ケイレム/Kylem

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===武勇の場/Valor's Reach===
 
===武勇の場/Valor's Reach===
Cloudspire Cityの高所にそびえ立つ競技場({{Gatherer|id=446163}})。比喩的にも文字通りの意味でも、ケイレムのエンターテインメントの頂点である。白い[[カード名百科事典#大理石|大理石]]が日光を受けて輝き、群衆の歓声が競技者の闘志に火を点け、流血のためではなくスポーツのために魔法が振るわれる。
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Cloudspire Cityの高所にそびえ立つ競技場({{Gatherer|id=446419|イラスト1}}、{{Gatherer|id=615077|イラスト2}})。比喩的にも文字通りの意味でも、ケイレムのエンターテインメントの頂点である。白い[[カード名百科事典#大理石|大理石]]が日光を受けて輝き、群衆の歓声が競技者の闘志に火を点け、流血のためではなくスポーツのために魔法が振るわれる。
  
武勇の場の競技場には驚異的な技術がある――古代の魔法が戦場の形を変えるのだ({{Gatherer|id=446218|平地}}、{{Gatherer|id=446219|島}}、{{Gatherer|id=446220|沼}}、{{Gatherer|id=446221|山}}、{{Gatherer|id=446222|森}})。スタンドに押し寄せた何千人もの観客は、競技者たちが次々と変化する地形を乗り越えるさまを目にすることができる。この変形する舞台は競技者に油断を許さず、観客を決して飽きさせない。
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武勇の場の競技場には驚異的な技術がある――古代の魔法が戦場の形を変えるのだ({{Gatherer|id=446474|平地}}、{{Gatherer|id=446475|島}}、{{Gatherer|id=446476|沼}}、{{Gatherer|id=446477|山}}、{{Gatherer|id=446478|森}})。スタンドに押し寄せた何千人もの観客は、競技者たちが次々と変化する地形を乗り越えるさまを目にすることができる。この変形する舞台は競技者に油断を許さず、観客を決して飽きさせない。
  
 
===Martial magic===
 
===Martial magic===
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参加者はダメージの衝撃を吸収する魔法を身に纏っているが、もちろん競技にリスクがないわけではない。この競技場では名声が勝ち取られる一方で、自尊心は容易に傷つけられる。
 
参加者はダメージの衝撃を吸収する魔法を身に纏っているが、もちろん競技にリスクがないわけではない。この競技場では名声が勝ち取られる一方で、自尊心は容易に傷つけられる。
  
武勇の場の競技者はどちらが勝つかを競っているだけでなく、どちらがより目立つかも競っている。成功を収めたチームは皆、何が観客に受けるかを知っており、芝居がかった言動の才能はいつでも群衆を味方につける助けとなる。鮮やかな色と劇的な動きはMartial magicにおける優良証明である。競技者は印象的な衣服を身に纏い、やり過ぎなほどの派手さを反映した武器を使用する。彼らの刃は空を切る際に光の軌跡を残し({{Gatherer|id=445992}})、最上段の席からもよく見えるように特別にデザインされている。
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武勇の場の競技者はどちらが勝つかを競っているだけでなく、どちらがより目立つかも競っている。成功を収めたチームは皆、何が観客に受けるかを知っており、芝居がかった言動の才能はいつでも群衆を味方につける助けとなる。鮮やかな色と劇的な動きはMartial magicにおける優良証明である。競技者は印象的な衣服を身に纏い、やり過ぎなほどの派手さを反映した武器を使用する。彼らの刃は空を切る際に光の軌跡を残し({{Gatherer|id=446248}})、最上段の席からもよく見えるように特別にデザインされている。
  
