City of Shadows

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元祖貯蔵(storage)[[カウンター]]を使用する[[土地]]。
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[[貯蔵カウンター]]を使用する[[土地]]。[[タップ]]で貯蔵カウンター分の[[マナ]]を生産できるが、[[カウンター (目印)|カウンター]]を置く条件がきついため効率がかなり悪い。
[[ザ・ダーク]]のカードなので、[[蓄積ランド]]よりも古いということになる。
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しかしその能力はあまりにも悲惨。
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同名のカウンターを使用するものの、一般的な[[貯蔵ランド]]とはだいぶ特性が異なる。
[[タップイン]]ではないとは言え、カウンターを1個乗せるのに[[クリーチャー]]1体必要とは。
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普通の貯蔵ランドが「一時的に貯めておく」だけで一度放出すれば終わりなのに対して、City of Shadows は「投資しただけマナを生み続ける(一度増えた生産力はなくならない)」ので、一度準備できてしまえば継続的に多量のマナを供給してくれるメリットがある。
しかも[[生け贄に捧げる]]ならまだ使い道があったかもしれないが、[[ゲームから取り除く|ゲームから取り除か]]なければならない。
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[[無色]]マナをたくさん出すためにここまでしなければならないと思うと泣けてくる。
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*蓄積ランドとは異なり、マナを出しても貯蔵カウンターは失われないのはメリット。
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とはいえ、その準備には時間に加えてパーマネントも要求する。単純に考えて、1[[ターン]][[クリーチャー]]1体を引き換えに[[無色マナ]]1点の生産[[能力]]が得られる計算。つまり、最低2ターンとクリーチャー2体を費やして3ターン目からようやく使い物になるということ(2マナ以上出せなければこれを使う意味はない)。このように手間がかかるため、これが[[土地破壊]][[破壊]]されるのは大きな痛手である。
一度増えた生産力はなくならないということ。
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とはいえ、[[破壊]]はもちろん[[バウンス]]ですら悶絶することになる点は変わらない。
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*[[トレイリアのアカデミー/Tolarian Academy]]を始めとする[[ウルザズ・サーガ]][[伝説の土地]][[サイクル]]を除けば、幾らでも多くのマナを恒常的に出し得る唯一の土地。
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*[[命令の光/Ray of Command]]や[[手綱取り/Grab the Reins]]など、一時的にでも[[コントロール]]を奪うカードと併せて使うと効果的。
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周りくどいものの、相手の[[ダークスティールの巨像/Darksteel Colossus]]や[[冥界の影/Nether Shadow]]などのやっかいなクリーチャーも取り除ける。
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==参考==
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*[[起動コスト]]のクリーチャーは[[墓地]]に置かれず[[追放]]されるので、[[PIG]]能力は[[誘発]]しない点に注意。
*[[カード個別評価:ザ・ダーク]] - [[アンコモン]]1
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*[[対戦相手]]のクリーチャーの[[コントロール]]を奪って貯蔵カウンターの[[支払う|支払い]]に充てれば、クリーチャー[[除去]]として働く。[[命令の光/Ray of Command]]や[[手綱取り/Grab the Reins]]など、一時的なコントロール奪取と併せて使うと効果的。周りくどいものの、相手の[[ダークスティールの巨像/Darksteel Colossus]][[冥界の影/Nether Shadow]]などのやっかいなクリーチャーも除去できる。
  
=City of Shadows(ストーリー) [#story]=
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==ストーリー==
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''City of Shadows''('''影の都''')は[[ザ・ダーク|暗黒時代]]の[[ラト=ナム/Lat-Nam]]に存在した、[[ラト=ナム/Lat-Nam#ラト=ナム大学/College of Lat-Nam|ラト=ナム大学/College of Lat-Nam]]直系の組織。[[タル教会/Church of Tal]]による異端審問や魔女狩りが激しいこの時代、魔術師たちが隠れ住んだ場所の1つ。
  
City of Shadows(影の都)
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[[アイスエイジ|氷河期]]には[[見えざる者の学び舎/School of the Unseen]]となる。
  
[[ザ・ダーク|暗黒時代]]の[[ラト=ナム/Lat-Nam]]に存在した、[[ラト=ナム大学/College of Lat-Nam]]直系の組織。
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===登場===
[[Church of Tal|Church of Tal(タルの教会)]]による異端審問や魔女狩りが激しいこの時代、魔術師たちが隠れ住んだ場所の1つ。
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[[アイスエイジ|氷河期]]には[[School of the Unseen#story|見えざる者の学び舎/School of the Unseen]]となる。
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====登場作品====
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*[[Dark Legacy]](小説)
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*[[The Gathering Dark]](小説)
  
==登場カード==
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==参考==
*[[#card|City of Shadows]]
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*[[非マナ能力を持つ土地]]
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*[[複数マナを出せる土地カード]]
 +
*[[再録禁止カード一覧]]([[再録禁止カード]])
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*[[カード個別評価:ザ・ダーク]] - [[アンコモン]]1
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*[[カード個別評価:Masters Edition 3]] - [[レア]]
  
==参考==
+
[[Category:ザ・ダークの再録禁止カード]]
*[[ザ・ダーク]]
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__NOTOC__
*[[The Gathering Dark]](小説)
+
*[[ラト=ナム/Lat-Nam]]
+
*[[ラト=ナム大学/College of Lat-Nam]]
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*[[School of the Unseen#story|見えざる者の学び舎/School of the Unseen]]
+
*[[Church of Tal|Church of Tal(タルの教会)]]
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*[[Citadel of the Conclave of Mages|Citadel of the Conclave of Mages(魔道士議事会の城塞)]]
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*[[背景世界/ストーリー用語]]
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2023年1月5日 (木) 02:32時点における最新版


City of Shadows
土地

(T),あなたがコントロールするクリーチャーを1体、追放する:City of Shadowsの上に貯蔵(storage)カウンターを1個置く。
(T):City of Shadowsの上に置かれている貯蔵カウンター1個につき(◇)を加える。


貯蔵カウンターを使用する土地タップで貯蔵カウンター分のマナを生産できるが、カウンターを置く条件がきついため効率がかなり悪い。

同名のカウンターを使用するものの、一般的な貯蔵ランドとはだいぶ特性が異なる。 普通の貯蔵ランドが「一時的に貯めておく」だけで一度放出すれば終わりなのに対して、City of Shadows は「投資しただけマナを生み続ける(一度増えた生産力はなくならない)」ので、一度準備できてしまえば継続的に多量のマナを供給してくれるメリットがある。

とはいえ、その準備には時間に加えてパーマネントも要求する。単純に考えて、1ターンクリーチャー1体を引き換えに無色マナ1点の生産能力が得られる計算。つまり、最低2ターンとクリーチャー2体を費やして3ターン目からようやく使い物になるということ(2マナ以上出せなければこれを使う意味はない)。このように手間がかかるため、これが土地破壊破壊されるのは大きな痛手である。

[編集] ストーリー

City of Shadows影の都)は暗黒時代ラト=ナム/Lat-Namに存在した、ラト=ナム大学/College of Lat-Nam直系の組織。タル教会/Church of Talによる異端審問や魔女狩りが激しいこの時代、魔術師たちが隠れ住んだ場所の1つ。

氷河期には見えざる者の学び舎/School of the Unseenとなる。

[編集] 登場

[編集] 登場作品

[編集] 参考

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