「予顕」を編集中

提供:MTG Wiki

移動: 案内, 検索
あなたはログインしていません。あなたのIPアドレスはこの項目の履歴に記録されます。
取り消しが可能です。 これが意図した操作であるか、下に表示されている差分を確認し、取り消しを確定させるために、変更を保存してください。
最新版 編集中の文章
3行: 3行:
 
|英名=Foretell
 
|英名=Foretell
 
|種別=[[常在型能力]]
 
|種別=[[常在型能力]]
|登場セット=[[カルドハイム]]<br/>[[カルドハイム統率者デッキ]]<br>[[統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦い統率者デッキ]]<br>[[Secret Lair Drop Series/2023年#Secret Lair x Dungeons & Dragons: Honor Among Thieves|Secret Lair x Dungeons & Dragons: Honor Among Thieves]]<br>[[ドクター・フー統率者デッキ]]
+
|登場セット=[[カルドハイム]]
 
|リーガル=legal
 
|リーガル=legal
 
}}
 
}}
 
+
'''予顕'''(よげん)/''Foretell''は、[[カルドハイム]]で登場した[[キーワード能力]]。これを持つ[[カード]]が[[手札]]にあるときに機能する[[常在型能力]]である。
'''予顕'''(よげん)/''Foretell''は、[[カルドハイム]]および[[カルドハイム統率者デッキ]]で登場した[[キーワード能力]]。これを持つ[[カード]]が[[手札]]にあるときに機能する[[常在型能力]]である。
+
 
+
 
{{#card:Doomskar}}
 
{{#card:Doomskar}}
{{#card:Poison the Cup}}
 
 
{{#card:Cosmos Charger}}
 
{{#card:Cosmos Charger}}
  
 
==定義==
 
==定義==
'''予顕''' [コスト]/''Foretell'' [コスト]は、「[[あなた]]が自分の[[ターン]]で[[優先権]]を持っているときならいつでも、あなたは「(2)を[[支払う|支払い]]、自分の手札からこのカードを[[裏向き]]に[[追放]]する。」を選んでもよい。そうしたなら、あなたはそのカードを[[見る|見て]]もよく、また、現在のターンを終了した後で、その[[呪文]]を、[[マナ・コスト]]ではなく、それが持ついずれかの予顕コストを支払って唱えてもよい。」を意味する。
+
'''予顕''' [[[コスト]]]/''Foretell'' [コスト]は、「[[あなた]]が自分の[[ターン]]で[[優先権]]を持っているときならいつでも、あなたは「(2)を[[支払う|支払い]]、自分の手札からこのカードを[[裏向き]]に[[追放]]する。」を選んでもよい。そうしたなら、あなたはそのカードを見てもよく、また、現在のターンを終了した後で、その[[呪文]]を、[[マナ・コスト]]ではなく、それが持ついずれかの予顕コストを支払って唱えてもよい。」を意味する。
  
 
予顕コストで呪文を唱えることは[[代替コスト]]のルールに従う。
 
予顕コストで呪文を唱えることは[[代替コスト]]のルールに従う。
  
カードを、それの予顕能力によって追放することを「予顕する」と呼ぶ。これは[[特別な処理]]であり、[[スタック]]を用いない。
+
カードを、それの予顕能力によって追放することは[[特別な処理]]であり、[[スタック]]を用いない。
  
 
==解説==
 
==解説==
[[Wikipedia:ja:北欧神話|北欧神話]]における、「予言された終末戦争([[Wikipedia:ja:ラグナロク|ラグナロク]])」をモチーフにした[[メカニズム]]。[[カルドハイム/Kaldheim#ドゥームスカール/Doomskar|ドゥームスカール/Doomskar]]によって別の[[カルドハイム/Kaldheim#領界/Realm|領界/Realm]]から迫りくる[[クリーチャー]]や事象、そしてそれらを予言する神託魔法を表している。[[カルドハイム統率者デッキ]]にも扱うカードが収録され、[[アルケミー:イニストラード]]でも再登場した。
+
北欧神話における予言された終末戦争、ラグナロクに当たる[[カルドハイム/Kaldheim#ドゥームスカール/Doomskar|ドゥームスカール/Doomskar]]によって別の領界迫りくるクリーチャーや事象、そしてそれを予言する神託魔法を表した[[メカニズム]]
 