 
==種族==
 
==種族==
*[[人間|'''人間'''/''Human'']] - 人型種族の一つ。
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*[[人間/Human#ケイレム|'''人間'''/''Human'']] - 人型種族の一つ。
*[[ホムンクルス#ストーリー|'''ホムンクルス'''/''Homunculus'']] - 単眼で口のない小型の人型種族。武勇の場の管理者として、反則を監視し、舞台を切り替え、はぐれ呪文から観客を守り({{Gatherer|id=446006}})、時にはチアリーダーのように演舞を行う({{Gatherer|id=445996}})。意思疎通には手話を用いる(ケイレムの成人は皆手話を使える)。
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*[[ホムンクルス#ストーリー|'''ホムンクルス'''/''Homunculus'']] - 単眼で口のない小型の人型種族。武勇の場の管理者として、反則を監視し、舞台を切り替え、はぐれ呪文から観客を守り({{Gatherer|id=446262}})、時にはチアリーダーのように演舞を行う({{Gatherer|id=446252}})。意思疎通には手話を用いる(ケイレムの成人は皆手話を使える)。
*[[ゴブリン#ストーリー|'''ゴブリン'''/''Goblin'']] - 大きな耳を持つ小型の人型種族。昂りやすく、一部はMartial magicの最も熱狂的なファンとなり、常勤の仕事のようにファン活動に勤しむ者もいる。彼らはお気に入りの競技者の仮装をし、巨大な横断幕を作り、障壁を飛び越えて競技に乱入することさえある。競技者になることはほとんどのゴブリンが抱く野望だが、衝動を自制する能力の欠如から、多くが公的な訓練を修了することができない。
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*[[ゴブリン/Goblin#ケイレム|'''ゴブリン'''/''Goblin'']] - 大きな耳を持つ小型の人型種族。昂りやすく、一部はMartial magicの最も熱狂的なファンとなり、常勤の仕事のようにファン活動に勤しむ者もいる({{Gatherer|id=446282}})。彼らはお気に入りの競技者の仮装をし、巨大な横断幕を作り、障壁を飛び越えて競技に乱入することさえある。競技者になることはほとんどのゴブリンが抱く野望だが、衝動を自制する能力の欠如から、多くが公的な訓練を修了することができない。競技者の道を選ばなかったゴブリンの中には、観客に回復薬等を売り歩く販売員としてMartial magicに関わる者も多い({{Gatherer|id=446287}})。
*[[エルフ#ストーリー|'''エルフ'''/''Elf'']] - 尖った耳を持つ人型種族。芸術的な戦闘技術と、優美かつ頑丈な武器の製作で知られる。Cloudspire Cityのエルフたちは代々続く資産家で、武勇の場を経済的に支えている。
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*[[エルフ/Elf#ケイレム|'''エルフ'''/''Elf'']] - 尖った耳を持つ人型種族。芸術的な戦闘技術と、優美かつ頑丈な武器の製作で知られる。Cloudspire Cityのエルフたちは代々続く資産家で、武勇の場を経済的に支えている。
*[[アズラ#ストーリー|'''アズラ'''/''Azra'']] - 2対の角と紫色の肌を持つ人型種族。彼らの遠い祖先は[[デーモン#ストーリー|悪魔]]である。富、味わい、策略が主要な関心事であり、金色に輝くものを愛し、富を見せびらかすことを恐れない。そのため大抵のアズラは商人となるが、手っ取り早い稼ぎを求めて[[ならず者]]や[[暗殺者]]、傭兵になる者もいる。
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*[[アズラ#ストーリー|'''アズラ'''/''Azra'']] - 2対の角と紫色の肌を持つ人型種族。彼らの遠い祖先は[[デーモン/Demon|悪魔]]である。富、味わい、策略が主要な関心事であり、金色に輝くものを愛し、富を見せびらかすことを恐れない。そのため大抵のアズラは商人となるが、手っ取り早い稼ぎを求めて[[ならず者]]や[[暗殺者]]、傭兵になる者もいる。
  
それ以外にも[[マーフォーク#ストーリー|マーフォーク]]、[[エイヴン/Aven]]、[[吸血鬼/Vampire]]、[[オーク]]、[[巨人#ストーリー|巨人]]、[[サイクロプス]]など様々な人型種族が生活している。住人の多様さでは[[ラヴニカ/Ravnica]]にも匹敵するかもしれない。
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それ以外にも[[マーフォーク/Merfolk]]、[[エイヴン/Aven]]、[[ドワーフ/Dwarf]]、[[吸血鬼/Vampire]]、[[オーク]]、[[巨人/Giant]]、[[サイクロプス]]など様々な人型種族が生活している。住人の多様さは[[ラヴニカ/Ravnica]]や[[アルケヴィオス/Arcavios]]にも匹敵するかもしれない。
  
