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− | ==脚注==
| + | *これ自体のコントローラーは、『最後に[[場]]に出した(戻した)』プレイヤーになる。 |
− | <references />
| + | *クリーチャーが[[墓地]]に落ちた理由は、このエンチャントは意識しない。 |
| + | 例えばこれがついているクリーチャーが[[恐怖/Terror]]や[[ダメージ]]で死んでも、これ自体の能力で『衰弱死』したとしても、これは再び場に戻ろうとする。 |
| + | **[[神の怒り/Wrath of God]]などでクリーチャーを一掃すれば、これはすぐに『プレイヤーに寄生』することになる。 |
| + | *クリーチャーが墓地に落ちなかった場合は、これは場に戻れない。 |
| + | [[ゲームから取り除く|バウンス]]されたり直接[[ゲームから取り除かれた]]場合などが該当する。 |
| + | *これが場に戻る際は、[[対象]]はとらない。 |
| + | なので、これが場に戻ったとき[[アンタッチャブル]]クリーチャーをエンチャント先として選ぶことが可能である。 |
| + | ただし、[[CR:212.4e|プロテクション]](黒)持ちなどの場合はエンチャント先として適正でないので、選ぶことはできない。([[CR 212.4e]]) |
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| ==参考== | | ==参考== |
− | *[[カード個別評価:レジェンド]] - [[アンコモン]]1 | + | *[[カード個別評価:オールドエキスパンション]] |
− | *[[カード個別評価:クロニクル]] - [[アンコモン]]3 | + | *[[カード個別評価:クロニクル]] |
− | *[[カード個別評価:Masters Edition 3]] - [[アンコモン]]
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