コラボ
提供:MTG Wiki
細 (→その他) |
|||
(3人の利用者による、間の16版が非表示) | |||
2行: | 2行: | ||
==概要== | ==概要== | ||
− | + | 長らく、他社のゲームにマジックの有名キャラクターが出張することはあっても、マジック側へは[[ダンジョンズ&ドラゴンズ]]のような密接に関係のあるIP(知的財産)がカード化されるか、もしくは[[基本セット2015]]の外部デザイナー・カードのような試み、あるいは[[Wikipedia:ja:Minecraft|Minecraft]]を元ネタとした[[骸骨射手/Skeleton Archer]]のようにあくまで「モチーフとしている」程度であった。 | |
− | しかし[[ | + | しかし[[2017年]]の[[カード個別評価:プロモーショナル・カード、特殊カード#HASCON・プロモーション・カード|HASCON・プロモーション・カード]]にてマジックと製造元が同じ[[Hasbro]]社の有するIPである「ダンジョンズ&ドラゴンズ」、「[[Wikipedia:ja:ナーフ|ナーフ]]」、「[[Wikipedia:ja:トランスフォーマー|トランスフォーマー]]」らとコラボした[[銀枠]]カードが登場し、初めて他IPがマジックのカードに。[[2019年]]には同じくHasbro社の有する「[[Wikipedia:ja:マイリトルポニー|マイリトルポニー]]」とのコラボである銀枠カード、[[Ponies: The Galloping]]がコラボとしては初めて[[カード・セット]]名を冠して(計3枚のみの収録であるものの)登場。 |
− | [[ | + | さらに[[2020年]]には銀枠でなく[[本流のセット]]である[[イコリア:巨獣の棲処]]にて、マジック本来の[[クリーチャー]]の姿とは別に映画「[[Wikipedia:ja:ゴジラ|ゴジラ]]」シリーズの[[イラスト]]と[[名前]](当初は[[フレイバー・テキスト]]として扱われた)を与えられたバリエーションとなるカード群が登場。また同年の[[Secret Lair Drop Series]]ではアメリカのテレビドラマ「[[Wikipedia:ja:ウォーキング・デッド|ウォーキング・デッド]]」とコラボし、こちらはバリエーションではなく最初から専用の[[カード名]]が割り当てられた[[黒枠]]のカードということもあり話題となった。 |
− | + | [[2021年]]にはダンジョンズ&ドラゴンズの世界を扱った[[フォーゴトン・レルム探訪]]が[[基本セット]]に代わって発売されたほか、コラボのためのブランドである'''[[ユニバースビヨンド]]'''の発表もあり、コラボへの意欲がうかがえる。 | |
==他IPへのマジックの出演== | ==他IPへのマジックの出演== | ||
+ | *[[ダンジョンズ&ドラゴンズ]] | ||
*[[ロードオブヴァーミリオン]] | *[[ロードオブヴァーミリオン]] | ||
+ | *[[魔法使いの弟子]] | ||
*[[デュエル・マスターズ]] | *[[デュエル・マスターズ]] | ||
*[[パズル&ドラゴンズ]] | *[[パズル&ドラゴンズ]] | ||
==マジックへの他IPの出演== | ==マジックへの他IPの出演== | ||
− | *[[ダンジョンズ&ドラゴンズ]]([[フォーゴトン・レルム探訪]] | + | |
− | * | + | ===ユニバースビヨンド以外=== |
− | * | + | '''太字'''は複数枚のカードで構成。それ以外は単体のカード。 |
− | * | + | |
− | '''[[ユニバースビヨンド]]''' | + | *[[ダンジョンズ&ドラゴンズ]]('''[[フォーゴトン・レルム探訪]]'''など。[[カード化済のダンジョンズ&ドラゴンズの呪文]]も参照。黒枠および銀枠) |
+ | *[[Wikipedia:ja:トランスフォーマー|トランスフォーマー]]([[Grimlock, Dinobot Leader]]、[[Optimus Prime, Inspiring Leader]]。銀枠) | ||
+ | **後にユニバースビヨンドでも取り上げられた('''[[ユニバースビヨンド#トランスフォーマー・カード]]''')。こちらは黒枠。 | ||
