「恋煩いの野獣/Lovestruck Beast」を編集中
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[[人間]]の美女に恋する[[出来事]]を持つ醜い[[ビースト|野獣]]の[[貴族]]。 | [[人間]]の美女に恋する[[出来事]]を持つ醜い[[ビースト|野獣]]の[[貴族]]。 | ||
− | [[当事者カード|当事者]]の本人は恋する対象である1/1の[[クリーチャー]]を[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]していないと[[攻撃]]ができないが、5/5という[[サイズ]] | + | [[当事者カード|当事者]]の本人は恋する対象である1/1の[[クリーチャー]]を[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]していないと[[攻撃]]ができないが、5/5という[[サイズ]]は文句なし。[[スタンダード]]環境において一般的に[[戦場]]を支配できる3マナ4/4前後のサイズをさらに上回る大きさであり、[[ブロック (ルール用語)|ブロック]]は普通にできるため最悪[[壁 (俗語)|壁]]や[[格闘]]要員として、[[対戦相手]]がヘビーな[[コントロール (デッキ)|コントロールデッキ]]でない限りは無駄になりづらい。 |
− | + | 「美女」を自分の出来事で生み出せるのが非常に大きく、抜群に相性のよい[[エッジウォールの亭主/Edgewall Innkeeper]]と組むだけで8枚は1/1供給カードをデッキに搭載できる。前述通りそもそも攻撃できずとも意外と腐りづらい活用性があり、残り1種ほど1/1を兼ねるカードがあれば十分働けるだろう。[[シングルシンボル]]なのもポイントで、相性のよいカードと組ませやすい。 | |
− | + | 最大の強みは、採用されやすい[[ストンピィ]]戦略のデッキにおいて、1マナ目と3マナ目の行動がこれ1枚で確保できるところにある。各ターンある程度以上の行動が担保されやすく、1/1の[[クロック]]を置ける点だけを見ても優秀なカード。 | |
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− | [[ | + | *当然ながら、各種[[全体強化]]との相性は最悪。併用する際は注意したい。 |
− | + | *クリーチャーの[[サイズ]]以外の指定はない。美女に恋する野獣というフレーバーに反し、どんなクリーチャーでも1/1であれば攻撃制限の条件をクリアできる。 | |
− | *[[ | + | |
*モチーフは、フランスの童話『[[Wikipedia:ja:美女と野獣|美女と野獣]]』だろう。野獣とともに屋敷に住むことになった娘が、最初は野獣の求婚を断るが、最後には自ら愛を告白し、それにより魔法が解けて野獣は王子の姿に戻る。 | *モチーフは、フランスの童話『[[Wikipedia:ja:美女と野獣|美女と野獣]]』だろう。野獣とともに屋敷に住むことになった娘が、最初は野獣の求婚を断るが、最後には自ら愛を告白し、それにより魔法が解けて野獣は王子の姿に戻る。 | ||
+ | **[[エルドレインの王権]]の人間の[[トークン・カード]]には美しい女性が描かれており<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/card-preview/tokens-throne-eldraine-2019-09-19 The Tokens of Throne of Eldraine]/[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0033092/ 『エルドレインの王権』のトークン](Card Preview [[2019年]]9月19日 [[Chris Gleeson]]著)</ref>フレイバーにぴったりと合うが、男性が描かれている[[ラヴニカの献身]]版や[[闇の隆盛]]版を使っても[[ルール]]的には問題ない。 | ||
+ | **[[幸運のクローバー/Lucky Clover]]や[[倍増の季節/Doubling Season]]の存在下で出来事を[[唱える]]と美女がふたり以上出てきてしまうが、やはりルール的には問題ない。 | ||
*[[真実の愛の口づけ/True Love's Kiss]]とともに、[[カード名]]に"love"を含む初のカード。 | *[[真実の愛の口づけ/True Love's Kiss]]とともに、[[カード名]]に"love"を含む初のカード。 | ||
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==ルール== | ==ルール== | ||
− | *[[ | + | *恋煩いの野獣が[[攻撃クリーチャー]]に指定された後、[[あなた]]が1/1の[[クリーチャー]]を[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]しなくなったとしても、それが[[戦闘から取り除く|戦闘から取り除かれる]]ことはない。 |
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*印刷された値ではなく、[[修整]]などを含めた最終的な[[特性]]が1/1のクリーチャーがいなければ[[攻撃]]できない。 | *印刷された値ではなく、[[修整]]などを含めた最終的な[[特性]]が1/1のクリーチャーがいなければ[[攻撃]]できない。 | ||
− | * | + | *恋煩いの野獣自身が1/1になった場合、他の1/1のクリーチャーをコントロールしていなくてもそれで攻撃できる。 |
− | + | **フレイバー的にはおかしく見えるが、リリースノート曰く「自分自身を愛することが幸福へ続く道の第一歩であるということを学んだ」とのこと<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/throne-eldraine-release-notes-2019-09-20 Throne of Eldraine Release Notes]/[https://mtg-jp.com/gameplay/rules/docs/0033116/ 『エルドレインの王権』リリースノート]([[Daily MTG]] 2019年9月20日)</ref>。 | |
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==脚注== | ==脚注== |