「当事者カード」を編集中

提供:MTG Wiki

移動: 案内, 検索
あなたはログインしていません。あなたのIPアドレスはこの項目の履歴に記録されます。
取り消しが可能です。 これが意図した操作であるか、下に表示されている差分を確認し、取り消しを確定させるために、変更を保存してください。
最新版 編集中の文章
1行: 1行:
{| cellpadding="4" cellspacing="0" style="float: right; clear: right; margin: 0 0 1em 1em; border-collapse: collapse; border: 3px double #000;"
 
!align="center" style="margin: 0 0 1em 1em; border: 1px solid #000; background: #FAC;" |登場セット
 
|-
 
| align="center" style="margin: 0 0 1em 1em; border: 1px solid #000;" |[[エルドレインの王権]]<br>[[統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦い]]<br>[[Unfinity]]<br>[[エルドレインの森]]<br>[[ドクター・フー統率者デッキ]]<br>[[イクサラン:失われし洞窟]]<br>[[イクサラン:失われし洞窟統率者デッキ]]<br>[[カルロフ邸殺人事件]]<br>[[Fallout統率者デッキ]]
 
|}
 
 
'''当事者カード'''/''Adventurer Card''とは、[[エルドレインの王権]]初出の特殊なカード群の総称。
 
'''当事者カード'''/''Adventurer Card''とは、[[エルドレインの王権]]初出の特殊なカード群の総称。
  
15行: 10行:
 
[[あなた]]は当事者カードを[[唱える]]際、本体としてか、出来事として唱えるかを選ぶ。出来事として唱えることを選んだ場合、それは小枠に書かれた[[代替の特性]]のみを持つ呪文としてスタックに置かれる。出来事の解決に際して、あなたはそのカードを[[追放]]する。そのカードが追放されている限り、あなたはそれを本体として唱えてもよい。
 
[[あなた]]は当事者カードを[[唱える]]際、本体としてか、出来事として唱えるかを選ぶ。出来事として唱えることを選んだ場合、それは小枠に書かれた[[代替の特性]]のみを持つ呪文としてスタックに置かれる。出来事の解決に際して、あなたはそのカードを[[追放]]する。そのカードが追放されている限り、あなたはそれを本体として唱えてもよい。
  
エルドレインの王権では全色に存在し、いずれも本体はクリーチャーである。[[白]]と[[緑]]は出来事を持つクリーチャーに恩恵をもたらすカードを擁しており、当事者カード自体の数も少しだけ多い。他には出来事呪文をコピーする[[幸運のクローバー/Lucky Clover]]や、対策カードとして追放中の当事者カードを[[墓地]]に置いてしまう[[記憶盗み/Memory Theft]]が存在する。
+
エルドレインの王権では全色に存在し、いずれも本体はクリーチャーである。[[白]]と[[緑]]は出来事を持つクリーチャーに恩恵をもたらすカードを擁する。他には出来事呪文をコピーする[[幸運のクローバー/Lucky Clover]]や、対策カードとして追放中の当事者カードを[[墓地]]に置いてしまう[[記憶盗み/Memory Theft]]が存在する。
  
 
[[統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦い]]で再登場を果たすとともに、本体が[[アーティファクト]]の当事者カードも追加された。こちらでは[[青]]を含むカードに出来事呪文や追放[[領域]]・墓地の当事者カードを参照するものが存在する。
 
[[統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦い]]で再登場を果たすとともに、本体が[[アーティファクト]]の当事者カードも追加された。こちらでは[[青]]を含むカードに出来事呪文や追放[[領域]]・墓地の当事者カードを参照するものが存在する。
21行: 16行:
 
[[Unfinity]]でも[[アン・カード]]だが新規カードが1枚だけ登場した(→[[全冠のコロサス/Omniclown Colossus]])。[[アーティファクト・クリーチャー]]が本体となった当事者カードはこれが初である。
 
