燃えさしの火弾/Ember Shot

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[[キャントリップ]]付き3点[[インスタント]]火力。
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[[キャントリップ]]付き3点[[インスタント]][[火力]]。
  
通常[[キャントリップ]]が付くと、元のカードに2[[マナ]]足すくらいが適正コストだと言われる。[[火力]][[呪文]]においては[[重い|重め]]に設定される傾向があるが、これはなんと7[[マナ]]。3[[マナ]]差し引いても4[[マナ]]であり、土台部分が「4[[マナ]]3点[[インスタント]][[火力]]で追加[[効果]]無し」と言うのは少々[[重い]]と言わざるを得ない。
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[[ルール文章]]に書いてあることはなかなか強力。[[中堅クリーチャー]][[除去]]しつつ[[引く|ドロー]]すれば確実に[[アドバンテージ]]に繋がるし、[[対戦相手]][[本体]][[焼く|焼いて]]さらに追加の火力を[[引く|引け]]ればかなりの量の[[ライフ]]を削り取れる。
  
後に登場する[[大笑いの炎/Cackling Flames]]と比較すると、これも4[[マナ]]で3点の[[インスタント]][[火力]]であるが、これは半ば[[暴勇]]の5点を前提にしている[[カード]]であるため、4[[マナ]]3点[[火力]]とは言い難い。[[炭化/Carbonize]]や[[幽霊火/Ghostfire]]に至っては3点[[インスタント]]でオマケが付いているのに3[[マナ]]である。[[稲妻/Lightning Bolt]]や[[火葬/Incinerate]]とは比べるまでもない。
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とはいえ、さすがに[[重い]]。通常、3点火力は2~3[[マナ]]が相場だが、これはなんと7マナ。キャントリップが付くと元のカードに2マナ足すくらいが適正[[コスト]]だと言われるが、これの場合は4マナ以上も増えていることになる。ドローが火力に、火力がダメージに直結する[[バーン]][[デッキ]]で使われるととんでもないことになる危険性があるとはいえ、他に何の[[効果]]も持たないこれはいくらなんでも重すぎると言わざるを得ない。
  
[[キッカー]]や[[サイクリング誘発型能力]]を持つ[[カード]]のような選択性もなく、常に7[[マナ]]でしか[[プレイ]]出来ないのも弱点。そのため、[[火力]][[除去]][[ドロー]]が殊更重要視される[[リミテッド]]であっても中々使われない。[[マナ加速]]が多めに取れている時に1枚入れられるかどうか程度である。
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[[キッカー]]や[[サイクリング誘発型能力]]を持つ[[カード]]のような選択性もなく、常に7マナでしか[[唱える|唱え]]られないので、火力やドローが殊更重要視される[[リミテッド]]でさえなかなか使われない。[[マナ加速]]が多めに取れている時に1枚入れられるかどうか程度である。
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*意外な事に純粋な[[上位互換]][[下位互換]]に当たるカードは存在せず、[[下位種]]に当たるカードも[[加撃/Zap]]ぐらいしかない。火力+ドローの組み合わせがそれだけ強力であり、慎重に作成されている証拠と言える。
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*似た性質のカードは[[多色]]、特に[[青赤]]に多い。例えば[[予言の稲妻/Prophetic Bolt]]などは実績を残した強力カードである。
  
 
==参考==
 
==参考==
 
*[[カード個別評価:ジャッジメント]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:ジャッジメント]] - [[コモン]]

2023年10月27日 (金) 19:44時点における最新版


Ember Shot / 燃えさしの火弾 (6)(赤)
インスタント

クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。燃えさしの火弾はそれに3点のダメージを与える。
カードを1枚引く。


WHISPERのルール文章は最新のオラクルに未対応です。「クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする」は「1つを対象とする」に読み替えてください。

キャントリップ付き3点インスタント火力

ルール文章に書いてあることはなかなか強力。中堅クリーチャー除去しつつドローすれば確実にアドバンテージに繋がるし、対戦相手本体焼いてさらに追加の火力を引ければかなりの量のライフを削り取れる。

とはいえ、さすがに重い。通常、3点火力は2~3マナが相場だが、これはなんと7マナ。キャントリップが付くと元のカードに2マナ足すくらいが適正コストだと言われるが、これの場合は4マナ以上も増えていることになる。ドローが火力に、火力がダメージに直結するバーンデッキで使われるととんでもないことになる危険性があるとはいえ、他に何の効果も持たないこれはいくらなんでも重すぎると言わざるを得ない。

キッカーサイクリング誘発型能力を持つカードのような選択性もなく、常に7マナでしか唱えられないので、火力やドローが殊更重要視されるリミテッドでさえなかなか使われない。マナ加速が多めに取れている時に1枚入れられるかどうか程度である。

  • 意外な事に純粋な上位互換下位互換に当たるカードは存在せず、下位種に当たるカードも加撃/Zapぐらいしかない。火力+ドローの組み合わせがそれだけ強力であり、慎重に作成されている証拠と言える。
  • 似た性質のカードは多色、特に青赤に多い。例えば予言の稲妻/Prophetic Boltなどは実績を残した強力カードである。

[編集] 参考

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