「Illusionary Mask」を編集中

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{{#card:Illusionary Mask}}
 
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後に[[変異]]という[[メカニズム]]に[[リメイク]]される[[能力]]の元祖といえる[[アーティファクト]]。[[クリーチャー]]を[[裏向き]]で[[唱える]]ことができ、[[ダメージ]]のやり取りや[[タップ]]によって[[表向きにする|表向きになる]]。[[対戦相手]]から見れば、そのクリーチャーへの適切な対処がしづらくなるのが嫌なところ。
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後に[[変異]]というシステムにアレンジされる[[アーティファクト]]。[[クリーチャー]]を[[裏向き]]で[[唱える]]ことができ、[[戦闘]]の参加や[[タップ]]によって[[表向き]]になる。相手から見れば、そのクリーチャーへの適切な対処がしづらくなるのが嫌なところ。
  
裏向きの状態で[[戦場に出る]]ので、そのクリーチャーの持つ[[ETB]]能力や戦場に出る際の[[置換効果]]が適用されないのが1つのポイント。例えば[[ネクラタル/Nekrataal]]のように優秀な[[187クリーチャー]]は普通に唱えるより性能が落ちてしまうが、反対にETBの[[ペナルティ能力]]持ちを出すといい感じになる。中でも[[ファイレクシアン・ドレッドノート/Phyrexian Dreadnought]]との相性は抜群(→[[マスク・ドレッド]])。
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裏向きの状態で[[戦場に出る]]ので、そのクリーチャーの持つ[[ETB]][[能力]]や戦場に出る際の[[置換効果]]が適用されないのが1つのポイント。そのため、例えば[[ネクラタル/Nekrataal]]のような便利なETB能力を持つものをこれで出すのは、少々損。逆に、ETB能力などでのデメリット持ちを出すのはいい感じ。なかでも[[ファイレクシアン・ドレッドノート/Phyrexian Dreadnought]]との相性は抜群(→[[マスク・ドレッド]])。
  
[[2004年]]9月20日より[[レガシー]]で[[禁止カード]]に指定されたが、[[2010年]]7月1日より禁止解除となる。
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*クリーチャー・[[カード]]を裏向きで唱えるためにこの能力を使う場合、[[X]]に[[支払う|支払った]][[マナ]]の総量と[[タイプ]]を追跡し続けなければいけない。そのクリーチャー[[呪文]]が[[スタック]]から[[戦場]]以外のいずれかの[[領域]]に移動されたり、戦場から離れたり、[[ゲーム]]が終了したりする場合、その裏向きのカードは[[公開する|公開される]]。その[[マナ・コスト]]がXに支払ったマナの総量のすべてか一部で支払えなかった場合、不正なカードの[[唱える|キャスト]]として罰則が課せられる。
 
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*もしIllusionary Maskが[[戦場を離れる|戦場を離れて]]しまっても、これで裏向きにしたクリーチャーを表向きにすることは可能。
==ルール==
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*これで裏向きにしたクリーチャーが[[変異誘発型能力]]を持つ場合、この[[効果]]で表向きにしたときにその能力は誘発する。
*表向きにすることに関する全般的なルールは[[裏向き#表向きにする/裏向きにする]]を参照。
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*これで裏向きにしたクリーチャーが変異を持つ場合、その変異[[コスト]]を支払って表向きにすることもできる。
*[[パーマネント・カード|クリーチャー・カード]]を裏向きで唱えるためにこの能力を使う場合、[[X]]に[[支払う|支払った]][[マナ]]の総量と[[タイプ]]を記録しておかなければいけない。そのクリーチャー[[呪文]]が[[スタック]]から[[戦場]]以外のいずれかの[[領域]]に移動されたり、[[戦場を離れる|戦場から離れ]]たり、[[ゲーム]]が終了したりする場合、その裏向きの[[カード]]は[[公開する|公開される]]。その[[マナ・コスト]]がXに支払ったマナの総量のすべてか一部で支払えなかった場合、不正なカードの[[唱える|キャスト]]として罰則が課せられる。裏向きのクリーチャーを複数[[コントロール]]している場合はそれぞれ明確にしておく必要もある。
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*裏向きにしたクリーチャーを[[表向き]]にすることは[[起動型能力]]の[[効果]]の一部である。Illusionary Maskが[[戦場を離れる|戦場を離れて]]しまっていても、条件を満たすと表向きになる。
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*これで裏向きにしたクリーチャーが[[変異誘発型能力]]を持つ場合、この効果で表向きにしたときにその能力は誘発する。
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*これで裏向きにしたクリーチャーが変異を持つ場合、その変異[[コスト]]を支払って表向きにすることもできる。[[変装]]も同様。
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*[[両面カード|両面クリーチャー]]を選んだ場合、裏向きに唱えることができる。それが表向きになった場合[[第1面]]になり、そのパーマネントは二度と裏向きになれない。
 