[[Unfinity]]でも[[アン・カード]]だが新規カードが1枚だけ登場した(→[[全冠のコロサス/Omniclown Colossus]])。[[アーティファクト・クリーチャー]]が本体となった当事者カードはこれが初である。
  
[[エルドレインの森]]では[[エンチャント]]や[[伝説のクリーチャー]]が本体のカードや、本体と出来事の[[色]]が異なるカードが初登場した。同セットでも全色に存在するが、青・赤・緑にやや多く割り当てられている。
+
[[エルドレインの森]]でも全色に存在し、[[エンチャント]]や[[伝説のクリーチャー]]が本体のカードが初登場した。また本体と出来事の[[色]]が異なるカードも登場した。
 
+
[[ドクター・フー統率者デッキ]]でも2枚だけだが登場している。うち1枚は本体が[[ソーサリー]]であり、本体がパーマネントでない当事者カードの初収録となった。
+
 
+
[[イクサラン:失われし洞窟]]では[[エルドレイン/Eldraine]]からの来訪者である[[ケラン/Kellan]]を表すために[[勇敢な旅人、ケラン/Kellan, Daring Traveler]]1枚のみ登場している。[[イクサラン:失われし洞窟統率者デッキ]]でも登場した。
+
 
+
[[カルロフ邸殺人事件]]でもイクサラン:失われし洞窟から引き続きケランを表すカードとして単体で登場している。
+
  
 
*[[Heroes of the Realm]]や[[ホリデーギフトカード]]といった関係者専用の使用不可カードにもいくつか使用されている。中でも[[Champions of Archery]]はエルドレインの森よりも早く伝説のクリーチャーを本体にした当事者カードである。
 
*[[Heroes of the Realm]]や[[ホリデーギフトカード]]といった関係者専用の使用不可カードにもいくつか使用されている。中でも[[Champions of Archery]]はエルドレインの森よりも早く伝説のクリーチャーを本体にした当事者カードである。
39行: 28行:
  
 
*「出来事を持つ」とは、代替の特性を適用しているかに関わらず、それを持っている[[オブジェクト]]の事を指す。
 
*「出来事を持つ」とは、代替の特性を適用しているかに関わらず、それを持っている[[オブジェクト]]の事を指す。
*[[統率者戦]]の[[固有色]]を決定する際には、出来事部分も考慮する({{CR|903.4e}})。
 
  
 
===当事者カードを唱える===
 
===当事者カードを唱える===
あなたが当事者カードを唱える場合、まず本体か出来事、どちらとして唱えるかを選択してから唱え始める。そのカードを唱えることを許諾したり制限するルールや効果は、選択後の特性のみを見て判断される({{CR|601.3e}})。[[カード・タイプ]]や[[マナ・コスト]]が変化するため、他のカードとの相互作用がややこしいため注意(→[[唱えてもよい]])。
+
あなたが当事者カードを唱える場合、まず本体か出来事、どちらとして唱えるかを選択してから唱え始める。そのカードを唱えることを許諾したり制限するルールや効果は、選択後の特性のみを見て判断される({{CR|601.3e}})。[[カード・タイプ]]や[[マナ・コスト]]が変化するため、他のカードとの相互作用がややこしいため注意。
  
 
*「あなたのライブラリーの一番上からクリーチャー呪文を唱えてもよい。」を持つ[[ガラクの大軍/Garruk's Horde]]があるとき、ライブラリーの一番上が[[巨人落とし/Giant Killer]]であった場合、あなたはそれを巨人落としとして唱えることはできるが、インスタントである切り落としとして唱えることはできない。「あなたはあなたのライブラリーの一番上からインスタントやソーサリーである呪文を唱えてもよい。」である[[イゼットの模範、メーレク/Melek, Izzet Paragon]]の場合は逆となり、巨人落としとしてそのカードを唱えることはできないが、切り落としとしては唱えることができる。
 