 
==キャラクター==
 
==キャラクター==
 
;[[プレインズウォーカー/Planeswalker]]
 
;[[プレインズウォーカー/Planeswalker]]
*[[ローアン・ケンリス/Rowan Kenrith|'''ローアン・ケンリス'''/''Rowan Kenrith'']]と[[ウィル・ケンリス/Will Kenrith|'''ウィル・ケンリス'''/''Will Kenrith'']] - 人間の双子の魔道士。ケイレム出身ではない。
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*[[ローアン・ケンリス/Rowan Kenrith (ストーリー)|'''ローアン・ケンリス'''/''Rowan Kenrith'']]と[[ウィル・ケンリス/Will Kenrith (ストーリー)|'''ウィル・ケンリス'''/''Will Kenrith'']] - 人間の双子の魔道士。[[エルドレイン/Eldraine]]出身。
  
 
;ケイレムの住人
 
;ケイレムの住人
 
*[[輝く炎のコルバス/Khorvath Brightflame|'''コルバス'''/''Khorvath'']]と[[輝く槍のシルビア/Sylvia Brightspear|'''シルビア'''/''Sylvia'']] - [[ドラゴン#ストーリー|ドラゴン]]とそれに騎乗する人間のコンビ。
 
*[[輝く炎のコルバス/Khorvath Brightflame|'''コルバス'''/''Khorvath'']]と[[輝く槍のシルビア/Sylvia Brightspear|'''シルビア'''/''Sylvia'']] - [[ドラゴン#ストーリー|ドラゴン]]とそれに騎乗する人間のコンビ。
 
*[[空想小僧、ピール/Pir, Imaginative Rascal|'''ピール'''/''Pir'']]と[[空想の友人、トゥーシー/Toothy, Imaginary Friend|'''トゥーシー'''/''Toothy'']] - 人間の少年と、彼の空想が実体化した[[イリュージョン]]のコンビ。
 
*[[空想小僧、ピール/Pir, Imaginative Rascal|'''ピール'''/''Pir'']]と[[空想の友人、トゥーシー/Toothy, Imaginary Friend|'''トゥーシー'''/''Toothy'']] - 人間の少年と、彼の空想が実体化した[[イリュージョン]]のコンビ。
*[[救う者、レグナ/Regna, the Redeemer|'''レグナ'''/''Regna'']]と[[救われぬ者、クラヴ/Krav, the Unredeemed|'''クラヴ'''/''Krav'']] - [[天使#ストーリー|天使]]と悪魔のコンビ。
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*[[救う者、レグナ/Regna, the Redeemer|'''レグナ'''/''Regna'']]と[[救われぬ者、クラヴ/Krav, the Unredeemed|'''クラヴ'''/''Krav'']] - [[天使/Angel|天使]]と悪魔のコンビ。
 
*[[微影のビルタズ/Virtus the Veiled|'''ビルタズ'''/''Virtus'']]と[[豪胆のゴルム/Gorm the Great|'''ゴルム'''/''Gorm'']] - アズラと巨人のコンビ。
 
*[[微影のビルタズ/Virtus the Veiled|'''ビルタズ'''/''Virtus'']]と[[豪胆のゴルム/Gorm the Great|'''ゴルム'''/''Gorm'']] - アズラと巨人のコンビ。
 
*[[知恵の目、ゼンドスプルト/Zndrsplt, Eye of Wisdom|'''ゼンドスプルト'''/''Zndrsplt'']]と[[混沌の目、オカウン/Okaun, Eye of Chaos|'''オカウン'''/''Okaun'']] - ホムンクルスとサイクロプスのコンビ。
 