+
[[カルドハイム]]では全[[色]]に存在する。[[カルドハイム統率者デッキ]]では[[白]]と[[青]]に存在し、[[幻影の前兆/Phantom Premonition]]の[[デッキ]]テーマとなっている。[[MTGアリーナ]]専用の[[アルケミー:イニストラード]]では、予顕した後のターン数を参照する[[狼の先触れ/Lupine Harbingers]]が登場した。
+
 
+
予顕を与えるカードとして[[夢貪り/Dream Devourer]]と[[天上の戦乙女/Ethereal Valkyrie]]と[[Edgin, Larcenous Lutenist]]、[[次元]]カードの[[ダリリアム星の歌う塔/Singing Towers of Darillium]]が、予顕することや予顕しているカードを参照するカードとして[[星界の神、アールンド/Alrund, God of the Cosmos]]、[[星界の軍馬/Cosmos Charger]]、[[カーフェルの先触れ/Karfell Harbinger]]、[[ニコ、運命に抗う/Niko Defies Destiny]]、[[恒久守護のラナール/Ranar the Ever-Watchful]]が存在する。
+
  
*予顕を持つカードの[[文章欄]]には予言を司る[[神]]、[[アールンド/Alrund]]の使者である鴉と[[カルドハイム/Kaldheim#シュタルンハイムの光/The Light of Starnheim|シュタルンハイムの光/The Light of Starnheim]]を象った[[透かし]]が印刷されている({{Gatherer|id=505118|カード画像}})。また、[[ブースターパック]]の[[トークン・カード]]の[[スロット]]からは、予顕したカードを表すための[[注釈カード]]が出現する。
+
予顕を持つカードは予顕コストが[[マナ・コスト]]より[[軽く]]分割払いの形で早い[[ターン]]に唱えられたり、あるいは合計のコストが増すが予顕で唱えることによって追加の[[効果]]を得られるようになっている。
*読みは「よげん」<ref>[https://twitter.com/mtgjp/status/1347242165190025221 @mtgjp](マジック日本公式Twitterアカウント 2021年1月8日)</ref>。
+
**類似した名前の[[能力]]に、[[ディセンション]]の[[予見]](よけん)/Forecastが存在する。
+
*後の[[サンダー・ジャンクションの無法者]]で登場した能力、[[計画]]のデザイン元になっている<ref>[https://magic.wizards.com/en/news/making-magic/outlaws-of-the-land-part-2 Outlaws of the Land, Part 2]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0037723/ この地の『無法者』 その2]([[Making Magic]] [[2024年]]4月1日 [[Mark Rosewater]]著)</ref>。
+
===特徴・利点===
+
予顕を持つカードは予顕コストが[[マナ・コスト]]より[[軽く]]「分割払い」の形で早い[[ターン]]に唱えられたり、あるいは合計のコストが増すが予顕で唱えることによって追加の[[効果]]を得られるようになっている。骨格としては[[祓い士の薬包/Dispeller's Capsule|薬包サイクル]]などの「[[置き]]○○」系に近く、発展型の一つと言えよう。
+
  
また、一旦手札から追放領域に置くという点も独特で、文字通り予顕呪文の存在を知らしめてしまうデメリットがある一方、手札から「逃がす」ことによって[[手札破壊]]への耐性が得られるメリットがある。加えて[[ブラフ]]やその読み合いの発生など、[[プレイング]]上の駆け引きが生じる点でもあり、こういった要素から[[変異]]にも近い。
+
カルドハイムでは全色に存在する。予顕を与えるカードとして[[夢貪り/Dream Devourer]]、予顕することや予顕しているカードを参照するカードとして[[星界の神、アールンド/Alrund, God of the Cosmos]][[星界の軍馬/Cosmos Charger]][[カーフェルの先触れ/Karfell Harbinger]]、[[ニコ、運命に抗う/Niko Defies Destiny]]が存在する。
  
