忌まわしき者/Abomination

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
1行: 1行:
 
{{#card:Abomination}}
 
{{#card:Abomination}}
 +
__NOTOC__
 +
==解説==
 +
[[黒]]の[[バジリスク]][[能力]]を持った[[クリーチャー]]は、[[緑]]に遅れること1年弱、[[レジェンド]]で収録されたこの忌まわしき者と[[Infernal Medusa]]が初登場である。これは[[ブロック]]関係を持った[[対抗色]]のクリーチャーを[[破壊]]する能力がある。
  
[[黒]]の[[バジリスク]][[能力]]を持った[[クリーチャー]]は、[[緑]]に遅れること1年弱、[[レジェンド]]で収録されたこの忌まわしき者と[[Infernal Medusa]]が初登場である。
+
当時の[[リミテッド]]なら嫌らしい[[壁]]にでもなりえたのだろうが、それでもその[[コスト・パフォーマンス]]はどうしようもない位悪い。[[タフネス]]6は頑丈ではあるが、5[[マナ]]もつぎ込んで[[パワー]]が2点ぽっきりで、悪い面ばかりが集約されたクリーチャーとしかコメントできない。廉価版なら[[戦慄の死霊/Dread Specter]]、これを上方修正すれば[[怪奇な混種/Grotesque Hybrid]]辺りに落ち着くだろう。
これは[[ブロック]]関係を持った[[対抗色]]のクリーチャーを[[破壊]]する能力がある。
+
 
+
当時の[[リミテッド]]なら嫌らしい[[壁]]にでもなりえたのだろうが、それでもその[[コスト・パフォーマンス]]はどうしようもない位悪い。
+
[[タフネス]]6は頑丈ではあるが、5[[マナ]]もつぎ込んで[[パワー]]が2点ぽっきりで、悪い面ばかりが集約されたクリーチャーとしかコメントできない。
+
廉価版なら[[戦慄の死霊/Dread Specter]]、これを上方修正すれば[[怪奇な混種/Grotesque Hybrid]]辺りに落ち着くだろう。
+
 
+
*元々の[[クリーチャー・タイプ]]が[[カード名とクリーチャー・タイプが同じカード|名前と同じ]]であったために、長い間アルファベット順で最初のタイプであった。
+
[[再録]]に漏れるなどでしぶとく残り続けるも、遂に[[ローウィン]]前の大改訂で絶滅、新しく[[ホラー]]となった。
+
この改訂によって、2007年9月現在の一番目のタイプは[[アドバイザー]]になる。
+
*真っピンクでケロイド状の人物を描いた、[[マジック]]でも随一の[[画像:Abomination|グロテスクな絵]]として、[[Mark Tedin]]の名と共に恐れられている。
+
しかし意外なことに、この絵はペーパーバックの扉絵にあったレオナルド・ダ・ヴィンチの自画像がもとになっているとTedinは語っている。もっとも、その扉絵は年期が経ったせいで、もはや半透明のどろどろした人の顔のように映ったために、それを思い起こしてスケッチした結果がこうなった。→[[http://tedinmark.home.mindspring.com/114Abomination.html|Abomination Art]]
+
 
+
<!-- (カードの原画がアップで表示されるので苦手な方はご注意下さい)
+
原画がデッドリンクなので外した -->
+
  
 +
*元々の[[クリーチャー・タイプ]]が[[カード名とクリーチャー・タイプが同じカード|名前と同じ]]であったために、長い間アルファベット順で最初のタイプであった。[[再録]]に漏れるなどでしぶとく残り続けるも、遂に[[ローウィン]]前の大改訂で絶滅、新しく[[ホラー]]となった。この改訂によって、2007年9月現在の一番目のタイプは[[アドバイザー]]になる。
 +
*真っピンクでケロイド状の人物を描いた、[[マジック]]でも随一の{{Gatherer|Abomination|グロテスクな絵}}として、[[Mark Tedin]]の名と共に恐れられている。しかし意外なことに、この絵はペーパーバックの扉絵にあったレオナルド・ダ・ヴィンチの自画像がもとになっているとTedinは語っている。もっとも、その扉絵は年期が経ったせいで、もはや半透明のどろどろした人の顔のように映ったために、それを思い起こしてスケッチした結果がこうなった。→[http://tedinmark.home.mindspring.com/114Abomination.html Abomination Art]
 
==参考==
 
==参考==
*[[カード個別評価:4版(4th)]]
+
*[[カード個別評価:第4版]] - [[アンコモン]]
*[[カード個別評価:オールドエキスパンション]]
+
*[[カード個別評価:レジェンド]] - [[アンコモン]]1

2008年3月13日 (木) 06:31時点における版


解説

バジリスク能力を持ったクリーチャーは、に遅れること1年弱、レジェンドで収録されたこの忌まわしき者とInfernal Medusaが初登場である。これはブロック関係を持った対抗色のクリーチャーを破壊する能力がある。

当時のリミテッドなら嫌らしいにでもなりえたのだろうが、それでもそのコスト・パフォーマンスはどうしようもない位悪い。タフネス6は頑丈ではあるが、5マナもつぎ込んでパワーが2点ぽっきりで、悪い面ばかりが集約されたクリーチャーとしかコメントできない。廉価版なら戦慄の死霊/Dread Specter、これを上方修正すれば怪奇な混種/Grotesque Hybrid辺りに落ち着くだろう。

  • 元々のクリーチャー・タイプ名前と同じであったために、長い間アルファベット順で最初のタイプであった。再録に漏れるなどでしぶとく残り続けるも、遂にローウィン前の大改訂で絶滅、新しくホラーとなった。この改訂によって、2007年9月現在の一番目のタイプはアドバイザーになる。
  • 真っピンクでケロイド状の人物を描いた、マジックでも随一のグロテスクな絵として、Mark Tedinの名と共に恐れられている。しかし意外なことに、この絵はペーパーバックの扉絵にあったレオナルド・ダ・ヴィンチの自画像がもとになっているとTedinは語っている。もっとも、その扉絵は年期が経ったせいで、もはや半透明のどろどろした人の顔のように映ったために、それを思い起こしてスケッチした結果がこうなった。→Abomination Art

参考

MOBILE