トロール
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+ | 北欧の民間伝承に伝わる「[[wikipedia:ja:トロール|トロル]]」がモデル。広く各地に伝わっているものの場所によって伝承に差があり、いたずら好きな小さい妖精であるとする地方もあれば、毛むくじゃらの獰猛な怪物で人を襲って食べてしまうとする地方もある。[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]を含む創作ファンタジーの業界では後者をベースとすることが多い。前者には既に[[フェアリー]]がおり、それとの差別化という事情もあるだろう。[[イーブンタイド]]に登場したトロウ/Trowも、同じ発祥のものが別の地方で別の伝承となったものとされることから、クリーチャー・タイプはトロール/Trollに統一されている。 | ||
− | + | 様々な[[次元/Plane]]に生息し、ほとんどが野蛮で獰猛、好戦的。比較的人型を保っているものもいるが、もはやほぼ獣(もしくはなんとも表現しづらい奇妙な怪物)の姿のものも珍しくない。[[人間]]や[[エルフ]]などの肉を好んで食べるものも多く、[[ラヴニカ/Ravnica]]では[[ゴルガリ団/The Golgari]]が死体処理に利用している。 | |
− | + | [[ミラディン/Mirrodin]]のトロールはそれらとはかなり違っており、極めて高い知性と[[苦行主義/Asceticism|独特の精神文化]]を持つことで知られる。彼らはミラディンの歴史を[[テル=ジラード/Tel-Jilad]]に刻むことを使命としており、余所者と関わることはほとんどない。後に[[大消失/the Vanishing]]によってほぼすべてのトロールを失い、そのまま絶滅した(と思われている)。 | |
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2013年11月10日 (日) 23:43時点における版
トロール/Trollは、クリーチャー・タイプの1つ。
クリーチャー — トロール(Troll)
エコー(1)(緑)(あなたのアップキープの開始時に、これが直前のあなたのアップキープの開始時よりも後にあなたのコントロール下になっていた場合、そのエコー・コストを支払わないかぎりそれを生け贄に捧げる。)
(1)(緑):アルビノ・トロールを再生する。
クリーチャー — トロール(Troll) シャーマン(Shaman)
呪禁(このクリーチャーは、あなたの対戦相手がコントロールする呪文や能力の対象にならない。)
(1)(緑):トロールの苦行者を再生する。(このターン、次にこのクリーチャーが破壊される場合、それは破壊されない。代わりに、それをタップし、それに与えられているダメージをすべて取り除き、戦闘から取り除く。)
初出はリミテッド・エディション。
初登場の2体は赤で3体目は青だったが、現在は緑とそれを含む多色のクリーチャーとなっている。
中堅どころのサイズのものが多く、1体を除く全てが再生能力を持つ。総じて戦闘や火力に強い。
- 唯一、裂き爪のトロウ/Rendclaw Trowは再生の代わりに頑強を持つ。
伝説のトロールは最後のトロール、スラーン/Thrun, the Last Trollと縞痕のヴァロルズ/Varolz, the Scar-Stripedの2体(ドラゴンの迷路現在)。
ストーリー
北欧の民間伝承に伝わる「トロル」がモデル。広く各地に伝わっているものの場所によって伝承に差があり、いたずら好きな小さい妖精であるとする地方もあれば、毛むくじゃらの獰猛な怪物で人を襲って食べてしまうとする地方もある。マジックを含む創作ファンタジーの業界では後者をベースとすることが多い。前者には既にフェアリーがおり、それとの差別化という事情もあるだろう。イーブンタイドに登場したトロウ/Trowも、同じ発祥のものが別の地方で別の伝承となったものとされることから、クリーチャー・タイプはトロール/Trollに統一されている。
様々な次元/Planeに生息し、ほとんどが野蛮で獰猛、好戦的。比較的人型を保っているものもいるが、もはやほぼ獣(もしくはなんとも表現しづらい奇妙な怪物)の姿のものも珍しくない。人間やエルフなどの肉を好んで食べるものも多く、ラヴニカ/Ravnicaではゴルガリ団/The Golgariが死体処理に利用している。
ミラディン/Mirrodinのトロールはそれらとはかなり違っており、極めて高い知性と独特の精神文化を持つことで知られる。彼らはミラディンの歴史をテル=ジラード/Tel-Jiladに刻むことを使命としており、余所者と関わることはほとんどない。後に大消失/the Vanishingによってほぼすべてのトロールを失い、そのまま絶滅した(と思われている)。