エドガー・マルコフ/Edgar Markov (ストーリー)
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大勢の吸血鬼とともに[[ステンシア/Stensia]]州の[[ステンシア/Stensia#吸血鬼の重要拠点|マルコフ荘園/Markov Manor]]に住んでいる。屋敷は広大だが、他の吸血鬼の古老と比べれば、その暮らしぶりは質素なものである。 | 大勢の吸血鬼とともに[[ステンシア/Stensia]]州の[[ステンシア/Stensia#吸血鬼の重要拠点|マルコフ荘園/Markov Manor]]に住んでいる。屋敷は広大だが、他の吸血鬼の古老と比べれば、その暮らしぶりは質素なものである。 |
2017年8月22日 (火) 00:07時点における版
エドガー・マルコフ/Edgar Markovはイニストラード・ブロックおよびイニストラードを覆う影ブロックのキャラクター。カードとしては統率者2017のエドガー・マルコフ/Edgar Markovが初出。
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解説
イニストラード/Innistradの吸血鬼/Vampireの4大血統の1つ、マルコフ/Markov家の始祖にして、イニストラードに吸血鬼という存在をもたらした張本人。男性(イラスト)。
大勢の吸血鬼とともにステンシア/Stensia州のマルコフ荘園/Markov Manorに住んでいる。屋敷は広大だが、他の吸血鬼の古老と比べれば、その暮らしぶりは質素なものである。
彼はまたプレインズウォーカー/Planeswalker、ソリン・マルコフ/Sorin Markovの祖父でもある。人間の守護者たるアヴァシン/Avacynを創造して以来、ソリンはマルコフ荘園ですら歓迎されない存在となり、エドガーとは疎遠になっている(エドガー本人がどう思っているのかは不明)。
経歴
吸血鬼の誕生
数千年前、後にステンシアと呼ばれることになる地に、エドガー・マルコフという名の老いた人間の錬金術師が住んでいた。当時その地は飢饉に見舞われており、エドガーは家族を飢餓から救う手段を探し求めていた。彼が辿り着いた結論は恐ろしいものだった。一部の人間に血魔術/Blood magicの儀式を受けさせ、他の人間の血を飲むことで生きられるようにするというのだ。そうすれば作物を必要とする人間の割合は減るし、人口自体も減るだろう。
だが、それは建前だった。エドガーの真の望みは、自分自身とたった一人の孫、ソリンを不老不死にすることだった。悪魔シルゲンガー/Shilgengarが彼の野心に目を付け、彼に知識を与えて血魔術の儀式への道を示し、彼が自分の良心に打ち勝つ手助けをした。それでも最後の一線で踏み留まっていたエドガーに、大義名分を与えたのが飢饉である。もしかしたら飢饉もシルゲンガーが仕組んだことかもしれない――あるいは、全くの偶然なのかもしれない。
エドガーはオリヴィア・ヴォルダーレン/Olivia Voldaren、ルノ・ストロムカーク/Runo Stromkirkら11人の仲間とともに儀式を行った。儀式の鍵となるのは天使の生き血であった。彼らはマリクス/Maryczという名の天使を捕縛し、祭壇の上でその首を裂いた。迸る銀色の血を、まずエドガーが銀のゴブレットで受けて飲み、11人がそれに続いた。こうして、この次元/Plane最初の吸血鬼が生まれた。
その後エドガーは自分の血を飲ませることで、ソリンをも吸血鬼に変えた。驚くべきことに、ソリンはその場から忽然と姿を消した――変質による精神的ショックが、彼のプレインズウォーカーの灯/Planeswalker's Sparkを点したのだった。
登場
登場カード
フレイバー・テキストに登場
イラストに登場
登場作品・登場記事
- A Planeswalker's Guide to Innistrad: Stensia and Vampires/プレインズウォーカーのためのイニストラード案内 ステンシアと吸血鬼(Savor the Flavor 2011年11月2日 Magic Creative Team著)
- Sorin's Homecoming/ソリンの帰郷(Savor the Flavor 2012年1月11日 Doug Beyer著)
- The Prison of Silver/銀の牢獄(Savor the Flavor 2012年1月18日 Doug Beyer著)
- The Lunarch's Journal/月皇の手記(Uncharted Realms 2014年8月13日 Colin Kawakami著)
- The Mystery of Markov Manor/マルコフ荘園の謎(Magic Story 2016年3月30日 James Wyatt著)
その他
- Edgarはヨーロッパで広く使われる男性の人名。古英語のēad(富)とgār(槍)に由来する。この名を持つ著名な人物としては、マジックのフレイバー・テキストにも作品の一節が引用されている、小説家・詩人のEdgar Allan Poeが挙げられる。