*「あなたのライブラリーの一番上からクリーチャー呪文を唱えてもよい。」を持つ[[ガラクの大軍/Garruk's Horde]]があるとき、ライブラリーの一番上が[[巨人落とし/Giant Killer]]であった場合、あなたはそれを巨人落としとして唱えることはできるが、インスタントである切り落としとして唱えることはできない。「あなたはあなたのライブラリーの一番上からインスタントやソーサリーである呪文を唱えてもよい。」である[[イゼットの模範、メーレク/Melek, Izzet Paragon]]の場合は逆となり、巨人落としとしてそのカードを唱えることはできないが、切り落としとしては唱えることができる。
 
*[[X]]=1の[[雷電支配/Electrodominance]]では、手札の[[亜麻色の侵入者/Flaxen Intruder]]をクリーチャーとして唱えることは出来るが、[[マナ総量]]が7となるおかえりなさい/Welcome Homeとしては唱えることはできない。
 
*[[X]]=1の[[雷電支配/Electrodominance]]では、手札の[[亜麻色の侵入者/Flaxen Intruder]]をクリーチャーとして唱えることは出来るが、[[マナ総量]]が7となるおかえりなさい/Welcome Homeとしては唱えることはできない。
 
*あくまでそのカードが特定の特性である場合唱えてもよい、という時の問題なので[[約束の終焉/Finale of Promise]]や[[炎の侍祭、チャンドラ/Chandra, Acolyte of Flame]]などインスタントやソーサリーを[[対象]]としてそれを唱えさせる効果ではクリーチャーである当事者カードを対象に選ぶことはできない。
 
*あくまでそのカードが特定の特性である場合唱えてもよい、という時の問題なので[[約束の終焉/Finale of Promise]]や[[炎の侍祭、チャンドラ/Chandra, Acolyte of Flame]]などインスタントやソーサリーを[[対象]]としてそれを唱えさせる効果ではクリーチャーである当事者カードを対象に選ぶことはできない。
*当事者カードを[[統率者]]に指定しているなら、本体/出来事のどちらで唱えたかに関係なく、[[統率]]領域から1回唱えるごとに[[統率者税]]が増える。
 
  
 
===出来事呪文===
 
===出来事呪文===
58行: 45行:
 
*通常はこれにより追放された当事者カードを再度出来事として唱えることはできないが、他の効果により出来事として唱えることができるようになる場合はあり得る。
 
*通常はこれにより追放された当事者カードを再度出来事として唱えることはできないが、他の効果により出来事として唱えることができるようになる場合はあり得る。
 
*スタック上の出来事呪文が[[コピー]]される場合、代替の特性が[[コピー可能な値]]としてコピーされる。本体としての特性はコピーされない。解決に際してコピーも追放されるが、カードで無いなら[[状況起因処理]]で消滅する。
 
*スタック上の出来事呪文が[[コピー]]される場合、代替の特性が[[コピー可能な値]]としてコピーされる。本体としての特性はコピーされない。解決に際してコピーも追放されるが、カードで無いなら[[状況起因処理]]で消滅する。
*当事者カードが統率者であるなら、出来事呪文も統率者である({{CR|903.3}})。[[フェイの血筋のケラン/Kellan, the Fae-Blooded]]が統率者なら、その出来事の[[生まれつきの加護/Birthright Boon]]は[[炎族の伝令/Flamekin Herald]]の能力を誘発させる。
 
  
 
==その他==
 
==その他==
 
*エルドレインの王権およびエルドレインの森の[[トークン・カード]]には、追放中の出来事カードを示しておくための「進行中の出来事/On an Adventure」の[[補助カード]]が存在する<ref>[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0033092/ 『エルドレインの王権』のトークン]([[Daily MTG]] 2019年9月19日)</ref><ref>[https://magic.wizards.com/en/news/card-preview/the-tokens-of-wilds-of-eldraine The Tokens of Wilds of Eldraine]/[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0037172/ 『エルドレインの森』のトークン]([[Daily MTG]] [[2023年]]8月24日 [[Jubilee Finnegan]]著)</ref>。
 
