ラバイア/Rabiah

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'''ラバイア'''/''Rabiah''は、現実世界の[[アラビアンナイト]]を元にした、中世アラビアの雰囲気を持った[[次元/Plane]]。
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'''ラバイア'''/''Rabiah''は、現実世界の『[[Wikipedia:ja:千夜一夜物語|千夜一夜物語]]』を元にした、中世アラビアの雰囲気を持った[[次元/Plane]]。[[アラビアンナイト]]の舞台。
  
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==概要==
 
1001の世界の集合体で、それぞれが互いの分身である。アラビアンナイトの人物が[[伝説の|伝説]]でないのは、同一人物でも1001の異なる姿を持つためと説明される。多くの[[ジン]]や[[イフリート]]の住む次元でもある。
 
1001の世界の集合体で、それぞれが互いの分身である。アラビアンナイトの人物が[[伝説の|伝説]]でないのは、同一人物でも1001の異なる姿を持つためと説明される。多くの[[ジン]]や[[イフリート]]の住む次元でもある。
  
 
ラバイアでは、5人しか分身をもたない者が1人になる時、史上最強の魔術師が誕生する、と伝えられる。その宿命の人物が[[テイザー/Taysir]]である。分身を統合したテイザーは、長い間、最強の[[プレインズウォーカー/Planeswalker]]の名を欲しいままにした。
 
ラバイアでは、5人しか分身をもたない者が1人になる時、史上最強の魔術師が誕生する、と伝えられる。その宿命の人物が[[テイザー/Taysir]]である。分身を統合したテイザーは、長い間、最強の[[プレインズウォーカー/Planeswalker]]の名を欲しいままにした。
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==地名==
 
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*[[Bassorah|Bassorah(バッズーラ)]]
 
*[[Bassorah|Bassorah(バッズーラ)]]
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*[[Sana'a|Sana'a(サナー)]]
 
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*[[セレンディブ/Serendib]]
 
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==登場==
 
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*[[Arabian Nights on the World of MAGIC:the Gathering]](アメコミ版アラビアンナイト)
 
*[[Arabian Nights on the World of MAGIC:the Gathering]](アメコミ版アラビアンナイト)
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「Rabiah」は、[[ビジョンズ]]の[[スレイマンの遺産/Suleiman's Legacy]]と、続く[[第5版]]の[[魔術師の女王/Sorceress Queen]]の両方の[[フレイバー・テキスト]]で「ラバイア」と訳されている。
 
「Rabiah」は、[[ビジョンズ]]の[[スレイマンの遺産/Suleiman's Legacy]]と、続く[[第5版]]の[[魔術師の女王/Sorceress Queen]]の両方の[[フレイバー・テキスト]]で「ラバイア」と訳されている。
  
ただし、アメコミ版アラビアンナイトの巻末の発音ガイドで「RA-bee-ah」とされており、[[Pocket Players' Guide#第4版|ポケットプレイヤーズガイド日本語版]]では「ラービア」と発音ガイドと同じように翻訳されている。
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ただし、アメコミ版アラビアンナイトの巻末の発音ガイドで「RA-bee-ah」とされており、[[ポケットプレイヤーズガイド#第4版|ポケットプレイヤーズガイド日本語版]]では「ラービア」と発音ガイドと同じように翻訳されている。
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*ラバイア(Rabiah)はアラビア(Arahbia)の捩り(→[[アナグラム]])。
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==再訪可能性==
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[[Mark Rosewater]]によれば、ラバイアは[[本流のセット]]で再訪する可能性が最も低い次元である。これは、ラバイアが千夜一夜物語という既存の知的財産を「そのまま」使用しているため(著作権の有無は無関係)。次元は基本的に、モチーフに独自のひねりを加えた「[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]オリジナルの世界」でなければならないとされている。今後、アラビアンナイトと同じようなモチーフの[[カード・セット]]が作られる可能性はあるが、その場合は独自のひねりを加えた、ラバイアとは異なる次元が使われるだろうとのこと<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/rabiah-scale-part-2-2018-11-26 The Rabiah Scale, Part 2]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0031406/ ラバイア値 その2]([[Making Magic]] [[2018年]]11月26日 [[Mark Rosewater]]著 [[米村薫]]訳)</ref>。
  