その他のメリットとして、コストを分割払いできるので1ターンに複数回呪文を唱えることが狙いやすくなる。カルドハイムでは[[白黒]][[武勇の審判者、ファーヤ/Firja, Judge of Valor]]など各ターン[[2回目の行動を参照するカード|2回目の呪文を参照するカード]]が存在しており、[[リミテッド]]ではそれらとの相性も良好である。
+
*予顕を持つカードには予言を司る神、アールンドの使者であるワタリガラスの[[透かし]]がある。[[ブースターパック]]の広告カードの[[スロット]]からは、予顕したカードを表すためのマーカー・カードが出現する。
 +
*よみは「よげん」<ref>[https://twitter.com/mtgjp/status/1347242165190025221 @mtgjp](マジック日本公式Twitterアカウント 2021年1月8日)</ref>。
  
 
==ルール==
 
==ルール==
*予顕を持つカードを手札から追放することが「予顕する」であり、予顕した状態の呪文を予顕コストを支払って[[唱える]]ことは「唱える」である。
 
 
*予顕を持つカードの[[カード・タイプ]]にかかわらず、予顕することはあなたのターンの間であなたが優先権を持っているなら行うことができる。スタックも用いないため、あなたが予顕を行うことを宣言してからコストを支払いカードを追放するまで、プレイヤーが対応して何かを行うことはできない。
 
*予顕を持つカードの[[カード・タイプ]]にかかわらず、予顕することはあなたのターンの間であなたが優先権を持っているなら行うことができる。スタックも用いないため、あなたが予顕を行うことを宣言してからコストを支払いカードを追放するまで、プレイヤーが対応して何かを行うことはできない。
 
*追放されたカードを予顕コストで唱える場合は、通常の[[カード・タイプ]]などによる唱えるタイミングの許諾や制限に従わなければならない。あなたがクリーチャー・カードを予顕したのなら、通常それは次のあなたのターンの[[メイン・フェイズ]]になるまで唱えることはできない。
 
*追放されたカードを予顕コストで唱える場合は、通常の[[カード・タイプ]]などによる唱えるタイミングの許諾や制限に従わなければならない。あなたがクリーチャー・カードを予顕したのなら、通常それは次のあなたのターンの[[メイン・フェイズ]]になるまで唱えることはできない。
 
*プレイヤーは、追放領域にあり自分がオーナーである予顕されているカードが複数あるなら、それらのカードが互いに、また追放領域にあり自分がオーナーである裏向きの他のカードからも、容易に区別できるようにしておかなければならない。これには、それらのカードが追放領域に置かれた順番と、カードがカードに記されている予顕コスト以外の予顕コストを持っているならそれが分かるようにすることが含まれる。  
 
*プレイヤーは、追放領域にあり自分がオーナーである予顕されているカードが複数あるなら、それらのカードが互いに、また追放領域にあり自分がオーナーである裏向きの他のカードからも、容易に区別できるようにしておかなければならない。これには、それらのカードが追放領域に置かれた順番と、カードがカードに記されている予顕コスト以外の予顕コストを持っているならそれが分かるようにすることが含まれる。  
 
*プレイヤーがゲームから除外されたなら、そのプレイヤーがオーナーであり裏向きであり予顕されていたすべてのカードをすべてのプレイヤーに対して公開しなければならない。各ゲームの終了時に、裏向きで予顕されていたすべてのカードをすべてのプレイヤーに対して公開しなければならない。
 
*プレイヤーがゲームから除外されたなら、そのプレイヤーがオーナーであり裏向きであり予顕されていたすべてのカードをすべてのプレイヤーに対して公開しなければならない。各ゲームの終了時に、裏向きで予顕されていたすべてのカードをすべてのプレイヤーに対して公開しなければならない。
**これは[[変異]]と同様、適正なプレイであったことを証明するためのものである。
 
  
 
==脚注==
 
==脚注==

MTG Wikiへの全ての投稿は、他の利用者によって編集、変更、除去される可能性があります。 自信の投稿が他人によって遠慮なく編集されることを望まない場合は、ここには投稿しないでください。
また、投稿されるものは、自身によって書かれたものであるか、パブリック・ドメイン、またはそれに類するフリーな資料からの複製であることを約束してください(詳細はMTG Wiki:著作権を参照)。 著作権保護されている作品を、許諾なしに投稿してはいけません!

中止 | 編集の仕方 (新しいウィンドウが開きます)
MOBILE