*[[両面カード|両面クリーチャー]]を選んだ場合、裏向きに唱えることができる。それが表向きになった場合[[第1面]]になり、そのパーマネントは二度と裏向きになれない。
 
**両面カード登場時点では両面カードは裏向きで唱える事はルールで禁止されていたが、[[2015年]]1月23日の総合ルール更新で可能になった。
 
**両面カード登場時点では両面カードは裏向きで唱える事はルールで禁止されていたが、[[2015年]]1月23日の総合ルール更新で可能になった。
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[[2004年]]9月20日より[[レガシー]]で[[禁止カード]]に指定されたが、[[2010年]]7月1日より禁止解除となる。
  
 
==オラクルの変遷==
 
==オラクルの変遷==
 
===初期のテキスト===
 
===初期のテキスト===
印刷時の[[ルール文章|テキスト]]は以下のような効果であった(テキストの一部は最新のルールに合わせた表記にしています)。
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印刷時の[[テキスト]]は以下のような効果であった(テキストの一部は最新のルールに合わせた表記にしています)。
 
{{カードテキスト
 
{{カードテキスト
 
|カード名=Illusionary Mask (アルファ版)
 
|カード名=Illusionary Mask (アルファ版)
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*「唱える」から「[[戦場に出す]]」に変更された。また、[[解決]]時に戦場に出すのは任意となり、[[ソーサリー・タイミング]]の起動制限が設けられた。
 
*「唱える」から「[[戦場に出す]]」に変更された。また、[[解決]]時に戦場に出すのは任意となり、[[ソーサリー・タイミング]]の起動制限が設けられた。
 
*変異登場以前に[[総合ルール]]で設けられたルールから、変異登場時のオラクル更新により、裏向きで出すカードは0/1のクリーチャーとして扱われるようになった。
 
*変異登場以前に[[総合ルール]]で設けられたルールから、変異登場時のオラクル更新により、裏向きで出すカードは0/1のクリーチャーとして扱われるようになった。
*点数で見たマナ・コスト(現在の[[マナ総量]])のみを参照するので、どの[[色]]のクリーチャーでも出せるようになった。
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*[[点数で見たマナ・コスト]]のみを参照するので、どの[[色]]のクリーチャーでも出せるようになった。
 
*イカサマ防止および変異との区別のため、仮面[[カウンター (目印)|カウンター]]という特有のカウンターを置くようになった。
 
*イカサマ防止および変異との区別のため、仮面[[カウンター (目印)|カウンター]]という特有のカウンターを置くようになった。
 
*[[インスタント・タイミング]]ならばいつでも表向きになれるようになった(表向きになるのは[[特別な処理]]である)。
 
*[[インスタント・タイミング]]ならばいつでも表向きになれるようになった(表向きになるのは[[特別な処理]]である)。
  
 
===現在のオラクル===
 
===現在のオラクル===
幾度のオラクル更新によって、印刷時から非常に逸脱したテキストになってしまったが、[[Masters Edition 3]]で[[再録]]される際にテキストの見直しが行われた(ただしミスで[[2009年]]10月のオラクル更新までは旧テキストのままであった([[Magic Online]]を除く))。
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幾度のオラクル更新によって、印刷時から非常に逸脱した[[テキスト]]になってしまったが、[[Masters Edition 3]]で[[再録]]される際にテキストの見直しが行われた(ただしミスで[[2009年]]10月のオラクル更新までは旧テキストのままであった([[Magic Online]]を除く))。
  