*ラバイア(Rabiah)はアラビア(Arahbia)の捩り。
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*このような評価から、ラバイアは各次元の再訪可能性を示す'''ラバイア値'''/''The Rabiah Scale''の名前の由来となった。詳細は[[ラバイア値]]の項を参照。
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*再訪ではないものの、[[団結のドミナリア]]にて[[嵐の走者、ナジャル/Najal, the Storm Runner]]がラバイア出身として紹介された。
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*初期の小説や雑誌で触れられただけのマイナー次元まで登場した[[機械兵団の進軍]]&[[機械兵団の進軍統率者デッキ]]でもラバイアには触れられなかった。だがデザイン中には存在していた<ref>[https://mtg-jp.com/reading/mm/0036841/ バトルを選べ その1]([[Making Magic]] [[2023年]]4月10日)</ref>ので、再訪可能性は0ではないようである。
  
==その他==
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==脚注==
[[Mark Rosewater]]は、今までに登場した次元の中で最も再登場する可能性が低い次元としており[http://markrosewater.tumblr.com/post/153695283448/what-would-be-a-10-on-the-hypothetical-plane]、各次元が再登場する可能性を評価した値を'''ラバイア値'''/''The Rabiah Scale'' として発表している[http://markrosewater.tumblr.com/post/153826844168/the-rabiah-scale]。
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<references/>
  
 
==参考==
 
==参考==

2023年10月3日 (火) 03:09時点における最新版

ラバイア/Rabiahは、現実世界の『千夜一夜物語』を元にした、中世アラビアの雰囲気を持った次元/Planeアラビアンナイトの舞台。

目次

[編集] 概要

1001の世界の集合体で、それぞれが互いの分身である。アラビアンナイトの人物が伝説でないのは、同一人物でも1001の異なる姿を持つためと説明される。多くのジンイフリートの住む次元でもある。

ラバイアでは、5人しか分身をもたない者が1人になる時、史上最強の魔術師が誕生する、と伝えられる。その宿命の人物がテイザー/Taysirである。分身を統合したテイザーは、長い間、最強のプレインズウォーカー/Planeswalkerの名を欲しいままにした。

[編集] 地名

[編集] 登場

登場カード

[編集] 訳語

「Rabiah」は、ビジョンズスレイマンの遺産/Suleiman's Legacyと、続く第5版魔術師の女王/Sorceress Queenの両方のフレイバー・テキストで「ラバイア」と訳されている。

ただし、アメコミ版アラビアンナイトの巻末の発音ガイドで「RA-bee-ah」とされており、ポケットプレイヤーズガイド日本語版では「ラービア」と発音ガイドと同じように翻訳されている。

  • ラバイア(Rabiah)はアラビア(Arahbia)の捩り(→アナグラム)。

[編集] 再訪可能性

Mark Rosewaterによれば、ラバイアは本流のセットで再訪する可能性が最も低い次元である。これは、ラバイアが千夜一夜物語という既存の知的財産を「そのまま」使用しているため(著作権の有無は無関係)。次元は基本的に、モチーフに独自のひねりを加えた「マジックオリジナルの世界」でなければならないとされている。今後、アラビアンナイトと同じようなモチーフのカード・セットが作られる可能性はあるが、その場合は独自のひねりを加えた、ラバイアとは異なる次元が使われるだろうとのこと[1]

[編集] 脚注

  1. The Rabiah Scale, Part 2/ラバイア値 その2Making Magic 2018年11月26日 Mark Rosewater米村薫訳)
  2. バトルを選べ その1(Making Magic 2023年4月10日)

[編集] 参考

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