*[[知恵の目、ゼンドスプルト/Zndrsplt, Eye of Wisdom|'''ゼンドスプルト'''/''Zndrsplt'']]と[[混沌の目、オカウン/Okaun, Eye of Chaos|'''オカウン'''/''Okaun'']] - ホムンクルスとサイクロプスのコンビ。
 
*[[全てを喰らうグロサーマ/Grothama, All-Devouring|'''グロサーマ'''/''Grothama'']] - 巨大な[[ワーム]]。
 
*[[全てを喰らうグロサーマ/Grothama, All-Devouring|'''グロサーマ'''/''Grothama'']] - 巨大な[[ワーム]]。
 
*[[刃を咲かせる者、ナジーラ/Najeela, the Blade-Blossom|'''ナジーラ'''/''Najeela'']] - 人間の[[戦士]]。
 
*[[刃を咲かせる者、ナジーラ/Najeela, the Blade-Blossom|'''ナジーラ'''/''Najeela'']] - 人間の[[戦士]]。
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*[[八百長師、ケルス/Kels, Fight Fixer#ストーリー|'''ケルス'''/''Kels'']] - 八百長を仕組むアズラの一団の首領。
  
 
==登場==
 
==登場==
 
===登場カード===
 
===登場カード===
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;[[機械兵団の進軍]]
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:[[ケイレムへの侵攻/Invasion of Kylem]]
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;[[機械兵団の進軍統率者デッキ]]
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:[[武勇の場/Valor's Reach (次元カード)]]
 
====[[フレイバー・テキスト]]に登場====
 
====[[フレイバー・テキスト]]に登場====
 
;[[バトルボンド]]
 
;[[バトルボンド]]
 
:[[呪文探求者/Spellseeker]]、[[雲海/Sea of Clouds]]
 
:[[呪文探求者/Spellseeker]]、[[雲海/Sea of Clouds]]
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;[[機械兵団の進軍]]
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:[[羽づくろう勇者/Preening Champion]]
  
 
===登場作品・登場記事===
 
===登場作品・登場記事===
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/world-battlebond-2018-06-06 The World of Battlebond](Feature [[2018年]]6月6日 [[Alison Luhrs]]著)
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*[https://magic.wizards.com/en/news/feature/world-battlebond-2018-06-06 The World of Battlebond](Feature [[2018年]]6月6日 [[Alison Luhrs]]著)
  
 
==参考==
 
==参考==

2023年5月9日 (火) 02:07時点における最新版

ケイレム/Kylemは、多元宇宙/Multiverseに存在する次元/Planeの一つ。バトルボンドの舞台となった。

目次

[編集] 世界観

ケイレムは平和な次元で、競技的な戦闘の豊潤な文化と歴史を味わうことができる。ここではスポーツが普遍的に愛される娯楽となっており、中でも武勇の場/Valor's Reachで行われる2対2の戦闘競技、Martial magicが一番の人気を集めている。ケイレムほどに楽観主義と勇壮な衝動を帯び、競技の栄光を祝福する次元は多元宇宙に存在しない。

[編集] 武勇の場/Valor's Reach

Cloudspire Cityの高所にそびえ立つ競技場(イラスト1イラスト2)。比喩的にも文字通りの意味でも、ケイレムのエンターテインメントの頂点である。白い大理石が日光を受けて輝き、群衆の歓声が競技者の闘志に火を点け、流血のためではなくスポーツのために魔法が振るわれる。

武勇の場の競技場には驚異的な技術がある――古代の魔法が戦場の形を変えるのだ(平地)。スタンドに押し寄せた何千人もの観客は、競技者たちが次々と変化する地形を乗り越えるさまを目にすることができる。この変形する舞台は競技者に油断を許さず、観客を決して飽きさせない。

[編集] Martial magic

武勇の場で行われる2対2の戦闘競技。ケイレムのほとんどの住人に愛される観戦スポーツであり、才能ある魔道士には技量を試す場を提供し、大衆には共同体の行事を提供する。Martial magicは武勇の場のどの競技よりも情熱を掻き立てるものであり、ケイレム各地から競技者がこの文化の中心地に集まる。2人から成るチームが2組ずつ戦闘を行い、優勝チームを決める決勝戦では熱狂は最高潮に達する。褒賞の一部として、優勝チームの2人を象った彫像が武勇の場の外縁部に並べられる。

