Zvi Mowshowitz

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
1行: 1行:
'''ズヴィ・モーショヴィッツ'''''Zvi Mowshowitz'')は、アメリカの[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]][[プレイヤー]]、元[[ウィザーズ・オブ・ザ・コースト]]社員。
+
'''ズヴィ・モーショヴィッツ'''(''Zvi Mowshowitz'')は、アメリカの[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]][[プレイヤー]]、元[[ウィザーズ・オブ・ザ・コースト]]社員。
  
 
世界最高の[[デッキビルダー]]として、そのアイデアと理論は世界中から認められている。2005年から[[ウィザーズ・オブ・ザ・コースト]]社の開発部に所属し、公式サイトでマジックの戦術についての[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/columnarchive&column=ThePlay'sTheThing コラム]も連載していたが、2006年4月、自らの意思で同社を離れた。コラムもその時に終了している。
 
世界最高の[[デッキビルダー]]として、そのアイデアと理論は世界中から認められている。2005年から[[ウィザーズ・オブ・ザ・コースト]]社の開発部に所属し、公式サイトでマジックの戦術についての[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/columnarchive&column=ThePlay'sTheThing コラム]も連載していたが、2006年4月、自らの意思で同社を離れた。コラムもその時に終了している。
5行: 5行:
 
彼と彼の[[デッキ]]は「[[ファイアーズ]]」での[[プロツアーシカゴ00]]ベスト8、「[[ソリューション]]」での[[プロツアー東京01]]優勝とそのマジック理論の正確さを結果で示したのである。[[My Fires]]で結果を残す以前は、製作したデッキの動きの難解さから「奇才」の異名を持っていた。
 
彼と彼の[[デッキ]]は「[[ファイアーズ]]」での[[プロツアーシカゴ00]]ベスト8、「[[ソリューション]]」での[[プロツアー東京01]]優勝とそのマジック理論の正確さを結果で示したのである。[[My Fires]]で結果を残す以前は、製作したデッキの動きの難解さから「奇才」の異名を持っていた。
  
*[[ターボランド]]に愛着を持っていることで知られる。
+
*[[ターボランド (デッキ)|ターボランド]]に愛着を持っていることで知られる。
 
*[[神河物語]]での[[レジェンド・ルール]]変更のアイディアを出した。
 
*[[神河物語]]での[[レジェンド・ルール]]変更のアイディアを出した。
*WotCのサイバーパンク[[TCG]] NetRunner([[Richard Garfield|ガーフィールド]]氏の2作目のTCG)の熱烈な愛好家としても知られている。サイドボード・オンラインの「Ask the Pros」コーナーで、「マジック以外で一番好きなTCGは?」という質問に対して「断然NetRunnerだ」と回答している。WotC社がNetRunnerのサポートを停止した後には版権を買い取ってサポートを続けることを企図し、具体的な新カードセットまで構想するほどだった。最終的にはWotC社の翻意によりこの買収は成立しなかった。後に彼は「WotC社は売り渡したNetRunnerが成功を収めてTCG市場において自身のライバルとなるわずかな可能性を恐れたのだろう」と述べている。
+
*WotCのサイバーパンク[[トレーディングカードゲーム|TCG]] NetRunner([[Richard Garfield|ガーフィールド]]氏の2作目のTCG)の熱烈な愛好家としても知られている。サイドボード・オンラインの「Ask the Pros」コーナーで、「マジック以外で一番好きなTCGは?」という質問に対して「断然NetRunnerだ」と回答している。WotC社がNetRunnerのサポートを停止した後には版権を買い取ってサポートを続けることを企図し、具体的な新カードセットまで構想するほどだった。最終的にはWotC社の翻意によりこの買収は成立しなかった。後に彼は「WotC社は売り渡したNetRunnerが成功を収めてTCG市場において自身のライバルとなるわずかな可能性を恐れたのだろう」と述べている。
 
*その後、大学の修士課程を終えた彼は、ゲーム・デザイナーとして奇しくもNetRunnerと同じTRPGを元ネタにしたTCG「Cyberpunk」を他社から世に送り出した。しかし売れ行きはもうひとつで、その会社は現存しない。
 