+ | *[[Wikipedia:ja:ナーフ|ナーフ]]([[Nerf War]]。銀枠) | ||
+ | *[[Wikipedia:ja:マイリトルポニー|マイリトルポニー]]('''[[Ponies: The Galloping]]'''および'''[[Secret Lair Drop Series/2023年#Ponies: The Galloping 2|Ponies: The Galloping 2]]'''。銀枠) | ||
+ | *[[Wikipedia:ja:ウォーキング・デッド|ウォーキング・デッド]]('''[[Secret Lair Drop Series#Secret Lair x The Walking Dead|Secret Lair Drop Series: Secret Lair x The Walking Dead]]'''。黒枠) | ||
+ | *[[Wikipedia:ja:ゴジラ|ゴジラ]]シリーズ('''[[イコリア:巨獣の棲処#ゴジラシリーズ・カード/Godzilla Series Monster card|ゴジラシリーズ・カード/Godzilla Series Monster card]]'''。黒枠) | ||
+ | *[[Wikipedia:ja:ドラキュラ|ドラキュラ]]('''[[イニストラード:真紅の契り#ドラキュラシリーズ・カード/Dracula Series Card|ドラキュラシリーズ・カード/Dracula Series Card]]'''。黒枠) | ||
+ | *[[Wikipedia:Cluedo|Cluedo]]、Clue([[カルロフ邸殺人事件]]の凶器[[サイクル]]→[[レンチ/Wrench]]、[[燭台/Candlestick]]、[[鉛パイプ/Lead Pipe]]、[[ナイフ/Knife]]、[[ロープ/Rope]]。黒枠) | ||
+ | **同月の[[Ravnica: Cluedo Edition]]ではこれら5枚および新規カードをユニバースビヨンド仕様で収録('''[[ユニバースビヨンド#Ravnica: Cluedo Edition]]''')。 | ||
+ | |||
+ | ===ユニバースビヨンド=== | ||
+ | マジックと他IPとのコラボレーション用ブランド。このブランドで取り扱ったIPの一覧は'''[[ユニバースビヨンド]]'''を参照。 | ||
+ | |||
+ | ==その他== | ||
+ | カードに直接登場してはいないが、プロモーションとして[[Wikipedia:ja:メタルバンド|メタルバンド]]([[カルドハイム]])、[[Wikipedia:ja:初音ミク|初音ミク]]([[神河:輝ける世界]]) 、[[Wikipedia:ja:カウボーイビバップ|カウボーイビバップ]]([[サンダー・ジャンクションの無法者]])とのコラボが行われた。 | ||
+ | *その後、カウボーイビバップは(本家キャラクターでなくマジックの登場人物たちに差し替わったオマージュだが)[[プロモーション・カード#カウボーイビバップ オマージュプロモ|カウボーイビバップ オマージュプロモ]]として、初音ミクは[[ユニバースビヨンド]]の[[Secret_Lair_Drop_Series/2024年#Secret_Lair_x_Hatsune_Miku:_Sakura_Superstar|Secret Lair x Hatsune Miku: Sakura Superstar]]としてそれぞれカード化が発表された。 | ||
+ | **メタルバンド風のSecret Lairとしては[[Secret Lair Drop Series/2023年#Keep Partying Hard, Shred Harder Than You Previously Thought Possible|Keep Partying Hard, Shred Harder Than You Previously Thought Possible]]があるが、こちらは特定のバンドとのコラボというわけではない。 | ||
+ | |||
+ | [[Secret Lair Drop Series]]などでは、普段マジックのイラストに参加していない[[イラストレーター]]がゲストに招かれることがある。日本の漫画家である[[Wikipedia:ja:伊藤潤二|伊藤潤二]]も参加している。 | ||
