森での迷子/Lost in the Woods
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相手の不用意な[[攻撃]]を牽制する[[エンチャント]]。[[攻撃クリーチャー]]毎に[[ライブラリーの一番上]]を[[公開する|公開し]]、それが[[森]]ならば[[戦闘から取り除く]]。[[カード名]]の通り、クリーチャーを深い森に迷い込ませるイメージを表現した[[カード]]。 | 相手の不用意な[[攻撃]]を牽制する[[エンチャント]]。[[攻撃クリーチャー]]毎に[[ライブラリーの一番上]]を[[公開する|公開し]]、それが[[森]]ならば[[戦闘から取り除く]]。[[カード名]]の通り、クリーチャーを深い森に迷い込ませるイメージを表現した[[カード]]。 | ||
− | 設置後は[[対戦相手]]の攻撃クリーチャーが何体でも[[マナ]]はかからず、[[ファッティ]]だろうが[[回避能力]]持ちだろうが関係なく止めて[[戦闘]] | + | 設置後は[[対戦相手]]の攻撃クリーチャーが何体でも[[マナ]]はかからず、[[ファッティ]]だろうが[[回避能力]]持ちだろうが関係なく止めて[[戦闘]]を撹乱できる。しかし成功確率は枚数にもよるが、完全に土地を森だけで構成した[[緑単色デッキ]]でも4割程度。複数枚[[張る|張]]れば可能性は上がるが、それでも完封できるわけではなく、あくまで「抑止力としての戦闘のサポート」が主な役割となるだろう。 |
− | [[ライブラリー操作]] | + | [[ライブラリー操作]]を併用すれば確率を高められるため、[[戦争税/War Tax]]や[[崇拝/Worship]]等と同様に相手次第では刺さることもある。しかし使える場面が限定的で速度も5マナと難があり、また相性の良いライブラリー操作の豊富な[[モダン]]や[[レガシー]]といった環境では力不足となる。 |
− | クリーチャーでの[[戦闘]]がメインになる[[リミテッド]] | + | クリーチャーでの[[戦闘]]がメインになる[[リミテッド]]では、ある程度有効に機能する。迂闊に攻撃できない、という状況を作り出すだけでも十分。しかし[[イニストラード・ブロック]]のリミテッドは多色化(によるシナジーやカードパワーの追及)が容易な環境であり、必然的に緑単に近い構成を要求するこのカードとは齟齬がある。意識したピック・構築を心がけたい。 |
− | * [[プロツアー「闇の隆盛」]]の[[ブースター・ドラフト]]で『'''このカード+[[森]]40枚少々'''』なる驚愕のデッキテクニックが登場した。相手のクリーチャーの攻撃を完封し、デッキ切れ勝利を目指すという物。もちろん、このカードを引けなくても、破壊されても詰んでしまうので、そこは割りきろう。 | + | *[[プロツアー「闇の隆盛」]]の[[ブースター・ドラフト]]で『'''このカード+[[森]]40枚少々'''』なる驚愕のデッキテクニックが登場した。相手のクリーチャーの攻撃を完封し、デッキ切れ勝利を目指すという物。もちろん、このカードを引けなくても、破壊されても詰んでしまうので、そこは割りきろう。 |
==参考== | ==参考== | ||
*[[カード個別評価:闇の隆盛]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:闇の隆盛]] - [[レア]] |
2012年2月15日 (水) 13:01時点における版
Lost in the Woods / 森での迷子 (3)(緑)(緑)
エンチャント
エンチャント
クリーチャー1体があなたかあなたがコントロールするプレインズウォーカーを攻撃するたび、あなたのライブラリーの一番上のカードを公開する。それが森(Forest)カードである場合、そのクリーチャーを戦闘から取り除く。その後、その公開したカードをあなたのライブラリーの一番下に置く。
相手の不用意な攻撃を牽制するエンチャント。攻撃クリーチャー毎にライブラリーの一番上を公開し、それが森ならば戦闘から取り除く。カード名の通り、クリーチャーを深い森に迷い込ませるイメージを表現したカード。
設置後は対戦相手の攻撃クリーチャーが何体でもマナはかからず、ファッティだろうが回避能力持ちだろうが関係なく止めて戦闘を撹乱できる。しかし成功確率は枚数にもよるが、完全に土地を森だけで構成した緑単色デッキでも4割程度。複数枚張れば可能性は上がるが、それでも完封できるわけではなく、あくまで「抑止力としての戦闘のサポート」が主な役割となるだろう。
ライブラリー操作を併用すれば確率を高められるため、戦争税/War Taxや崇拝/Worship等と同様に相手次第では刺さることもある。しかし使える場面が限定的で速度も5マナと難があり、また相性の良いライブラリー操作の豊富なモダンやレガシーといった環境では力不足となる。
クリーチャーでの戦闘がメインになるリミテッドでは、ある程度有効に機能する。迂闊に攻撃できない、という状況を作り出すだけでも十分。しかしイニストラード・ブロックのリミテッドは多色化(によるシナジーやカードパワーの追及)が容易な環境であり、必然的に緑単に近い構成を要求するこのカードとは齟齬がある。意識したピック・構築を心がけたい。
- プロツアー「闇の隆盛」のブースター・ドラフトで『このカード+森40枚少々』なる驚愕のデッキテクニックが登場した。相手のクリーチャーの攻撃を完封し、デッキ切れ勝利を目指すという物。もちろん、このカードを引けなくても、破壊されても詰んでしまうので、そこは割りきろう。