 
現在のルールは裏向きのカードと[[非公開情報]]のルールがあまりにも強固で論理的であるため、最初のルールを再現することができない。その代わりに、印刷時のテキストをできるだけ現在の解釈に近づけるように変更が行われた。変更後のテキストは以下の通り。
 
現在のルールは裏向きのカードと[[非公開情報]]のルールがあまりにも強固で論理的であるため、最初のルールを再現することができない。その代わりに、印刷時のテキストをできるだけ現在の解釈に近づけるように変更が行われた。変更後のテキストは以下の通り。
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|コスト=(2)
 
|コスト=(2)
 
|タイプ=アーティファクト
 
|タイプ=アーティファクト
|カードテキスト=(X):あなたはあなたの手札から、あなたが(X)に支払ったマナの総量のすべてか一部でマナ・コストを支払うことができるクリーチャー・カードを1枚選んでもよい。そうした場合、あなたはそのカードを裏向きの2/2のクリーチャー呪文としてそのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。その呪文が解決してなったクリーチャーが表向きになっておらず、それがダメージを割り振ったり、ダメージを与えたり、ダメージを与えられたり、タップ状態になったりする場合、代わりにそれを表向きにしてから、ダメージを割り振ったり、ダメージを与えたり、ダメージを与えられたり、タップ状態になったりする。この能力はあなたがソーサリーを唱えられるときにのみ起動することができる。
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|カードテキスト=(X):あなたはあなたの手札から、あなたが(X)に支払ったマナの総量のすべてか一部で[[マナ・コスト]]を支払うことができるクリーチャー・カードを1枚選んでもよい。そうした場合、あなたはそのカードを裏向きの2/2のクリーチャー呪文としてそのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。その呪文が解決してなったクリーチャーが表向きになっておらず、それがダメージを[[割り振る|割り振ったり]]、ダメージを与えたり、ダメージを与えられたり、タップ状態になったりする場合、代わりにそれを表向きにしてから、ダメージを割り振ったり、ダメージを与えたり、ダメージを与えられたり、タップ状態になったりする。この能力はあなたがソーサリーを唱えられるときにのみ起動することができる。
 
|PT=
 
|PT=
 
|背景=legal
 
|背景=legal
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*唱えることができるクリーチャーは[[X]]で支払ったマナに依存する形に戻ったため、擬似[[マナフィルター]]としての使用はできなくなった。
 
*唱えることができるクリーチャーは[[X]]で支払ったマナに依存する形に戻ったため、擬似[[マナフィルター]]としての使用はできなくなった。
 
*「呪文として唱える」形に戻ったため、[[打ち消す]]ことが可能になった。
 
*「呪文として唱える」形に戻ったため、[[打ち消す]]ことが可能になった。
*インスタント・タイミングで任意に表向きにできる形から、ダメージ計算やタップが行われる際に表向きになる形に戻った。
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*インスタント・タイミングに任意に表向きにできる形から、ダメージ計算やタップが行われる際に表向きになる形に戻った。
 
*現在の裏向きのパーマネントのルールに合わせ、出されるクリーチャーは0/1から2/2へと変更された。仮面カウンターも利用しなくなった。
 
*現在の裏向きのパーマネントのルールに合わせ、出されるクリーチャーは0/1から2/2へと変更された。仮面カウンターも利用しなくなった。
 
**カウンターは置かないが、どれをどのコストで唱えたかはきちんと追跡すること。
 
**カウンターは置かないが、どれをどのコストで唱えたかはきちんと追跡すること。

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