*エルドレインの王権およびエルドレインの森の[[トークン・カード]]には、追放中の出来事カードを示しておくための「進行中の出来事/On an Adventure」の[[補助カード]]が存在する<ref>[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0033092/ 『エルドレインの王権』のトークン]([[Daily MTG]] 2019年9月19日)</ref><ref>[https://magic.wizards.com/en/news/card-preview/the-tokens-of-wilds-of-eldraine The Tokens of Wilds of Eldraine]/[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0037172/ 『エルドレインの森』のトークン]([[Daily MTG]] [[2023年]]8月24日 [[Jubilee Finnegan]]著)</ref>。
 
**統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦いは新規の当事者カードが多数収録されているが、進行中の出来事は収録されていない<ref>[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0036096/ 『統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦い』のトークン](Card Preview [[2022年]]6月2日 [[Kendall Pepple]]著)</ref>。
 
**統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦いは新規の当事者カードが多数収録されているが、進行中の出来事は収録されていない<ref>[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0036096/ 『統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦い』のトークン](Card Preview [[2022年]]6月2日 [[Kendall Pepple]]著)</ref>。
*[[ルール・テキスト]]中では「当事者カード/Adventurer Card」という表現は使われておらず、「出来事を持つ○○/○○ that have an Adventure」の形で表記されている。
 
 
*エルドレインの王権のすべての当事者カードには[[ショーケース・フレーム]]版が存在する。エルドレインの森では[[レア]]以上のものにのみ存在する。
 
*エルドレインの王権のすべての当事者カードには[[ショーケース・フレーム]]版が存在する。エルドレインの森では[[レア]]以上のものにのみ存在する。
 
*Adventurer単独では「当事者」という意味を持たない。Adventureが「出来事」と訳されたことを踏まえてこの訳語に決まったのだと思われる。
 
*Adventurer単独では「当事者」という意味を持たない。Adventureが「出来事」と訳されたことを踏まえてこの訳語に決まったのだと思われる。
 
**[[統治者]](とうちしゃ)との混同に注意。
 
**[[統治者]](とうちしゃ)との混同に注意。
 
*エルドレインの王権の時は本体がクリーチャーのものしか存在しなかったため「当事者」および"Adventurer"(冒険者)という名称も自然であったが、後に本体が無生物のものが追加されたため、やや違和感のあるネーミングになってしまった。公式記事でもこの点に突っ込まれている<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/commander-legends-battle-baldurs-gate-mechanics-2022-05-18 Commander Legends: Battle for Baldur's Gate Mechanics]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/0036059/ 『統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦い』のメカニズム](Feature [[2022年]]5月18日 [[Jess Dunks]]著)</ref>。
 
*エルドレインの王権の時は本体がクリーチャーのものしか存在しなかったため「当事者」および"Adventurer"(冒険者)という名称も自然であったが、後に本体が無生物のものが追加されたため、やや違和感のあるネーミングになってしまった。公式記事でもこの点に突っ込まれている<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/commander-legends-battle-baldurs-gate-mechanics-2022-05-18 Commander Legends: Battle for Baldur's Gate Mechanics]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/0036059/ 『統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦い』のメカニズム](Feature [[2022年]]5月18日 [[Jess Dunks]]著)</ref>。
 +
*[[エルドレインの森]]現在では本体が[[パーマネント]]のものしか存在しないが、[[総合ルール]]上の定義では[[カード・タイプ]]に制約はない。
  
 
==脚注==
 
==脚注==

MTG Wikiへの全ての投稿は、他の利用者によって編集、変更、除去される可能性があります。 自信の投稿が他人によって遠慮なく編集されることを望まない場合は、ここには投稿しないでください。
また、投稿されるものは、自身によって書かれたものであるか、パブリック・ドメイン、またはそれに類するフリーな資料からの複製であることを約束してください(詳細はMTG Wiki:著作権を参照)。 著作権保護されている作品を、許諾なしに投稿してはいけません!

中止 | 編集の仕方 (新しいウィンドウが開きます)
MOBILE