心の傷跡/Traumatize

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一気に[[ライブラリー]]を半分にしてしまう超絶[[ライブラリー破壊]][[カード]]
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一気に[[ライブラリー]]を半分にしてしまう超絶[[ライブラリー破壊]][[カード]]。今まで[[石臼/Millstone]]でちまちま削ってたのはいったい何だったのだろうか。ライブラリー破壊[[デッキ]]において、[[バベル]]に対抗できる数少ないカード。
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しかし、実際にはバベル相手に使ったとしても、ライブラリー破壊のみで勝とうとしても辛いものがある。
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しかし、実際にはバベル相手に使ったとしても、ライブラリー破壊のみで勝とうとしても辛いものがある。758デッキとか4〜500枚以上のデッキでなければこれ1枚で[[機知の戦い/Battle of Wits]]を封じられるが、残りの分をちまちま削ると考えると微妙なものである。2〜3回撃てたらどうにかなるかもしれないが、だからといって直接勝利に導くカードでもないものを4枚積みするのは躊躇われる。そもそもバベルには[[サイカトグ/Psychatog]]などが入っている場合が多いため自分の首を絞める結果になる事も多い。また、[[リムーブ]]ではないため、対策もされやすい点も難点と言える。
758デッキとか4〜500枚以上のデッキでなければこれ1枚で[[機知の戦い/Battle of Wits]]を封じられるが、残りの分をちまちま削ると考えると微妙なものである。
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2〜3回撃てたらどうにかなるかもしれないが、だからといって直接勝利に導くカードでもないものを4枚積みするのは躊躇われる。
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そもそもバベルには[[サイカトグ/Psychatog]]などが入っている場合が多いため自分の首を絞める結果になる事も多い。
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また、[[リムーブ]]ではないため、対策もされやすい点も難点と言える。
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*もしライブラリー破壊で通常の60枚デッキ相手に使うとすれば、[[打ち消し]]用の2マナを残さずに使ったとして5ターン目までに、{60枚-(初手の7枚+ドロー4or5)}÷2=最速で24枚。
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もしライブラリー破壊で通常の60枚デッキ相手に使うとすれば、[[打ち消し]]用の2マナを残さずに使ったとして5ターン目までに、{60枚-(初手の7枚+ドロー4or5)}÷2=最速で24枚。石臼や、他のライブラリー破壊カードがあれば別だが、ライブラリー破壊デッキの大半は[[パーミッション]]であることから、打ち消し用マナ等を残したりするとこれが撃てるのはもっと後になる。そうすると、あまりこのカードの意義がない。石臼等で早めに削ったとしたら余計これで削れる枚数が減るため、精々石臼6〜7回分くらいの活躍しかしないだろう。ソーサリーで5マナと重く、隙ができてしまうためデッキとの相性はあまりよくない。
石臼や、他のライブラリー破壊カードがあれば別だが、ライブラリー破壊デッキの大半は[[パーミッション]]であることから、打ち消し用マナ等を残したりするとこれが撃てるのはもっと後になる。そうすると、あまりこのカードの意義がない。
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<!-- まあ実際は撃つのを2ターン遅らせたとして1枚しか違いがありませんが。 -->
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石臼等で早めに削ったとしたら余計これで削れる枚数が減るため、精々石臼6〜7回分くらいの活躍しかしないだろう。
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ソーサリーで5マナと重く、隙ができてしまうためデッキとの相性はあまりよくない。
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また自分にも撃つことができる。
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また自分にも撃つことができる。[[スレッショルド]]1発クリアはもちろん、[[フラッシュバック]]カードや[[インカーネーション]]も大量に落とすことができる。また、[[蓄積した知識/Accumulated Knowledge]][[猛烈に食うもの/Magnivore]][[サイカトグ/Psychatog]][[禿鷹ゾンビ/Vulturous Zombie]][[昨日の首飾り/Locket of Yesterdays]]など強烈なシナジーを形成するカードは多岐にわたって存在する。一見[[アドバンテージ]]を失っているように見えて、実は得ている場合が多い。ライブラリー破壊ではなく、[[サイカトグ]]などの自分の墓地を肥やしたいデッキの方が相性はいいだろう。
[[スレッショルド]]1発クリアはもちろん、[[フラッシュバック]]カードや[[インカーネーション]]も大量に落とすことができる。
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また、
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**[[蓄積した知識/Accumulated Knowledge]]
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**[[猛烈に食うもの/Magnivore]]
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**[[サイカトグ/Psychatog]]
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**[[禿鷹ゾンビ/Vulturous Zombie]]
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<!-- --[[世界のるつぼ/Crucible of Worlds]]
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そんなに強烈というわけでも -->
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**[[昨日の首飾り/Locket of Yesterdays]]
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など強烈なシナジーを形成するカードは多岐にわたって存在する。
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一見[[アドバンテージ]]を失っているように見えて、実は得ている場合が多い。
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ライブラリー破壊ではなく、[[サイカトグ]]等の自分の墓地を肥やしたいデッキの方が相性はいいだろう。
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<!-- 入れる余地があるかは別として。 -->
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*[[消えないこだま/Haunting Echoes]]との[[コンボ]]はそれなりに強力で、運がよければ相手の[[デッキ]]にはほぼ[[土地]]しか残らない。
 
