「同型再版」を編集中

提供:MTG Wiki

移動: 案内, 検索
あなたはログインしていません。あなたのIPアドレスはこの項目の履歴に記録されます。
取り消しが可能です。 これが意図した操作であるか、下に表示されている差分を確認し、取り消しを確定させるために、変更を保存してください。
最新版 編集中の文章
1行: 1行:
'''同型再版'''(''Functionally Identical Reprint'')とは、以前作られた[[カード]]を、機能はそのままで[[カード名]]を変えて別の[[カード・セット]]に登場させること。なお、この訳は[[ホビージャパン]]社のコラムで用いられていたものであるが、日本語の文章に英語が混じると不自然なので、このWikiではこの訳語に統一して表記する。
+
'''同型再版'''(''Functionally Identical Reprint'')とは、以前作られた[[カード]]を、機能はそのままで[[カード名]]を変えて別の[[エキスパンション]]に登場させること。なお、この訳は[[ホビージャパン]]のコラムで用いられていたものであるが、日本語の文章に英語が混じると不自然なので、このWikiではこの訳語に統一して表記する。
  
{{#card:Cephalid Looter}}
 
{{#card:Reckless Scholar}}
 
 
==解説==
 
 
例を挙げると、以下のようなものが登場している。
 
例を挙げると、以下のようなものが登場している。
  
10行: 6行:
 
|-
 
|-
 
! style="background-color:#ddeeff" | 以前作られたカード  
 
! style="background-color:#ddeeff" | 以前作られたカード  
! style="background-color:#ffffff" rowspan="3" | →  
+
! style="background-color:#ffffff" rowspan="19" | →  
 
! style="background-color:#ffeedd" | 新たに作られたカード
 
! style="background-color:#ffeedd" | 新たに作られたカード
 
|-
 
|-
18行: 14行:
 
|}
 
|}
  
同型再版は、カード名や[[クリーチャー・タイプ]]がその[[次元/Plane]]の世界観に合わない場合などに、それを適切なものに変更するのが目的で作られる。この理由から、[[クリーチャー]]に対して同型再版と言う場合は、基本的にクリーチャー・タイプの違いを考慮しない。そのため同型再版であっても他のカードとの相互作用により[[カード]]の相対的な強さや役割が変化する場合もありうる。
+
同型再版は、カード名や[[クリーチャー・タイプ]]がその[[ブロック (総称)|ブロック]]の世界観に合わない場合などに、それを適切なものに変更するのが目的で作られる。この理由から、クリーチャーに対して同型再版と言う場合は、基本的にクリーチャー・タイプの違いを考慮しない。そのため同型再版であっても他のカードとの相互作用により[[カード]]の相対的な強さや役割が変化する場合もありうる。
 
+
上表の例で言えば、[[ゼンディカー/Zendikar]]には[[セファリッド]]という[[種族]]は存在しないし、[[ムーンフォーク|空民]]は[[神河/Kamigawa]]特有の種族名であり[[基本セット2010]]のデザイン方針にそぐわなかった。そのため、それぞれ同じ機能を持つカードを、セットのデザイン方針に沿う形にデザインし直したのである。
+
  
同型再版により、事実上同じカードを1つの[[デッキ]]に8枚、もしくはそれ以上入れられるようになることがある。そのため、5枚以上投入することによりある[[環境]]への影響が大きくなるようなカードについては、同型再版を作らないようにしている。これに関してもっとも失敗した例は、[[フィンドホーンのエルフ/Fyndhorn Elves]]だろう。これのせいで、当時の[[スタンダード]]では、事実上[[ラノワールのエルフ/Llanowar Elves]]を8枚入れることができたのである。
+
上表の例で言えば、[[ゼンディカー]]には[[セファリッド]]という[[種族]]は存在しないし、[[ムーンフォーク|空民]][[神河/Kamigawa]]特有の種族名であり[[基本セット2010]]のデザイン方針にそぐわなかった。そのため、それぞれ同じ機能を持つカードを、セットのデザイン方針に沿う形にデザインし直したのである。
  
また、4枚以下しか採用しない場合でも、同型再版カードの存在によって採用数を「散らす」事が可能になる。これは[[名前]]を指定して影響を及ぼすカードの存在を考慮してのものであり、[[翻弄する魔道士/Meddling Mage]]などの被害を軽くしたり、[[けちな贈り物/Gifts Ungiven]]などの利便性向上に期待できるが、逆に[[森の賢人/Wood Sage]]などを利用する場合は不利に働くため、デッキや[[メタゲーム]]に合わせて選択される。
+
同型再版により、事実上同じカードを1つの[[デッキ]]に8枚、もしくはそれ以上入れられるようになることがある。そのため、5枚以上投入することによりある環境への影響が大きくなるようなカードについては、同型再版を作らないようにしている。これに関してもっとも失敗した例は、[[Fyndhorn Elves]]だろう。これのせいで、当時の[[スタンダード]]では、事実上[[ラノワールのエルフ/Llanowar Elves]]を8枚入れることができたのである。
  
*クリーチャー・カード以外で[[サブタイプ]]が異なる場合は([[呪文タイプ]]の[[秘儀]]など)、同型再版とは呼ばないこともある。それらのサブタイプは、[[カード・セット]]固有の[[メカニズム]]に応じて作られることが多く、そのメカニズムによって元のカードと異なる働きを期待されているからだろう。
+
*クリーチャー・タイプは世界観と関係が深いため、[[クリーチャー]]に対する同型再版が比較的多い。
*[[ポータル三国志]]は世界観が他のセットとあまりに異なるために、同型再版が多いことで有名。[[基本セット2010]]でも、「西洋ファンタジー的世界観」に統一したカードデザインがなされ、多くの同型再版が作られた。
+
*クリーチャー・カード以外で[[サブタイプ]]が異なる場合は([[呪文タイプ]]の[[秘儀]]など)、同型再版とは呼ばないこともある。それらのサブタイプは、[[ブロック (総称)|ブロック]]固有のテーマに応じて作られることが多く、そのテーマによって元のカードと異なる働きを期待されているからだろう。
*[[統率者戦]]などの[[ハイランダー]]制[[フォーマット]]では同型再版カードの存在が一層貴重となる。
+
*[[基本セット2010]]では、「西洋ファンタジー的世界観」に統一したカードデザインがなされ、非常に多くの同型再版が作られた。
  
 
==参考==
 
==参考==
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/latest-developments/card-again-2004-08-06-0 That Card Again](Latest Developments [[2004年]]8月6日 [[Aaron Forsythe]]著)
+
*[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/daily/af26 あのカードをもう一度―アイスエイジの素晴らしき再版カードの使い方](Wizards社)
 
*[[再録]]
 
*[[再録]]
 
*[[確定再版]]
 
*[[確定再版]]
 
*[[用語集]]
 
*[[用語集]]

MTG Wikiへの全ての投稿は、他の利用者によって編集、変更、除去される可能性があります。 自信の投稿が他人によって遠慮なく編集されることを望まない場合は、ここには投稿しないでください。
また、投稿されるものは、自身によって書かれたものであるか、パブリック・ドメイン、またはそれに類するフリーな資料からの複製であることを約束してください(詳細はMTG Wiki:著作権を参照)。 著作権保護されている作品を、許諾なしに投稿してはいけません!

中止 | 編集の仕方 (新しいウィンドウが開きます)
MOBILE