焦熱の結末/Fiery Conclusion
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
(9人の利用者による、間の9版が非表示) | |||
1行: | 1行: | ||
{{#card:Fiery Conclusion}} | {{#card:Fiery Conclusion}} | ||
+ | [[クリーチャー]]1体を犠牲にして5点もの[[ダメージ]]を与える対[[クリーチャー]][[火力]]。 | ||
− | + | [[効果]]は[[命知らず/Reckless Abandon]]や[[爆片破/Shrapnel Blast]]を髣髴とさせる。とはいえ、それらと違い[[プレイヤー]]や[[プレインズウォーカー]]に撃てず、[[稲妻の斧/Lightning Axe]]と比べても不当に[[コスト]]が[[重い]]ように感じるので[[構築]]での採用は難しい。 | |
− | + | ||
− | + | もちろん[[リミテッド]]ではとても強力。5点ともなるとほぼ確実に[[除去]]できると思って問題ない。とはいえ普通に使うと[[カード・アドバンテージ]]を失うので、[[トークン]][[生成]]など複数のクリーチャーを用意できるカードを使う、[[PIG]]能力持ちを使う、一時的に[[コントロール]]を奪ったクリーチャーを利用するなど、できる限りデメリットを軽減できる[[ギミック]]を仕込んでおきたい。 | |
− | + | ||
− | [[ | + | *[[フレイバー・テキスト]]では、[[赤]]を含む各[[ギルド/Guild|ギルド]]がこの「結末」をどう見たかが書かれている。いずれもギルドの性格を象徴する内容である。[[グルール一族/The Gruul Clans|グルール]]については書かれていないが、彼らにとってはこんな結末なんかどうでもよかったのかもしれない。 |
− | + | {{フレイバーテキスト|[[ボロス軍/Boros Legion|ボロス]]の軍団の兵が見たのは尊い自己犠牲だったし、[[ラクドス教団/The Cult of Rakdos|ラクドス]]のごろつきが見たのは焼身自殺だったし、[[イゼット団/The Izzet|イゼット]]の錬金術師が見たのは失敗した実験だった。}} | |
− | + | ||
+ | *{{Gatherer|id=83620}}に描かれている人物は和服を着ている様に見え、[[ラヴニカ/Ravnica]]の[[次元/Plane|世界観]]とはいささかミスマッチな感がある。ひょっとしたら、[[神河ブロック]]の没イラストの流用なのかもしれない。 | ||
+ | *[[ラヴニカ:ギルドの都]]初出時は[[コモン]]だったが、[[マジック・オリジン]][[再録]]時に[[アンコモン]]に変更された。 | ||
− | |||
==参考== | ==参考== | ||
− | *[[ | + | *[[カード個別評価:ラヴニカ:ギルドの都]] - [[コモン]] |
+ | *[[カード個別評価:マジック・オリジン]] - [[アンコモン]] | ||
+ | *[[カード個別評価:ジャンプスタート2022]] - [[アンコモン]] |
2022年11月30日 (水) 03:00時点における最新版
Fiery Conclusion / 焦熱の結末 (1)(赤)
インスタント
インスタント
この呪文を唱えるための追加コストとして、クリーチャーを1体生け贄に捧げる。
クリーチャー1体を対象とする。焦熱の結末はそれに5点のダメージを与える。
クリーチャー1体を犠牲にして5点ものダメージを与える対クリーチャー火力。
効果は命知らず/Reckless Abandonや爆片破/Shrapnel Blastを髣髴とさせる。とはいえ、それらと違いプレイヤーやプレインズウォーカーに撃てず、稲妻の斧/Lightning Axeと比べても不当にコストが重いように感じるので構築での採用は難しい。
もちろんリミテッドではとても強力。5点ともなるとほぼ確実に除去できると思って問題ない。とはいえ普通に使うとカード・アドバンテージを失うので、トークン生成など複数のクリーチャーを用意できるカードを使う、PIG能力持ちを使う、一時的にコントロールを奪ったクリーチャーを利用するなど、できる限りデメリットを軽減できるギミックを仕込んでおきたい。
- フレイバー・テキストでは、赤を含む各ギルドがこの「結末」をどう見たかが書かれている。いずれもギルドの性格を象徴する内容である。グルールについては書かれていないが、彼らにとってはこんな結末なんかどうでもよかったのかもしれない。
ボロスの軍団の兵が見たのは尊い自己犠牲だったし、ラクドスのごろつきが見たのは焼身自殺だったし、イゼットの錬金術師が見たのは失敗した実験だった。
- イラストに描かれている人物は和服を着ている様に見え、ラヴニカ/Ravnicaの世界観とはいささかミスマッチな感がある。ひょっとしたら、神河ブロックの没イラストの流用なのかもしれない。
- ラヴニカ:ギルドの都初出時はコモンだったが、マジック・オリジン再録時にアンコモンに変更された。