エント最後の進軍/Last March of the Ents
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
3行: | 3行: | ||
[[タフネス]]の最大値分の[[カード]]を引いた後、[[手札]]の[[クリーチャー]]を好きな数[[戦場に出す|戦場に出せ]]る[[打ち消されない]][[ソーサリー]]。 | [[タフネス]]の最大値分の[[カード]]を引いた後、[[手札]]の[[クリーチャー]]を好きな数[[戦場に出す|戦場に出せ]]る[[打ち消されない]][[ソーサリー]]。 | ||
− | + | これを採用するような[[デッキ]]の場合、[[構築]]では10枚前後は狙えるだろう。大量に増やした[[ハンド・アドバンテージ]]をそのまま[[ボード・アドバンテージ]]に変換できる、[[Timmy, Johnny, and Spike|ティミー]]向けのド派手な[[呪文]]。この手の大振りな切り札にありがちな、小規模な[[打ち消し]]であっさり終了という悲しい事態も予防しているのは嬉しい。 | |
+ | |||
+ | 一方で8[[マナ]]という、やはりド派手な[[重い|重さ]]はやはり難点。下地となるクリーチャーも必要になるのでどうしても隙が出来やすく、大量の[[マナ加速]]を併用すると、これで[[フィニッシャー]]を引き込める確率・枚数が減りやすくなってしまう。使用の際は全体のバランスをじっくり考えて組みたいところ。性質上[[ブロッカー]]は豊富に採用できる筈なので、特にブロッカーが揃う前に殴り倒すような速度の[[アグロ]]や[[回避能力]]を多用するデッキの対策が重要。 | ||
+ | |||
+ | ちなみに、現時点で[[修整]]を考えず、[[黒枠]]の範囲で使える最大のタフネスを持つクリーチャーは[[怒り狂う島嶼、キャリクス/Charix, the Raging Isle]]。そのタフネスの数値に反して4マナと割と[[軽い|軽く]][[唱える|唱え]]られるので、あちらを素で出してこちらを[[踏み倒し|踏み倒す]]などすると、比較的素早く[[コンボ]]が決まる。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
*[[カード個別評価:指輪物語:中つ国の伝承]] - [[神話レア]] | *[[カード個別評価:指輪物語:中つ国の伝承]] - [[神話レア]] |
2023年7月30日 (日) 03:26時点における版
Last March of the Ents / エント最後の進軍 (6)(緑)(緑)
ソーサリー
ソーサリー
この呪文は打ち消されない。
あなたがコントロールしているクリーチャーのタフネスの中の最大値に等しい枚数のカードを引く。その後、あなたの手札にある望む枚数のクリーチャー・カードを戦場に出す。
タフネスの最大値分のカードを引いた後、手札のクリーチャーを好きな数戦場に出せる打ち消されないソーサリー。
これを採用するようなデッキの場合、構築では10枚前後は狙えるだろう。大量に増やしたハンド・アドバンテージをそのままボード・アドバンテージに変換できる、ティミー向けのド派手な呪文。この手の大振りな切り札にありがちな、小規模な打ち消しであっさり終了という悲しい事態も予防しているのは嬉しい。
一方で8マナという、やはりド派手な重さはやはり難点。下地となるクリーチャーも必要になるのでどうしても隙が出来やすく、大量のマナ加速を併用すると、これでフィニッシャーを引き込める確率・枚数が減りやすくなってしまう。使用の際は全体のバランスをじっくり考えて組みたいところ。性質上ブロッカーは豊富に採用できる筈なので、特にブロッカーが揃う前に殴り倒すような速度のアグロや回避能力を多用するデッキの対策が重要。
ちなみに、現時点で修整を考えず、黒枠の範囲で使える最大のタフネスを持つクリーチャーは怒り狂う島嶼、キャリクス/Charix, the Raging Isle。そのタフネスの数値に反して4マナと割と軽く唱えられるので、あちらを素で出してこちらを踏み倒すなどすると、比較的素早くコンボが決まる。