アクームの怒り、モラウグ/Moraug, Fury of Akoum
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2020年11月13日 (金) 19:24時点における版
伝説のクリーチャー — ミノタウルス(Minotaur) 戦士(Warrior)
あなたがコントロールしている各クリーチャーはそれぞれ、このターンにそれが攻撃した回数1回につき+1/+0の修整を受ける。
上陸 ― 土地が1つあなたのコントロール下で戦場に出るたび、あなたのメイン・フェイズ中であった場合、このフェイズの後に追加の戦闘フェイズ1つを加える。その戦闘の開始時に、あなたがコントロールしているクリーチャーをすべてアンタップする。
各クリーチャーに攻撃回数に等しいパワー修整を与え、上陸で戦闘フェイズを追加する伝説のミノタウルス・戦士。
追加した戦闘フェイズの開始時に味方クリーチャーをアンタップするため、上陸は通常の戦闘を終えてから第2メイン・フェイズに行いたい。追加された戦闘フェイズの後には追加のメイン・フェイズがないが、メイン・フェイズ中にフェッチランドや乱動の再成長/Roiling Regrowth等で複数回土地を戦場に出すことができれば、追加の戦闘フェイズとパワー修整を重ねて一気にフィニッシュに持っていける。
戦闘フェイズの追加はメイン・フェイズに上陸した場合のみであるため、バウンスランドと歩く大地図/Walking Atlasを用意して無限に戦闘フェイズを繰り返す…などは不可能。
- ゼンディカーの夜明けでは唯一上陸能力とパーティーの構成員になれるクリーチャー・タイプを併せ持つクリーチャー。
- ウラモグ/Ulamogではない。
- レガシーでDidgeridooをキーカードとしたミノタウルスデッキが登場するきっかけとなった。
ルール
- パワー修整能力は誘発型能力ではなく常在型能力である。モラウグが戦場に存在していない間に攻撃した回数も参照し、またモラウグが戦場を離れれば効果は無くなる。
- 「攻撃した回数」とは攻撃クリーチャー指定ステップのターン起因処理で攻撃クリーチャーとして指定された回数を示す。攻撃している状態で戦場に出ることは、攻撃した回数に数えない。
- 攻撃している状態で戦場に出たクリーチャーが速攻を持っていない場合、後に追加された戦闘フェイズではアンタップされても攻撃に参加させることはできない。
- 上陸の効果でクリーチャーがアンタップするのは上陸によって得た追加の戦闘フェイズのみ。戦闘前メイン・フェイズに追加の戦闘フェイズを得た場合、続く(通常の)戦闘フェイズにはアンタップしない。よって、戦闘後メイン・フェイズに上陸の効果を誘発させないと十全の効果を発揮できない。
- 多くの連続突撃/Relentless Assaultの亜種と異なり、追加するのは戦闘フェイズだけで、その後にメイン・フェイズを追加することはない。
ストーリー
モラウグ/Moraugは、アクーム/Akoum大陸に住むミノタウルス/Minotaur。男性。巨大な角を持つ(イラスト1、イラスト2)。
モラウグのような一部のミノタウルスは、文明のあらゆる誘いを逃れ、自らの獣性を受け入れて荒野で暮らす。モラウグは捕食者として生きており、捕らえられる動物は何でも喰らう――他に手に入る獲物がなければ、人型種族さえも。
その角は野蛮で残忍に伸び、もしかするとミノタウルス史上最大かもしれない。ミノタウルスの角には闇市場が存在しており、モラウグほどの大きさのものであれば、人一人が一生食うに困らないだけの値がつくだろう。多くの密猟者気取りが、探し求めるその角を見つけてきた――そして胸を無残に貫かれてきた。
登場作品・登場記事
- The Legends of Zendikar Rising/『ゼンディカーの夜明け』の伝説たち(Feature 2020年9月15日 Ari Zirulnik著)