磁力の山/Magnetic Mountain
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
(→オラクルの変遷) |
|||
(1人の利用者による、間の1版が非表示) | |||
4行: | 4行: | ||
*これの[[能力]]は[[誘発型能力]]なので、1クリーチャーにつき1[[ターン]](正確には1つの[[アップキープ・ステップ]])に1回しかアンタップするチャンスはない。 | *これの[[能力]]は[[誘発型能力]]なので、1クリーチャーにつき1[[ターン]](正確には1つの[[アップキープ・ステップ]])に1回しかアンタップするチャンスはない。 | ||
− | *[[Wikipedia:ja:千夜一夜物語|千夜一夜物語]]の「第三の托鉢僧の話」に登場する磁石の山が元となっている(→[ | + | *[[Wikipedia:ja:千夜一夜物語|千夜一夜物語]]の「第三の托鉢僧の話」に登場する磁石の山が元となっている(→[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/magic-naming-arabian-nights-2002-08-09 Magic: The Naming--Arabian Nights]参照)。 |
*[[第5版]]では「青に対する必要性がない。[[色対策カード]]は[[アンコモン]]に移す」という理由で収録されなかった(Taming the Flames([[Duelist]]誌17号の記事))。 | *[[第5版]]では「青に対する必要性がない。[[色対策カード]]は[[アンコモン]]に移す」という理由で収録されなかった(Taming the Flames([[Duelist]]誌17号の記事))。 | ||
==オラクルの変遷== | ==オラクルの変遷== | ||
− | [[アラビアンナイト]]版では、通常のアンタップを無効にし、[[アンタップ・フェイズ]]の間に他のアンタップに必要な[[コスト]]に加え(4)を[[支払う]]ことでアンタップできるようにする能力であった。[[ | + | [[アラビアンナイト]]版では、通常のアンタップを無効にし、[[アンタップ・フェイズ]]の間に他のアンタップに必要な[[コスト]]に加え(4)を[[支払う]]ことでアンタップできるようにする能力であった。[[リバイズド]]・[[第4版]]でも、タイミングが[[アップキープ]]に変わっただけで、他は同様の機能であった。 |
− | + | [[1999年]]9月頃の[[オラクル]]更新で、アンタップさせる能力は「青のクリーチャーは『あなたのアップキープの開始時に、あなたは(4)を支払ってもよい。そうした場合、このクリーチャーをアンタップする』を持つ」に変更された。 | |
− | + | [[2001年]]8月のオラクル更新で、アンタップさせる能力は「青のクリーチャーは『(4):このクリーチャーをアンタップする。この能力は、あなたのアップキープの間にのみ[[起動]]できる』を持つ」と[[起動型能力]]を与える形に変更された。この変更により、十分なマナがあれば、アップキープの間に何度もアンタップできるメリットが生まれていた。しかし、[[2006年]]1月のオラクル更新で1999年9月頃の[[ルール文章]]に戻され、このメリットは失われることになる。 | |
− | + | そして[[2008年]]7月11日のオラクル更新で、現在の[[能力]]を与えない形へと変更された。 | |
==参考== | ==参考== |
2019年1月8日 (火) 06:51時点における最新版
Magnetic Mountain / 磁力の山 (1)(赤)(赤)
エンチャント
エンチャント
青のクリーチャーは、それらのコントローラーのアンタップ・ステップにアンタップしない。
各プレイヤーのアップキープの開始時に、そのプレイヤーは自分がコントロールするタップ状態の青のクリーチャーを望む数だけ選び、この方法で選ばれたクリーチャー1体につき(4)を支払ってもよい。そのプレイヤーがそうした場合、それらのクリーチャーをアンタップする。
赤の青対策カードの1つ。青クリーチャーは4マナ支払わなければアンタップできない。
- これの能力は誘発型能力なので、1クリーチャーにつき1ターン(正確には1つのアップキープ・ステップ)に1回しかアンタップするチャンスはない。
- 千夜一夜物語の「第三の托鉢僧の話」に登場する磁石の山が元となっている(→Magic: The Naming--Arabian Nights参照)。
- 第5版では「青に対する必要性がない。色対策カードはアンコモンに移す」という理由で収録されなかった(Taming the Flames(Duelist誌17号の記事))。
[編集] オラクルの変遷
アラビアンナイト版では、通常のアンタップを無効にし、アンタップ・フェイズの間に他のアンタップに必要なコストに加え(4)を支払うことでアンタップできるようにする能力であった。リバイズド・第4版でも、タイミングがアップキープに変わっただけで、他は同様の機能であった。
1999年9月頃のオラクル更新で、アンタップさせる能力は「青のクリーチャーは『あなたのアップキープの開始時に、あなたは(4)を支払ってもよい。そうした場合、このクリーチャーをアンタップする』を持つ」に変更された。
2001年8月のオラクル更新で、アンタップさせる能力は「青のクリーチャーは『(4):このクリーチャーをアンタップする。この能力は、あなたのアップキープの間にのみ起動できる』を持つ」と起動型能力を与える形に変更された。この変更により、十分なマナがあれば、アップキープの間に何度もアンタップできるメリットが生まれていた。しかし、2006年1月のオラクル更新で1999年9月頃のルール文章に戻され、このメリットは失われることになる。
そして2008年7月11日のオラクル更新で、現在の能力を与えない形へと変更された。