Gurn Keep
提供：MTG Wiki
(整理) |
|||
| 1行： | 1行： | ||
''Gurn Keep''（'''ガーン砦'''）は[[フォールン・エンパイア]]の舞台の一つ。 | ''Gurn Keep''（'''ガーン砦'''）は[[フォールン・エンパイア]]の舞台の一つ。 | ||
==解説== | ==解説== | ||
| − | [[Crimson Peaks|Crimson Peaks（クリムゾン・ピークス）]]の[[ドワーフの砦/Dwarven Hold]]の1つ。周囲は濠が取り囲み、正門から橋が架けられている。正門の高さは[[人間]]の成人男性の身長の２倍、幅はその半分程度。 | + | [[Crimson Peaks|Crimson Peaks（クリムゾン・ピークス）]]の[[ドワーフの砦/Dwarven Hold]]の1つ。周囲は濠が取り囲み、正門から橋が架けられている。正門の高さは[[人間/Human]]の成人男性の身長の２倍、幅はその半分程度。 |
平和な時代、春の祭りには、城壁の矢狭間（やざま。arrow-slit）にはデイジーの花を挿し、マーダーホール（murderholesとは、外門と内門の間の通路天井に仕掛けられた穴。石、煮立った油、溶けた鉛などを侵入して来た敵の頭上に落とす。殺人孔。）からは花びらが舞い、山羊や羊、鹿、馬のパレードが正門から中庭へと続き、中庭では人々が踊り、タバコをふかし、ビールをしこたまあおっていた。 | 平和な時代、春の祭りには、城壁の矢狭間（やざま。arrow-slit）にはデイジーの花を挿し、マーダーホール（murderholesとは、外門と内門の間の通路天井に仕掛けられた穴。石、煮立った油、溶けた鉛などを侵入して来た敵の頭上に落とす。殺人孔。）からは花びらが舞い、山羊や羊、鹿、馬のパレードが正門から中庭へと続き、中庭では人々が踊り、タバコをふかし、ビールをしこたまあおっていた。 | ||
| 9行： | 9行： | ||
[[Teedmar|Teedmar（ティードマー）]] 壊滅後、押し寄せて来た[[真鍮爪のオーク/Brassclaw Orcs#ストーリー|ゴブリン・オーク]]の大軍団に対し籠城戦の構えで当たるが、溢れ返る難民で飽和状態となり混沌とした砦には、敵軍を追い払う戦力も長期に亘って戦う物資も残されていなかった。兵士でない者や老人、子供も一丸となって侵略者と戦い続けたが、一度守りを破られた砦はあっけなく陥落。裏門から逃げる者も坑道に立てこもった者も、性別・年齢お構い無しに虐殺されてしまった。無慈悲な敵は捕虜を取る習慣など持ち合わせていなかった。 | [[Teedmar|Teedmar（ティードマー）]] 壊滅後、押し寄せて来た[[真鍮爪のオーク/Brassclaw Orcs#ストーリー|ゴブリン・オーク]]の大軍団に対し籠城戦の構えで当たるが、溢れ返る難民で飽和状態となり混沌とした砦には、敵軍を追い払う戦力も長期に亘って戦う物資も残されていなかった。兵士でない者や老人、子供も一丸となって侵略者と戦い続けたが、一度守りを破られた砦はあっけなく陥落。裏門から逃げる者も坑道に立てこもった者も、性別・年齢お構い無しに虐殺されてしまった。無慈悲な敵は捕虜を取る習慣など持ち合わせていなかった。 | ||
| − | 砦陥落の要因に関し、長老や司令官の間で、「軍事アドバイザーとして雇った[[リーオッド・ダイ/Reod Dai]]がゴブリン・オークと通じていた」、「[[ | + | 砦陥落の要因に関し、長老や司令官の間で、「軍事アドバイザーとして雇った[[リーオッド・ダイ/Reod Dai]]がゴブリン・オークと通じていた」、「[[漆黒の手教団/Order of the Ebon Hand]]の援軍が敵に寝返った」などの憶測がされたというが、真相は不明。 |
| − | + | [[ドワーフ/Dwarf#ドミナリア|ドワーフ/Dwarf]]の生き残りは、[[ゴブリン/Goblin#ドミナリア|ゴブリン/Goblin]]や[[オーク]]の苦手とする寒冷なクリムゾン・ピークスの奥地へと逃れ、隠れ住むようになったという。 | |
==登場作品== | ==登場作品== | ||
*A History of Fallen Empires（[[Duelist]]3号の記事） | *A History of Fallen Empires（[[Duelist]]3号の記事） | ||
| 20行： | 20行： | ||
*[[Crimson Peaks|Crimson Peaks（クリムゾン・ピークス）]] | *[[Crimson Peaks|Crimson Peaks（クリムゾン・ピークス）]] | ||
*[[背景世界/ストーリー用語]] | *[[背景世界/ストーリー用語]] | ||
| + | [[Category:サーペイディアの地名|かあんとりて]] | ||
2022年6月6日 (月) 08:36時点における最新版
Gurn Keep（ガーン砦）はフォールン・エンパイアの舞台の一つ。
[編集] 解説
Crimson Peaks（クリムゾン・ピークス）のドワーフの砦/Dwarven Holdの1つ。周囲は濠が取り囲み、正門から橋が架けられている。正門の高さは人間/Humanの成人男性の身長の２倍、幅はその半分程度。
平和な時代、春の祭りには、城壁の矢狭間（やざま。arrow-slit）にはデイジーの花を挿し、マーダーホール（murderholesとは、外門と内門の間の通路天井に仕掛けられた穴。石、煮立った油、溶けた鉛などを侵入して来た敵の頭上に落とす。殺人孔。）からは花びらが舞い、山羊や羊、鹿、馬のパレードが正門から中庭へと続き、中庭では人々が踊り、タバコをふかし、ビールをしこたまあおっていた。
砦の長老Hamon（ハモン）やKal（カル）の指導の元に、First Wacth Keeper（第1監視番）やSecond Wacth Keeper（第2監視番）、Third Wacth Keeper（第3監視番）などの役職が従う。軍人には将軍Danhelm（ダンヘルム）、隊長Sarya Haasendel（サリア・ハーセンデル）らがいる。
Teedmar（ティードマー） 壊滅後、押し寄せて来たゴブリン・オークの大軍団に対し籠城戦の構えで当たるが、溢れ返る難民で飽和状態となり混沌とした砦には、敵軍を追い払う戦力も長期に亘って戦う物資も残されていなかった。兵士でない者や老人、子供も一丸となって侵略者と戦い続けたが、一度守りを破られた砦はあっけなく陥落。裏門から逃げる者も坑道に立てこもった者も、性別・年齢お構い無しに虐殺されてしまった。無慈悲な敵は捕虜を取る習慣など持ち合わせていなかった。
砦陥落の要因に関し、長老や司令官の間で、「軍事アドバイザーとして雇ったリーオッド・ダイ/Reod Daiがゴブリン・オークと通じていた」、「漆黒の手教団/Order of the Ebon Handの援軍が敵に寝返った」などの憶測がされたというが、真相は不明。
ドワーフ/Dwarfの生き残りは、ゴブリン/Goblinやオークの苦手とする寒冷なクリムゾン・ピークスの奥地へと逃れ、隠れ住むようになったという。
[編集] 登場作品
- A History of Fallen Empires（Duelist3号の記事）
- And Peace Shall Sleep（小説）
