インベイジョン・ブロック
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
8行: | 8行: | ||
*歴代のブロックの中でもトップクラスの人気を誇る。 | *歴代のブロックの中でもトップクラスの人気を誇る。 | ||
− | **多色デッキが出たことで環境の多様化や個性を出せること、派手な能力のカードが多い、背景物語でも名物悪役[[ファイレクシア]]との最終決戦…と人気を裏付ける要素は非常に多い。ちょうど有名な児童雑誌でもマジックを扱って知名度が非常に高かったことも後押しになっていた。 | + | **多色デッキが出たことで環境の多様化や個性を出せること、派手な能力のカードが多い、背景物語でも名物悪役[[ファイレクシア/Phyrexia]]との最終決戦…と人気を裏付ける要素は非常に多い。ちょうど有名な児童雑誌でもマジックを扱って知名度が非常に高かったことも後押しになっていた。 |
+ | **後にこのストーリーをテーマにしたデッキも発売された。人気の証である。(→[[ファイレクシアvsドミナリア連合]]) | ||
*このブロックの[[リミテッド]]は非常に楽しい。プレーンシフトをアテにした友好色中心の[[ドラフト]]をするか、アポカリプスをアテにした対抗色中心のドラフトをするかで方向性が180度変わるからである。友好色中心でドラフトしていて、自分のアポカリプスのパックから[[魂売り/Spiritmonger]]が出て叫び声を上げるなんて日常茶飯事。また、リミテッドでまともな[[5色デッキ]]にお目にかかれる数少ないブロックである。 | *このブロックの[[リミテッド]]は非常に楽しい。プレーンシフトをアテにした友好色中心の[[ドラフト]]をするか、アポカリプスをアテにした対抗色中心のドラフトをするかで方向性が180度変わるからである。友好色中心でドラフトしていて、自分のアポカリプスのパックから[[魂売り/Spiritmonger]]が出て叫び声を上げるなんて日常茶飯事。また、リミテッドでまともな[[5色デッキ]]にお目にかかれる数少ないブロックである。 | ||
**インベイジョン・ブロックの[[ロチェスター・ドラフト]]が採用された[[日本選手権01]]では、[[松尾悟郎]]が1周目に[[砕土/Harrow]]・[[肥沃な大地/Fertile Ground]]などの[[マナ]]サポートを重点的にとり、2周目以降各色の高得点カードをかき集めるという戦略の緑5色デッキで6戦全勝の成績を挙げている。 | **インベイジョン・ブロックの[[ロチェスター・ドラフト]]が採用された[[日本選手権01]]では、[[松尾悟郎]]が1周目に[[砕土/Harrow]]・[[肥沃な大地/Fertile Ground]]などの[[マナ]]サポートを重点的にとり、2周目以降各色の高得点カードをかき集めるという戦略の緑5色デッキで6戦全勝の成績を挙げている。 |
2013年6月28日 (金) 20:33時点における版
インベイジョン・ブロック/Invasion Blockは、インベイジョン、プレーンシフト、アポカリプスの3つのセットからなるブロック。
- このブロックから、「~サイクル」という呼び方はしなくなった。
概要
テーマは多色で、多色カードがテンペスト・ブロック以来久しぶりに復活した。このテーマは友好色同士に留まらず、対抗色同士、3色、5色のカードが登場し、特に対抗色カードはコストの割に強力なカードが多かった。単色カードも、カードの色とカードが持つ能力のコストの色が異なっているものが多い。
ブロック固有のキーワード能力はキッカーのみであるが、所有地カード、山分けカード、分割カードなどの独特なシステムがある。特に分割カードはこれまでに無いデザインで、見た人を驚かせた。見た瞬間にエラーカードだと思った人もいるくらいである。
- 歴代のブロックの中でもトップクラスの人気を誇る。
- 多色デッキが出たことで環境の多様化や個性を出せること、派手な能力のカードが多い、背景物語でも名物悪役ファイレクシア/Phyrexiaとの最終決戦…と人気を裏付ける要素は非常に多い。ちょうど有名な児童雑誌でもマジックを扱って知名度が非常に高かったことも後押しになっていた。
- 後にこのストーリーをテーマにしたデッキも発売された。人気の証である。(→ファイレクシアvsドミナリア連合)
- このブロックのリミテッドは非常に楽しい。プレーンシフトをアテにした友好色中心のドラフトをするか、アポカリプスをアテにした対抗色中心のドラフトをするかで方向性が180度変わるからである。友好色中心でドラフトしていて、自分のアポカリプスのパックから魂売り/Spiritmongerが出て叫び声を上げるなんて日常茶飯事。また、リミテッドでまともな5色デッキにお目にかかれる数少ないブロックである。
- インベイジョン・ブロックのロチェスター・ドラフトが採用された日本選手権01では、松尾悟郎が1周目に砕土/Harrow・肥沃な大地/Fertile Groundなどのマナサポートを重点的にとり、2周目以降各色の高得点カードをかき集めるという戦略の緑5色デッキで6戦全勝の成績を挙げている。
- 資金に任せて高価な多色地形を確保しさえすれば、好みの多色パワーカードを詰め込むだけでもそれなりに勝ててしまうため、その大味さ、稚拙さを嫌う人もいる。この辺りは、マジックの敷居を低くし、低年齢層のプレイヤーを確保したと言う意味では功績なので表裏一体ではあるが。
- 多色推奨ということでサクリファイスランドや対抗色ペインランドなど2~3色のマナを出す土地は充実しているが、それ以上、すなわち5色地形が異常に弱い。遺跡発掘現場/Archaeological Digや見捨てられた都市/Forsaken Cityは特殊なデッキにかろうじて居場所を見つけたが、隕石のクレーター/Meteor Craterに関してはフォローのしようが無いとまで言われる。
- もっとも、この環境で有用な5色地形がいくつもあったら、それこそ各色のパワーカードを寄せ集めただけの戦略もへったくれもあったものではないデッキばかりになってしまうので、仕方の無いことかも知れない。
- 3色デッキの呼び方がこのブロック基準で「~カラー」と呼ばれることも多い(→デッキカラー)。
- このブロックからアラーラの断片ブロックまで、1つのブロックに最低1枚、何らかの形で5色カードが収録されていた。ミラディン・ブロックでは多色カードそのものが存在しないが、代わりにフィフス・ドーンで5色5マナの代替コストを持つ運び手のサイクルが各色に1枚ずつ収録されている。