*その後、大学の修士課程を終えた彼は、ゲーム・デザイナーとして奇しくもNetRunnerと同じTRPGを元ネタにしたTCG「Cyberpunk」を他社から世に送り出した。しかし売れ行きはもうひとつで、その会社は現存しない。
 
*「キシシシシシ」という笑い声でも有名。[[世界選手権99|横浜の世界選手権]]決勝会場で、ひとり楽しそうにハーゲンダッツを食べていた姿が印象に残っている。このとき、海外の選手を招待した食事会を開いたのだが、日本人以外の[[プレイヤー]]で来たのは彼ただ1人だった。
 
*「キシシシシシ」という笑い声でも有名。[[世界選手権99|横浜の世界選手権]]決勝会場で、ひとり楽しそうにハーゲンダッツを食べていた姿が印象に残っている。このとき、海外の選手を招待した食事会を開いたのだが、日本人以外の[[プレイヤー]]で来たのは彼ただ1人だった。
41行: 41行:
 
*[[ランドスティル]]
 
*[[ランドスティル]]
 
*[[薬瓶親和]]
 
*[[薬瓶親和]]
*[[ターボランド]]([[グランプリニューオーリンズ03]] 優勝)
+
*[[ターボランド (デッキ)|ターボランド]]([[グランプリニューオーリンズ03]] 優勝)
 
*[[ドメイン]]([[マスターズバルセロナ01]] ベスト4)
 
*[[ドメイン]]([[マスターズバルセロナ01]] ベスト4)
 
*[[ソリューション]]([[プロツアー東京01]] 優勝)
 
*[[ソリューション]]([[プロツアー東京01]] 優勝)

2010年11月3日 (水) 00:26時点における版

ズヴィ・モーショヴィッツ(Zvi Mowshowitz)は、アメリカのマジックプレイヤー、元ウィザーズ・オブ・ザ・コースト社員。

世界最高のデッキビルダーとして、そのアイデアと理論は世界中から認められている。2005年からウィザーズ・オブ・ザ・コースト社の開発部に所属し、公式サイトでマジックの戦術についてのコラムも連載していたが、2006年4月、自らの意思で同社を離れた。コラムもその時に終了している。

彼と彼のデッキは「ファイアーズ」でのプロツアーシカゴ00ベスト8、「ソリューション」でのプロツアー東京01優勝とそのマジック理論の正確さを結果で示したのである。My Firesで結果を残す以前は、製作したデッキの動きの難解さから「奇才」の異名を持っていた。

  • ターボランドに愛着を持っていることで知られる。
  • 神河物語でのレジェンド・ルール変更のアイディアを出した。
  • WotCのサイバーパンクTCG NetRunner(ガーフィールド氏の2作目のTCG)の熱烈な愛好家としても知られている。サイドボード・オンラインの「Ask the Pros」コーナーで、「マジック以外で一番好きなTCGは?」という質問に対して「断然NetRunnerだ」と回答している。WotC社がNetRunnerのサポートを停止した後には版権を買い取ってサポートを続けることを企図し、具体的な新カードセットまで構想するほどだった。最終的にはWotC社の翻意によりこの買収は成立しなかった。後に彼は「WotC社は売り渡したNetRunnerが成功を収めてTCG市場において自身のライバルとなるわずかな可能性を恐れたのだろう」と述べている。
  • その後、大学の修士課程を終えた彼は、ゲーム・デザイナーとして奇しくもNetRunnerと同じTRPGを元ネタにしたTCG「Cyberpunk」を他社から世に送り出した。しかし売れ行きはもうひとつで、その会社は現存しない。
  • 「キシシシシシ」という笑い声でも有名。横浜の世界選手権決勝会場で、ひとり楽しそうにハーゲンダッツを食べていた姿が印象に残っている。このとき、海外の選手を招待した食事会を開いたのだが、日本人以外のプレイヤーで来たのは彼ただ1人だった。
  • 現在、前とは別人のように痩せてしまった。彼女ができたのがその理由とか。
  • 2007年マジック・プロツアー殿堂入り。それに伴う出場権利で世界選手権07に出場し、そこで楽しめるようであれば今後米国国内のイベントには参加するかも知れないとのこと。

主な戦績

プロツアー

その他

主な使用デッキ

参考

MOBILE