*[[消えないこだま/Haunting Echoes]]との[[コンボ]]はそれなりに強力で、運がよければ相手の[[デッキ]]にはほぼ[[土地]]しか残らない。
 
*この後で[[罪を与えるもの/Guiltfeeder]]の攻撃が通ればほぼ勝利。畏怖を持っているので高確率で勝負を決める事ができる。
 
*この後で[[罪を与えるもの/Guiltfeeder]]の攻撃が通ればほぼ勝利。畏怖を持っているので高確率で勝負を決める事ができる。
*同時に[[墓地]]に置かれるカードは、その[[オーナー]]が置く順番を自由に決定できることに注意。
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*同時に[[墓地]]に置かれるカードは、その[[オーナー]]が置く順番を自由に決定できることに注意。ライブラリーをそのままひっくり返して置いてもよいが、墓地の順番を参照するカードがある場合はよく考えた方がいいだろう。
ライブラリーをそのままひっくり返して置いてもよいが、墓地の順番を参照するカードがある場合はよく考えた方がいいだろう。
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*最初は高い評価を受けていたのだが、[[トーナメント]]の評価を待たず、すぐに凋落したという過去をもつ。
 
*最初は高い評価を受けていたのだが、[[トーナメント]]の評価を待たず、すぐに凋落したという過去をもつ。
<!-- [[第9版]]に[[再録]]後、[[ラヴニカ:ギルドの都]]に[[ライブラリー破壊]]カードが多数登場したため、搭載の場があるかも知れない。 -->
 
*ライブラリーの枚数を数えざるを得ない数少ないカード。
 
とはいえ、普通なら自分のデッキの総枚数ぐらいは把握しているはずなので、ライブラリー以外の領域にあるカードの合計を計算して引いた方が手っ取り早い。
 
<!-- 数えるのが面倒ならば1枚ずつ2つに山分けし、対戦相手かジャッジに落とす山を1つ選んでもらおう(奇数枚時の余りは残す山に加える)。
 
ただし、[[教示者]]や[[ごみ引きずり/Junktroller]]などで[[ライブラリー操作]]されている場合は不可能である。
 
>ルールに合わない行為を書くのは少し危険・・・
 
>あくまで仲間内での勝負でのみ使う旨を書いたほうがいいかも -->
 
*「Trauma」で「心的外傷」という意味で、日本語でも耳慣れた「トラウマ」のこと。
 
「Traumatize」は「トラウマを与える」といった意味になる。
 
 
*[[ラヴニカ・ブロック]]の[[スタンダード]]落ちに伴い、[[発掘]]という[[キーワード能力]]を失い消滅するかに思われた[[ナルコブリッジ]]の復活に一役買った。
 
*[[ラヴニカ・ブロック]]の[[スタンダード]]落ちに伴い、[[発掘]]という[[キーワード能力]]を失い消滅するかに思われた[[ナルコブリッジ]]の復活に一役買った。
 
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*ライブラリーの枚数を数えざるを得ない数少ないカード。とはいえ、普通なら自分のデッキの総枚数ぐらいは把握しているはずなので、ライブラリー以外の領域にあるカードの合計を計算して引いた方が手っ取り早い。
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*「Trauma」で「心的外傷」という意味で、日本語でも耳慣れた「トラウマ」のこと。「Traumatize」は「トラウマを与える」といった意味になる。
  
