双頭のケルベロス/Two-Headed Cerberus
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− | *モチーフはギリシャ神話の怪物、[[Wikipedia:ja:オルトロス|オルトロス]] | + | [[構築]]ではあまり強力なカードとは言えないが、[[コモン]]で最初から二段攻撃を持つクリーチャーは希少(これが初)であり、コモンカードしか使えない[[パウパー]]では貴重な存在。 |
− | **ギリシャ神話におけるケルベロスは固有名であり、オルトロスとは別の個体だが、[[テーロス/Theros]]における | + | |
+ | *[[カード名]]に「双頭の/Two-Headed」とあるが、[[双頭のドラゴン/Two-Headed Dragon]]などと異なり、[[威迫]]や[[複数のクリーチャーをブロックするカード|複数のクリーチャーをブロックできる能力]]を持つわけではない。 | ||
+ | *モチーフはギリシャ神話の怪物、[[Wikipedia:ja:オルトロス|オルトロス]]だろう。たてがみと尾が蛇になった双頭の犬で、テューポーンとエキドナの息子、[[ケルベロス/Cerberus|ケルベロス]]、[[ハイドラ|ヒュドラー]]、[[キマイラ]]などの兄弟に当たる。また母エキドナとの間に[[羊毛鬣のライオン/Fleecemane Lion|ネメアーの獅子]]や[[スフィンクス|スピンクス]]をもうけている。 | ||
+ | **ギリシャ神話におけるケルベロスは固有名であり、オルトロスとは別の個体だが、[[テーロス/Theros]]における[[ケルベロス/Cerberus]]は種族名であり、双頭のものも三頭のものもこれに含まれる。 | ||
+ | *同[[ブロック (総称)|ブロック]]の[[ニクスへの旅]]で[[上位互換]]の[[予言の炎語り/Prophetic Flamespeaker]]が登場。 | ||
+ | *初出時の[[クリーチャー・タイプ]]は[[猟犬]]だったが、[[基本セット2021]]発売に伴う[[2020年]]6月の[[オラクル]]更新により[[犬]]に変更された<ref>[https://web.archive.org/web/20220129044354/https://magic.wizards.com/en/articles/archive/news/core-set-2021-update-bulletin-2020-06-23 Core Set 2021 Update Bulletin(Internet Archive)](News 2020年6月23日 [[Eli Shiffrin]]著)</ref>(猟犬は[[廃止されたクリーチャー・タイプ|廃止]])。 | ||
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+ | *[[ケルベロス/Cerberus]]([[背景世界/ストーリー用語]]) | ||
*[[カード個別評価:テーロス]] - [[コモン]] | *[[カード個別評価:テーロス]] - [[コモン]] |
2023年7月27日 (木) 17:08時点における最新版
ボロスの速太刀/Boros Swiftbladeや炉火のホブゴブリン/Hearthfire Hobgoblinと比べるとかなり見劣りする性能だが、パワー強化と相性がよいのは他の二段攻撃持ちと同じ。リミテッドでは各種授与カードのエンチャント先としてうってつけのクリーチャーと言える。
構築ではあまり強力なカードとは言えないが、コモンで最初から二段攻撃を持つクリーチャーは希少(これが初)であり、コモンカードしか使えないパウパーでは貴重な存在。
- カード名に「双頭の/Two-Headed」とあるが、双頭のドラゴン/Two-Headed Dragonなどと異なり、威迫や複数のクリーチャーをブロックできる能力を持つわけではない。
- モチーフはギリシャ神話の怪物、オルトロスだろう。たてがみと尾が蛇になった双頭の犬で、テューポーンとエキドナの息子、ケルベロス、ヒュドラー、キマイラなどの兄弟に当たる。また母エキドナとの間にネメアーの獅子やスピンクスをもうけている。
- ギリシャ神話におけるケルベロスは固有名であり、オルトロスとは別の個体だが、テーロス/Therosにおけるケルベロス/Cerberusは種族名であり、双頭のものも三頭のものもこれに含まれる。
- 同ブロックのニクスへの旅で上位互換の予言の炎語り/Prophetic Flamespeakerが登場。
- 初出時のクリーチャー・タイプは猟犬だったが、基本セット2021発売に伴う2020年6月のオラクル更新により犬に変更された[1](猟犬は廃止)。
[編集] 脚注
- ↑ Core Set 2021 Update Bulletin(Internet Archive)(News 2020年6月23日 Eli Shiffrin著)