他のスポーツと同じように、Martial magicにもルールがある。チーム双方が一定量の点数を持った状態で試合が始まり、魔法の攻防を交わすたびに点数が減少していく。点数はホムンクルスの魔道士によって記録・計算され、一方のチームの点数がゼロになったとき、もう一方のチームに勝利が宣告される。このルールには例外もあり、一部の試合は「スタイルポイント」制を取る。観客が勝者と思う方に向けて投げた紙吹雪の量で勝敗が決まるのだ。

参加者はダメージの衝撃を吸収する魔法を身に纏っているが、もちろん競技にリスクがないわけではない。この競技場では名声が勝ち取られる一方で、自尊心は容易に傷つけられる。

武勇の場の競技者はどちらが勝つかを競っているだけでなく、どちらがより目立つかも競っている。成功を収めたチームは皆、何が観客に受けるかを知っており、芝居がかった言動の才能はいつでも群衆を味方につける助けとなる。鮮やかな色と劇的な動きはMartial magicにおける優良証明である。競技者は印象的な衣服を身に纏い、やり過ぎなほどの派手さを反映した武器を使用する。彼らの刃は空を切る際に光の軌跡を残し(イラスト)、最上段の席からもよく見えるように特別にデザインされている。

[編集] 種族

  • 人間/Human - 人型種族の一つ。
  • ホムンクルス/Homunculus - 単眼で口のない小型の人型種族。武勇の場の管理者として、反則を監視し、舞台を切り替え、はぐれ呪文から観客を守り(イラスト)、時にはチアリーダーのように演舞を行う(イラスト)。意思疎通には手話を用いる(ケイレムの成人は皆手話を使える)。
  • ゴブリン/Goblin - 大きな耳を持つ小型の人型種族。昂りやすく、一部はMartial magicの最も熱狂的なファンとなり、常勤の仕事のようにファン活動に勤しむ者もいる(イラスト)。彼らはお気に入りの競技者の仮装をし、巨大な横断幕を作り、障壁を飛び越えて競技に乱入することさえある。競技者になることはほとんどのゴブリンが抱く野望だが、衝動を自制する能力の欠如から、多くが公的な訓練を修了することができない。競技者の道を選ばなかったゴブリンの中には、観客に回復薬等を売り歩く販売員としてMartial magicに関わる者も多い(イラスト)。
  • エルフ/Elf - 尖った耳を持つ人型種族。芸術的な戦闘技術と、優美かつ頑丈な武器の製作で知られる。Cloudspire Cityのエルフたちは代々続く資産家で、武勇の場を経済的に支えている。
  • アズラ/Azra - 2対の角と紫色の肌を持つ人型種族。彼らの遠い祖先は悪魔である。富、味わい、策略が主要な関心事であり、金色に輝くものを愛し、富を見せびらかすことを恐れない。そのため大抵のアズラは商人となるが、手っ取り早い稼ぎを求めてならず者暗殺者、傭兵になる者もいる。

それ以外にもマーフォーク/Merfolkエイヴン/Avenドワーフ/Dwarf吸血鬼/Vampireオーク巨人/Giantサイクロプスなど様々な人型種族が生活している。住人の多様さはラヴニカ/Ravnicaアルケヴィオス/Arcaviosにも匹敵するかもしれない。

[編集] キャラクター

プレインズウォーカー/Planeswalker
ケイレムの住人

[編集] 登場

[編集] 登場カード

機械兵団の進軍
ケイレムへの侵攻/Invasion of Kylem
機械兵団の進軍統率者デッキ
武勇の場/Valor's Reach (次元カード)

[編集] フレイバー・テキストに登場

バトルボンド
呪文探求者/Spellseeker雲海/Sea of Clouds
機械兵団の進軍
羽づくろう勇者/Preening Champion

[編集] 登場作品・登場記事

[編集] 参考

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