芽吹くトリナクス/Sprouting Thrinax
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− | [[ | + | [[リミテッド]]では単純に強力。[[スタンダード]][[構築]]では、[[ローウィン=シャドウムーア・ブロック]]が退場して[[ボガートの突撃隊/Boggart Ram-Gang]]や[[台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks]]などの強力な3マナ域がいなくなった以降は[[ジャンドコントロール]]で使われるようになった。 |
− | [[ | + | *[[ゼンディカー]]で登場した[[巨森、オラン=リーフ/Oran-Rief, the Vastwood]]とも相性がよい。ジャンドで使われることもあったが、3[[色]]を満遍なく使う[[デッキ]]であるため[[単色]]の[[土地]]は厳しく、次第に見なくなっていった。 |
− | + | *[[生け贄に捧げる]]手段との相性もよく、[[貪食]]や[[ナントゥーコの鞘虫/Nantuko Husk]]などとの組み合わせも有効。 | |
− | + | **芽吹くトリナクスを貪食した場合、芽吹くトリナクスが[[墓地に置く|墓地に置かれる]]ことによって誘発する[[誘発型能力]]は、貪食したクリーチャーが[[戦場に出る|戦場に出た]]後に[[スタック]]に乗ることになる。従って、貪食の際これを[[食べる|食べ]]ながら出てくる[[苗木]]トークンも食べるといったことはできない。 | |
− | **貪食は、そのクリーチャーを[[戦場に出す]][[呪文]]や能力の[[解決]]中に行われる。 | + | ***貪食は、そのクリーチャーを[[戦場に出す]][[呪文]]や能力の[[解決]]中に行われる。 |
*アラーラの断片ゲートウェイの[[プロモーション・カード]]として、[[Jaime Jones]]による新規イラストのこのカードが配布された。 | *アラーラの断片ゲートウェイの[[プロモーション・カード]]として、[[Jaime Jones]]による新規イラストのこのカードが配布された。 | ||
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==参考== | ==参考== | ||
*[[カード個別評価:アラーラの断片]] - [[アンコモン]] | *[[カード個別評価:アラーラの断片]] - [[アンコモン]] | ||
+ | *[[カード個別評価:ダブルマスターズ2022]] - [[アンコモン]] | ||
+ | *[[カード個別評価:モダンマスターズ2017]] - [[アンコモン]] |
2022年6月30日 (木) 03:52時点における最新版
Sprouting Thrinax / 芽吹くトリナクス (黒)(赤)(緑)
クリーチャー — トカゲ(Lizard)
クリーチャー — トカゲ(Lizard)
芽吹くトリナクスが死亡したとき、緑の1/1の苗木(Saproling)クリーチャー・トークンを3体生成する。
3/3種のばら撒き/Scatter the Seeds相当の死亡誘発能力を内蔵したトカゲ。サイズと能力的には、共生するエルフ/Symbiotic Elfと共生する獣/Symbiotic Beastの中間に位置すると言える。
3マナ3/3と十分なマナレシオに加え、除去を撃たれても3点分のクロックを残せる高いコスト・パフォーマンスを持つ。ビートダウン同士の戦闘に強く、また除去を破壊に頼るコントロールに対しても単体でアドバンテージを取れる。
リミテッドでは単純に強力。スタンダード構築では、ローウィン=シャドウムーア・ブロックが退場してボガートの突撃隊/Boggart Ram-Gangや台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finksなどの強力な3マナ域がいなくなった以降はジャンドコントロールで使われるようになった。
- ゼンディカーで登場した巨森、オラン=リーフ/Oran-Rief, the Vastwoodとも相性がよい。ジャンドで使われることもあったが、3色を満遍なく使うデッキであるため単色の土地は厳しく、次第に見なくなっていった。
- 生け贄に捧げる手段との相性もよく、貪食やナントゥーコの鞘虫/Nantuko Huskなどとの組み合わせも有効。
- アラーラの断片ゲートウェイのプロモーション・カードとして、Jaime Jonesによる新規イラストのこのカードが配布された。
[編集] 関連カード
[編集] サイクル
アラーラの断片の各断片に存在するアンコモンの友好色3色クリーチャーサイクル。
- ロウクスの戦修道士/Rhox War Monk
- 塔のガーゴイル/Tower Gargoyle
- 火炎地のオーガ/Fire-Field Ogre
- 芽吹くトリナクス/Sprouting Thrinax
- 長毛のソクター/Woolly Thoctar