戦場
提供:MTG Wiki
戦場/Battlefieldは、領域の1つ。クリーチャーなどのパーマネントが置かれる領域であり、ゲームの中心である。
目次 |
[編集] 解説
戦場は公開領域であり、またプレイヤーは自由に戦場のカードを並べ替えることができる。ただし、そのコントローラーや、タップ状態かどうか等の位相は明確でなければならない。
- 「戦場に戻す」と「戦場に出す」は、ルール上まったく同じ意味である。戦場に出たことがないカードを「戦場に戻す」こともできる。
- ゲームプレイの便宜上、プレイヤーごとにコントロールするパーマネントをまとめて置いておくことが多いが、マジックのルール上では、戦場は1つである。「自分の戦場」「相手の戦場」という風には区別しない。各オブジェクトについて、「〜のコントローラーは誰々である」「誰々のコントロールする〜」という表現が使われる。
- コントロール変更効果によってパーマネントのコントロールが移動しても、それが戦場を離れたり改めて戦場に出ることはなく、同一のオブジェクトとして扱う。
- インスタントやソーサリーは表向きで戦場に出ることはない。何らかの効果がそれらを戦場に出そうとする場合、戦場に出る代わりに元の領域に残る。
- ルール適用度が競技またはプロのイベントでは、どういったものをどこに置くべきかが細かく指示されている。詳細な内容についてはマジック・イベント規定よりリンク先を参照のこと。
[編集] 旧名称
この領域は、「戦場」という名称に変更される前は場/In Playと呼ばれていた。英語版では「プレイする」のPlayと同じ単語が用いられていることから、プレイヤーの中には混乱する人もいた。また、In-Playは「ライブラリー」や「墓地」といった他の領域とイメージが異なる問題もあった。
双方の問題を解決するため、基本セット2010の大規模なルール改正によって、他の領域の雰囲気に合わせた戦場へと変更された。(→Magic 2010 Rules Changes参照)
[編集] 参考
引用:総合ルール 20231117.0
- 4 領域
- 403 戦場
- 403.1 プレイヤー間のやりとりの主な舞台になるのは戦場である。戦場は、最初は空である。プレイヤーがコントロールしているパーマネントは、通常、そのプレイヤーの目の前の戦場に置かれるが、(他のプレイヤーのパーマネントについたオーラなどの)特定の場合には、他のプレイヤーにより近いところに置かれることがある。
- 403.2 カードに、プレイヤーや他の領域について明記されていない限り、呪文や能力は戦場にのみ影響を及ぼし、また、戦場にあるものだけを考慮する。
- 403.3 パーマネントは戦場にのみ存在する。戦場に存在するオブジェクトはパーマネントである。rule 110〔パーマネント〕参照。
- 403.4 パーマネントが戦場に出たとき、それは新しいオブジェクトとなり、その同じカードによって現わされていたパーマネントとは rule 400.7 に記された例外を除いて無関係である。(これは他の領域に移動するオブジェクトについて言える。)
- 403.5 かつて、戦場は「場/in-play」領域と呼ばれていた。カードに「場にある/in play」「場から/from play」「場に/into play」などの表現で書かれている場合、戦場を参照する。そのように記載されているカードは、オラクルで訂正されている。
- 403 戦場