Teedmar
提供:MTG Wiki
Teedmar(ティードマー)はドミナリア/Dominariaのサーペイディア/Sarpadia大陸にかつて存在した都市。小説And Peace Shall Sleepの舞台の一つ。
[編集] 解説
Gurn Keep(ガーン砦)近くのドワーフ/Dwarfの鉱山都市。Crimson Peaks(クリムゾン・ピークス)でも北西の地方で、アイケイシア/Icatiaの国境と、オーク・ゴブリンの領域の双方に近い位置にある。
上質な武器の生産地であり、ガーン砦の武器の主要な供給源である。アイケイシアとは数世紀来、友好的な関係を保っている。アイケイシアの武器ですら、この街との交易に大きく依存している。都市崩壊の数年前、リーオッド・ダイ/Reod Daiの仲介で、ティードマーは(当時の)ゴブリンの王/Goblin Kingとの間に交易協定を結ぶ。それからは、高品質のドワーフ製武器の需要は高まり、都市は大きく成長を遂げる。都市は発展したもののドワーフたちは、時代の変化に対応せずに昔のやり方を通し続けた。
街は常備軍を有する。オーク・ゴブリンとの戦いが激しさを増すと、多くの志願兵が集まってきた。アイケイシアも部隊を駐留させている。
アイケイシアの石畳の道と違い、より天候の厳しいこの街の道は、荷馬車の通行用に木材で高く舗装されている。
オーク・ゴブリン同盟軍の襲来の時が迫りつつある中、近隣の山が突如噴火。地震に襲われ、飛礫が雨あられと降り、溶岩が流れ込む。ドワーフ、アイケイシア人、建物…何もかもが破壊され、一日経たずに廃墟と化してしまった。噴火の原因はオークやゴブリン、魔術師、はたまた漆黒の手教団/Order of the Ebon Handの仕業とも噂される。真相は漆黒の手の魔術師たちの大魔術が原因であるが、教団員以外でそれを知るものはまずいない。
数少ない生存者によると、巨大なドラゴンを従えたSevena(セヴィーナ)と名乗る女性を含む、3人のドワーフ女性が廃墟に現れ、坑道に閉じ込められたドワーフたちを救助したという。セヴィーナは人間/Humanの魔術師に違いないとの証言もある。