-1/-1カウンター

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(状況起因処理による +1/+1、-1/-1 カウンターの相殺は 704.5q なので修正)
 
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'''-1/-1カウンター'''(''-1/-1 Counter'')は[[+X/+Yカウンター]]の一つ。
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'''-1/-1カウンター'''/''-1/-1 Counter''は[[+X/+Yカウンター]]の一つ。
  
初登場は[[アラビアンナイト]]と非常に古いが、その後複数の種類の+X/+Yカウンターがあると紛らわしいということで[[+1/+1カウンター]]以外の+X/+Yカウンターは基本的に使われないことになり、-1/-1カウンターも[[トーメント]]で[[よろめく大群/Shambling Swarm]]が用いたのを最後に長い間使われなかった。
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*しかも、よろめく大群の-1/-1カウンターは「[[ターン終了時に]]取り除かれるから」ということで例外的に使用が認められたものであり、それを抜かすと[[メルカディアン・マスクス]]の[[泥沼のヤツメウナギ/Quagmire Lamprey]]で用いられたのが最後になる。
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初登場は[[アラビアンナイト]]と非常に古いが、その後複数の種類の+X/+Yカウンターがあると紛らわしいということで[[+1/+1カウンター]]以外の+X/+Yカウンターは基本的に使われないことになり、-1/-1カウンターも[[トーメント]]で[[よろめく大群/Shambling Swarm]]が用いたのを最後に長い間使われなかった。しかも、よろめく大群の-1/-1カウンターは「[[終了ステップ|ターン終了時]]に取り除かれるから」ということで例外的に使用が認められたものであり、それを除くと[[メルカディアン・マスクス]]の[[泥沼のヤツメウナギ/Quagmire Lamprey]]で用いられたのが最後になる。
  
 
だが、[[時のらせん]]発売に際して行われた[[総合ルール]]変更で、+1/+1カウンターと-1/-1カウンターを相殺するルール(詳しくは下記参照)が追加され紛らわしさが解消し、[[タイムシフト#時のらせんのタイムシフト|時のらせんのタイムシフト]]で[[巨大カキ/Giant Oyster]]、[[不安定性突然変異/Unstable Mutation]]、[[鋸刃の矢/Serrated Arrows]]の3枚が[[再録]]されたことにより再登場を果たした。
 
だが、[[時のらせん]]発売に際して行われた[[総合ルール]]変更で、+1/+1カウンターと-1/-1カウンターを相殺するルール(詳しくは下記参照)が追加され紛らわしさが解消し、[[タイムシフト#時のらせんのタイムシフト|時のらせんのタイムシフト]]で[[巨大カキ/Giant Oyster]]、[[不安定性突然変異/Unstable Mutation]]、[[鋸刃の矢/Serrated Arrows]]の3枚が[[再録]]されたことにより再登場を果たした。
  
さらに後の[[シャドウムーア・ブロック]]ではテーマの一つにもなっている。
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さらに後の[[シャドウムーア・ブロック]]、[[ミラディンの傷跡ブロック]]、[[アモンケット・ブロック]]ではテーマの一つにもなっている。同じブロック内で[[+1/+1カウンター]]と-1/-1カウンターを扱うカードを混在させないという方針により、これらのブロックは+1/+1カウンターを扱うカードは存在しない。
  
*+1/+1カウンターと-1/-1カウンターを同じパーマネントの上に乗ると、それらのうち少ない方と同じ個数だけ双方が取り除かれる。これは[[状況起因効果]]である。
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*+1/+1カウンターと-1/-1カウンターが同じパーマネントの上に乗ると、それらのうち少ない方と同じ個数だけ双方が取り除かれる({{CR|704.5q}})。これは[[状況起因処理]]である。
 