 
==参考==
 
==参考==
*[[カード個別評価:オデッセイブロック]]
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*[[カード個別評価:オデッセイ]] - [[レア]]
*[[カード個別評価:10版(10th)]]
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*[[カード個別評価:第10版]] - [[レア]]
*[[カード個別評価:9版(9th)]]
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*[[カード個別評価:第9版]] - [[レア]]

2008年3月10日 (月) 23:56時点における版


Traumatize / 心の傷跡 (3)(青)(青)
ソーサリー

プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは、自分のライブラリーの端数を切り捨てた半分を切削する。


一気にライブラリーを半分にしてしまう超絶ライブラリー破壊カード。今まで石臼/Millstoneでちまちま削ってたのはいったい何だったのだろうか。ライブラリー破壊デッキにおいて、バベルに対抗できる数少ないカード。

しかし、実際にはバベル相手に使ったとしても、ライブラリー破壊のみで勝とうとしても辛いものがある。758デッキとか4〜500枚以上のデッキでなければこれ1枚で機知の戦い/Battle of Witsを封じられるが、残りの分をちまちま削ると考えると微妙なものである。2〜3回撃てたらどうにかなるかもしれないが、だからといって直接勝利に導くカードでもないものを4枚積みするのは躊躇われる。そもそもバベルにはサイカトグ/Psychatogなどが入っている場合が多いため自分の首を絞める結果になる事も多い。また、リムーブではないため、対策もされやすい点も難点と言える。

もしライブラリー破壊で通常の60枚デッキ相手に使うとすれば、打ち消し用の2マナを残さずに使ったとして5ターン目までに、{60枚-(初手の7枚+ドロー4or5)}÷2=最速で24枚。石臼や、他のライブラリー破壊カードがあれば別だが、ライブラリー破壊デッキの大半はパーミッションであることから、打ち消し用マナ等を残したりするとこれが撃てるのはもっと後になる。そうすると、あまりこのカードの意義がない。石臼等で早めに削ったとしたら余計これで削れる枚数が減るため、精々石臼6〜7回分くらいの活躍しかしないだろう。ソーサリーで5マナと重く、隙ができてしまうためデッキとの相性はあまりよくない。

また自分にも撃つことができる。スレッショルド1発クリアはもちろん、フラッシュバックカードやインカーネーションも大量に落とすことができる。また、蓄積した知識/Accumulated Knowledge猛烈に食うもの/Magnivoreサイカトグ/Psychatog禿鷹ゾンビ/Vulturous Zombie昨日の首飾り/Locket of Yesterdaysなど強烈なシナジーを形成するカードは多岐にわたって存在する。一見アドバンテージを失っているように見えて、実は得ている場合が多い。ライブラリー破壊ではなく、サイカトグなどの自分の墓地を肥やしたいデッキの方が相性はいいだろう。

  • 消えないこだま/Haunting Echoesとのコンボはそれなりに強力で、運がよければ相手のデッキにはほぼ土地しか残らない。
  • この後で罪を与えるもの/Guiltfeederの攻撃が通ればほぼ勝利。畏怖を持っているので高確率で勝負を決める事ができる。
  • 同時に墓地に置かれるカードは、そのオーナーが置く順番を自由に決定できることに注意。ライブラリーをそのままひっくり返して置いてもよいが、墓地の順番を参照するカードがある場合はよく考えた方がいいだろう。
  • 最初は高い評価を受けていたのだが、トーナメントの評価を待たず、すぐに凋落したという過去をもつ。
  • ラヴニカ・ブロックスタンダード落ちに伴い、発掘というキーワード能力を失い消滅するかに思われたナルコブリッジの復活に一役買った。
  • ライブラリーの枚数を数えざるを得ない数少ないカード。とはいえ、普通なら自分のデッキの総枚数ぐらいは把握しているはずなので、ライブラリー以外の領域にあるカードの合計を計算して引いた方が手っ取り早い。
  • 「Trauma」で「心的外傷」という意味で、日本語でも耳慣れた「トラウマ」のこと。「Traumatize」は「トラウマを与える」といった意味になる。

参考

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