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| 巨大隕石を落下させ、[[土地]]1つとほとんどの[[クリーチャー]]や[[プレインズウォーカー]]を吹き飛ばす豪快極まる[[ソーサリー]]。 | | 巨大隕石を落下させ、[[土地]]1つとほとんどの[[クリーチャー]]や[[プレインズウォーカー]]を吹き飛ばす豪快極まる[[ソーサリー]]。 |
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− | [[イクサランの相克]]時点で20点の[[ダメージ]]に素の[[タフネス]]で耐えられる[[クリーチャー]]は([[キヅタの精霊/Ivy Elemental]]など可変のものや[[アン・カード]]を除けば)存在せず、[[再生]]・[[破壊不能]]・[[プロテクション]]などの数値を問わない[[除去耐性]]を持っていない限りほぼ助からない。プレインズウォーカーも21以上の[[忠誠度]]を持て余していることはまずないだろう。 | + | [[イクサラン]]時点で20点の[[ダメージ]]に[[タフネス]]で耐えられる[[クリーチャー]]はほぼ存在せず、[[再生]]・[[破壊不能]]・[[プロテクション]]などの数値を問わない[[除去耐性]]を持っていない限り助からない。[[プレインズウォーカー]]も21以上の[[忠誠度]]を持て余していることはまずないだろう。 |
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− | 20点ものダメージに目が行きがちだが、[[ルール文章]]上は土地1つを[[対象]]にした、単一の対象を取る[[呪文]]である。[[土地破壊]][[呪文]]としては[[重い|重く]]効果もささやかなため、土地の破壊は「隕石の落下」という[[フレイバー]]を表現したおまけ程度ではあるものの、対象の土地が[[戦場を離れる]]と[[立ち消え]]になることを忘れないように。[[愚蒙の記念像/Memorial to Folly]]など[[生け贄に捧げる|生け贄に捧げて]]逃げられるものを狙わないのは当然として、[[ミシュラランド]]も処分方法が多いため危ない。場合によっては自分の土地を犠牲にすることも考えよう。
| + | 土地も壊せるが[[土地破壊]][[呪文]]としては遅すぎるためおまけ程度。「落下地点」の雰囲気を作るための効果とみるべきか。ただし、[[対象]]となった土地を[[生け贄]]に捧げられると[[立ち消え]]になることを忘れないように。場合によっては自分の土地を犠牲にすることも考えよう。 |
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− | 登場時の[[スタンダード]]ではより軽くて使いやすい[[破滅の刻/Hour of Devastation]]が強力なライバル。もう2[[マナ]]出してでも20点欲しいという局面はほぼないためあまり採用されることはなかったが、[[ローテーション]]により[[赤]]の[[全体除去]]の選択肢が減ったことと、[[黒緑ビートダウン#イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド期|ゴルガリ・ミッドレンジ]]の台頭により相対する機会の増えた[[殺戮の暴君/Carnage Tyrant]]への対抗手段として、[[青赤コントロール]]や[[トリコロール#イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド期|ジェスカイ・コントロール]]などで採用される事が増えた。[[秘宝探究者、ヴラスカ/Vraska, Relic Seeker]]と[[ゴルガリの女王、ヴラスカ/Vraska, Golgari Queen]]のダブル[[ヴラスカ]]に[[ビビアン・リード/Vivien Reid]]まで多数のプレインズウォーカーを並べることがあるので、それらもまとめて一掃することができる。
| + | [[スタンダード]]ではより軽くて使いやすい[[破滅の刻/Hour of Devastation]]が強力なライバル。ダメージが5点では足りない、もう2[[マナ]]出してでも20点欲しいという局面は限られる。自分で破壊不能持ちのクリーチャーを使うなどして差別化したい。 |
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| *[[シヴ山の隕石/Shivan Meteor]]を作るときに検討されたという「20点ダメージ」が十年の時を経てついに登場したことになる。 | | *[[シヴ山の隕石/Shivan Meteor]]を作るときに検討されたという「20点ダメージ」が十年の時を経てついに登場したことになる。 |
− | *スタンダードでは[[真火の隊長/Truefire Captain]]、[[モダン]]以下では[[ボロスの反攻者/Boros Reckoner]]や[[ぬいぐるみ人形/Stuffy Doll]]との[[コンボ]]にロマンがある。もちろん対戦相手がこれらを[[コントロール]]していたら[[友情コンボ]]でこちらが消し飛ぶ。 | + | *[[モダン]]以下では[[ボロスの反攻者/Boros Reckoner]]や[[ぬいぐるみ人形/Stuffy Doll]]との[[コンボ]]にロマンがある。もちろん対戦相手がこれらを[[コントロール]]していたら[[友情コンボ]]でこちらが消し飛ぶ。 |
− | *このダメージでも[[B.F.M.(Big Furry Monster)]]なら余裕で耐えられる。 | + | *このダメージでも[[B.F.M.(Big Furry Monster) ]]なら余裕で耐えられる。 |
− | | + | *これはストーリー上の現在の場面ではなく、かつて不滅の太陽を手にした太陽帝国の皇帝が悪しき目的のために使用した結果を描いている。カード名とは裏腹に、このとき恐竜たちは絶滅していない。<ref>[http://mtg-jp.com/reading/translated/ur/0019845/ 『イクサラン』ストーリー・10の気になる疑問]</ref> |
− | ==ストーリー==
| + | **現実の地球においては、約6550万年前に現在のメキシコに落下した巨大隕石が恐竜などの大量絶滅のきっかけとなったという説がある。このカードのモチーフだろう。 |
− | これはストーリー上の現在の場面ではなく、かつて[[不滅の太陽/The Immortal Sun (ストーリー)|不滅の太陽/The Immortal Sun]]を手にした[[太陽帝国/The Sun Empire]]の皇帝[[イクサランのその他のキャラクター#アパゼク・イントリ/Apatzec Intli|アパゼク・イントリ/Apatzec Intli]]が悪しき目的のためにその力を使用した結果を描いている。[[カード名]]とは裏腹に、このとき[[恐竜]]たちは絶滅していない<ref>[https://web.archive.org/web/20220123041826/https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/ten-burning-questions-ixalan-story-2017-10-25 Ten Burning Questions from the Ixalan Story(Internet Archive)]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/0019845/ 『イクサラン』ストーリー・10の気になる疑問](Feature 2017年10月25日 [[Chas Andres]]著)</ref>。
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− | その後、不滅の太陽は太陽帝国に失望した[[アゾール/Azor]]によって持ち去られ、[[川守り/The River Heralds]]の手に渡り、[[イクサラン/Ixalan#.E3.82.AA.E3.83.A9.E3.83.BC.E3.82.BA.E3.82.AB.2FOrazca|オラーズカ/Orazca]]に封印されることになる。
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− | *現実の地球においては、約6550万年前に現在のメキシコに落下した巨大隕石が恐竜などの大量絶滅のきっかけとなったという説がある。このカードのモチーフだろう。 | + | |
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| ==参考== | | ==参考== |
| <references /> | | <references /> |
− | *[[土地破壊カード]]([[機能別カードリスト]]) | + | *[[土地破壊カード]] |
| *[[カード個別評価:イクサラン]] - [[神話レア]] | | *[[カード個別評価:イクサラン]] - [[神話レア]] |
− | *[[カード個別評価:統率者マスターズ]] - [[レア]]
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