**例えば、+1/+1カウンターが2個、-1/-1カウンターが3個乗ると、両方が2個ずつ取り除かれて-1/-1カウンター1個だけが残る。
 
**例えば、+1/+1カウンターが2個、-1/-1カウンターが3個乗ると、両方が2個ずつ取り除かれて-1/-1カウンター1個だけが残る。
**このルールはこれら以外のカウンター([[+1/+0カウンター]]と[[-1/-0カウンター]]など)には適用されない。
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**このルールはこれら以外の+X/+Yカウンター([[+1/+0カウンター]]と[[-1/-0カウンター]]など)には適用されない。
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==シャドウムーア・ブロック以前で-1/-1カウンターを利用するカード==
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*[[不安定性突然変異/Unstable Mutation]]
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*[[Thelon's Chant]]
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*[[Tourach's Chant]]
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*[[Skeleton Ship]]
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*[[巨大カキ/Giant Oyster]]
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*[[Retribution]]
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*[[鋸刃の矢/Serrated Arrows]]
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*[[拷問/Torture]]([[シャドウムーア]]にも再録されている)
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*[[Misfortune]]
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*[[Wandering Mage]]
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*[[夜の先駆け/Harbinger of Night]]
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*[[苔男/Lichenthrope]]
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*[[マトピー・ゴーレム/Matopi Golem]]
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*[[アボロス/Aboroth]]
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*[[ギザギザ・バイスケリオン/Serrated Biskelion]]
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*[[熱病のけいれん/Fevered Convulsions]]
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*[[分節ワーム/Segmented Wurm]]
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*[[泥沼のヤツメウナギ/Quagmire Lamprey]]
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*[[よろめく大群/Shambling Swarm]]
  
==-1/-1カウンターを利用する主なカード・能力==
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==-1/-1カウンターを利用する主な[[能力]]==
 
*[[萎縮]]
 
*[[萎縮]]
 
*[[頑強]]
 
*[[頑強]]
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*[[感染]]
  
 
==参考==
 
==参考==

2020年3月15日 (日) 01:04時点における最新版

-1/-1カウンター/-1/-1 Counter+X/+Yカウンターの一つ。


Torture / 拷問 (黒)
エンチャント — オーラ(Aura)

エンチャント(クリーチャー)
(1)(黒):エンチャントされているクリーチャーの上に-1/-1カウンターを1個置く。



Sickle Ripper / 鎌の切り裂き魔 (1)(黒)
クリーチャー — エレメンタル(Elemental) 戦士(Warrior)

萎縮(これはクリーチャーに-1/-1カウンターの形でダメージを与える。)

2/1

初登場はアラビアンナイトと非常に古いが、その後複数の種類の+X/+Yカウンターがあると紛らわしいということで+1/+1カウンター以外の+X/+Yカウンターは基本的に使われないことになり、-1/-1カウンターもトーメントよろめく大群/Shambling Swarmが用いたのを最後に長い間使われなかった。しかも、よろめく大群の-1/-1カウンターは「ターン終了時に取り除かれるから」ということで例外的に使用が認められたものであり、それを除くとメルカディアン・マスクス泥沼のヤツメウナギ/Quagmire Lampreyで用いられたのが最後になる。

だが、時のらせん発売に際して行われた総合ルール変更で、+1/+1カウンターと-1/-1カウンターを相殺するルール(詳しくは下記参照)が追加され紛らわしさが解消し、時のらせんのタイムシフト巨大カキ/Giant Oyster不安定性突然変異/Unstable Mutation鋸刃の矢/Serrated Arrowsの3枚が再録されたことにより再登場を果たした。

さらに後のシャドウムーア・ブロックミラディンの傷跡ブロックアモンケット・ブロックではテーマの一つにもなっている。同じブロック内で+1/+1カウンターと-1/-1カウンターを扱うカードを混在させないという方針により、これらのブロックは+1/+1カウンターを扱うカードは存在しない。

  • +1/+1カウンターと-1/-1カウンターが同じパーマネントの上に乗ると、それらのうち少ない方と同じ個数だけ双方が取り除かれる(CR:704.5q)。これは状況起因処理である。
    • 例えば、+1/+1カウンターが2個、-1/-1カウンターが3個乗ると、両方が2個ずつ取り除かれて-1/-1カウンター1個だけが残る。
    • このルールはこれら以外の+X/+Yカウンター(+1/+0カウンター-1/-0カウンターなど)には適用されない。

[編集] シャドウムーア・ブロック以前で-1/-1カウンターを利用するカード

[編集] -1/-1カウンターを利用する主な能力

[編集] 参考

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