カウンターフェニックス
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何度でも[[墓地]]から[[手札]]に[[戻す|戻せる]][[陶片のフェニックス/Shard Phoenix]]を[[禁止/Forbid]]の[[バイバック]][[コスト]]にすることで、毎[[ターン]]継続的に[[打ち消す|カウンター]]を行える。また、陶片のフェニックスは[[全体除去]]兼[[フィニッシャー]]でもある。[[対戦相手]]が[[ウィニー]]や大振りな[[コントロール (デッキ)|コントロールデッキ]]の場合、[[ロック]][[デッキ]]のような動きも見せる。 | 何度でも[[墓地]]から[[手札]]に[[戻す|戻せる]][[陶片のフェニックス/Shard Phoenix]]を[[禁止/Forbid]]の[[バイバック]][[コスト]]にすることで、毎[[ターン]]継続的に[[打ち消す|カウンター]]を行える。また、陶片のフェニックスは[[全体除去]]兼[[フィニッシャー]]でもある。[[対戦相手]]が[[ウィニー]]や大振りな[[コントロール (デッキ)|コントロールデッキ]]の場合、[[ロック]][[デッキ]]のような動きも見せる。 | ||
− | カウンターのために(青)(青) | + | カウンターのために([[青マナ|青]])(青)が必要だが、一方で陶片のフェニックスの[[回収]][[コスト]]として([[赤マナ|赤]])(赤)(赤)も揃えなければならない。[[反射池/Reflecting Pool]]が無かったらおそらく成り立たなかったであろうデッキである。 |
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*元々[[パーミッション]]は[[土地]]の枚数が多い傾向にあるが、それでも29枚は珍しい。[[陶片のフェニックス/Shard Phoenix]]によって各[[ターン]]に使用する[[マナ]]の量が多く、余っても[[禁止/Forbid]]の[[バイバック]][[コスト]]として使えるが故の枚数と思われる。 | *元々[[パーミッション]]は[[土地]]の枚数が多い傾向にあるが、それでも29枚は珍しい。[[陶片のフェニックス/Shard Phoenix]]によって各[[ターン]]に使用する[[マナ]]の量が多く、余っても[[禁止/Forbid]]の[[バイバック]][[コスト]]として使えるが故の枚数と思われる。 | ||
*デザイナーの[[Randy Buehler]]は当初、[[ミューズの囁き/Whispers of the Muse]]を4枚入れていたそうである。しかしプレイテストを重ねる内に、ミューズの囁きを土地を引くための[[キャントリップ]]としてしか使っていないことに気付き、それならば最初から土地にした方がいいと、この[[デッキリスト]]のように全て土地と入れ替えたという。 | *デザイナーの[[Randy Buehler]]は当初、[[ミューズの囁き/Whispers of the Muse]]を4枚入れていたそうである。しかしプレイテストを重ねる内に、ミューズの囁きを土地を引くための[[キャントリップ]]としてしか使っていないことに気付き、それならば最初から土地にした方がいいと、この[[デッキリスト]]のように全て土地と入れ替えたという。 | ||
− | *純粋な[[火力]]は4枚の[[ショック/Shock]]のみであり、[[カウンターバーン]] | + | *純粋な[[火力]]は4枚の[[ショック/Shock]]のみであり、[[カウンターバーン]]とは分類されづらい。陶片のフェニックスと相性がよい[[音波の炸裂/Sonic Burst]]などを投入し、より[[バーン]]にシフトしたデッキも存在した。 |
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2013年3月28日 (木) 00:49時点における最新版
カウンターフェニックス (Counter Phoenix)は、カウンターバーンの一種。デッキ名は陶片のフェニックス/Shard Phoenixから。
Shard Phoenix / 陶片のフェニックス (4)(赤)
クリーチャー — フェニックス(Phoenix)
クリーチャー — フェニックス(Phoenix)
飛行(このクリーチャーは飛行や到達を持たないクリーチャーによってはブロックされない。)
陶片のフェニックスを生け贄に捧げる:これはすべての飛行を持たないクリーチャーに2点のダメージを与える。
(赤)(赤)(赤):あなたの墓地にある陶片のフェニックスをあなたの手札に戻す。あなたのアップキープの間にのみ起動できる。
Forbid / 禁止 (1)(青)(青)
インスタント
インスタント
バイバック ― カードを2枚捨てる。(あなたはこの呪文を唱えるに際し、他のコストに加えてカードを2枚捨ててもよい。そうした場合、その解決に際し、このカードをあなたの手札に加える。)
呪文1つを対象とし、それを打ち消す。
何度でも墓地から手札に戻せる陶片のフェニックス/Shard Phoenixを禁止/Forbidのバイバックコストにすることで、毎ターン継続的にカウンターを行える。また、陶片のフェニックスは全体除去兼フィニッシャーでもある。対戦相手がウィニーや大振りなコントロールデッキの場合、ロックデッキのような動きも見せる。
カウンターのために(青)(青)が必要だが、一方で陶片のフェニックスの回収コストとして(赤)(赤)(赤)も揃えなければならない。反射池/Reflecting Poolが無かったらおそらく成り立たなかったであろうデッキである。
[編集] テンペスト・ブロック構築版
- 備考
- グランプリリスボン98 ベスト4 (参考)
- 使用者:Randy Buehler
- フォーマット
メインデッキ (60) | |
---|---|
クリーチャー (5) | |
1 | モグの狂信者/Mogg Fanatic |
4 | 陶片のフェニックス/Shard Phoenix |
呪文 (26) | |
4 | ショック/Shock |
4 | マナ漏出/Mana Leak |
4 | 対抗呪文/Counterspell |
4 | 直観/Intuition |
3 | 転覆/Capsize |
2 | 放逐/Dismiss |
4 | 禁止/Forbid |
1 | 巻物棚/Scroll Rack |
土地 (29) | |
14 | 島/Island |
10 | 山/Mountain |
1 | カルデラ湖/Caldera Lake |
4 | 反射池/Reflecting Pool |
サイドボード | |
3 | モグの狂信者/Mogg Fanatic |
3 | 落とし格子/Portcullis |
3 | 破壊的脈動/Shattering Pulse |
3 | サラカスの流れ者/Thalakos Drifters |
2 | 隠れ石/Stalking Stones |
1 | 放逐/Dismiss |
- 元々パーミッションは土地の枚数が多い傾向にあるが、それでも29枚は珍しい。陶片のフェニックス/Shard Phoenixによって各ターンに使用するマナの量が多く、余っても禁止/Forbidのバイバックコストとして使えるが故の枚数と思われる。
- デザイナーのRandy Buehlerは当初、ミューズの囁き/Whispers of the Museを4枚入れていたそうである。しかしプレイテストを重ねる内に、ミューズの囁きを土地を引くためのキャントリップとしてしか使っていないことに気付き、それならば最初から土地にした方がいいと、このデッキリストのように全て土地と入れ替えたという。
- 純粋な火力は4枚のショック/Shockのみであり、カウンターバーンとは分類されづらい。陶片のフェニックスと相性がよい音波の炸裂/Sonic Burstなどを投入し、よりバーンにシフトしたデッキも存在した。
[編集] スタンダード版
- 備考
- フォーマット
- 青赤をベースに黒がタッチされている。ロボトミー/Lobotomyは、天敵のハルマゲドン/Armageddon対策となっている。
- エクソダス解禁からわずか4日しか経っていないため、ベストパートナーとも言える禁止/Forbidすら入っていない。恐らく、調整不足を嫌っての選択だろう。