+ | *[[サプリメント・セット]]だけでなく[[本流のセット]]でも、通常イラストとは異なるバージョンとして[[Wikipedia:ja:天野喜孝|天野喜孝]]の描いた[[戦慄衆の将軍、リリアナ/Liliana, Dreadhorde General]]([[灯争大戦]])や[[Wikipedia:ja:小島文美|小島文美]]の描いた[[不笑のソリン/Sorin the Mirthless]]([[イニストラード:真紅の契り]])や[[Wikipedia:ja:原哲夫|原哲夫]]の描いた[[漆月魁渡/Kaito Shizuki]]([[神河:輝ける世界]])が収録され話題となった。 | ||
+ | |||
+ | 他にもアパレル、飲食店、お笑い芸人などさまざまなコラボが行われている。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
− | [[用語集]] | + | *[[用語集]] |
__NOTOC__ | __NOTOC__ |
2024年5月2日 (木) 21:54時点における最新版
マジック:ザ・ギャザリングのコラボレーションの一覧。
[編集] 概要
長らく、他社のゲームにマジックの有名キャラクターが出張することはあっても、マジック側へはダンジョンズ&ドラゴンズのような密接に関係のあるIP(知的財産)がカード化されるか、もしくは基本セット2015の外部デザイナー・カードのような試み、あるいはMinecraftを元ネタとした骸骨射手/Skeleton Archerのようにあくまで「モチーフとしている」程度であった。
しかし2017年のHASCON・プロモーション・カードにてマジックと製造元が同じHasbro社の有するIPである「ダンジョンズ&ドラゴンズ」、「ナーフ」、「トランスフォーマー」らとコラボした銀枠カードが登場し、初めて他IPがマジックのカードに。2019年には同じくHasbro社の有する「マイリトルポニー」とのコラボである銀枠カード、Ponies: The Gallopingがコラボとしては初めてカード・セット名を冠して(計3枚のみの収録であるものの)登場。
さらに2020年には銀枠でなく本流のセットであるイコリア:巨獣の棲処にて、マジック本来のクリーチャーの姿とは別に映画「ゴジラ」シリーズのイラストと名前(当初はフレイバー・テキストとして扱われた)を与えられたバリエーションとなるカード群が登場。また同年のSecret Lair Drop Seriesではアメリカのテレビドラマ「ウォーキング・デッド」とコラボし、こちらはバリエーションではなく最初から専用のカード名が割り当てられた黒枠のカードということもあり話題となった。
2021年にはダンジョンズ&ドラゴンズの世界を扱ったフォーゴトン・レルム探訪が基本セットに代わって発売されたほか、コラボのためのブランドであるユニバースビヨンドの発表もあり、コラボへの意欲がうかがえる。
[編集] 他IPへのマジックの出演
[編集] マジックへの他IPの出演
[編集] ユニバースビヨンド以外
太字は複数枚のカードで構成。それ以外は単体のカード。
- ダンジョンズ&ドラゴンズ(フォーゴトン・レルム探訪など。カード化済のダンジョンズ&ドラゴンズの呪文も参照。黒枠および銀枠)
- トランスフォーマー(Grimlock, Dinobot Leader、Optimus Prime, Inspiring Leader。銀枠)
- 後にユニバースビヨンドでも取り上げられた(ユニバースビヨンド#トランスフォーマー・カード)。こちらは黒枠。
- ナーフ(Nerf War。銀枠)
- マイリトルポニー(Ponies: The GallopingおよびPonies: The Galloping 2。銀枠)
- ウォーキング・デッド(Secret Lair Drop Series: Secret Lair x The Walking Dead。黒枠)
- ゴジラシリーズ(ゴジラシリーズ・カード/Godzilla Series Monster card。黒枠)
- ドラキュラ(ドラキュラシリーズ・カード/Dracula Series Card。黒枠)
- Cluedo、Clue(カルロフ邸殺人事件の凶器サイクル→レンチ/Wrench、燭台/Candlestick、鉛パイプ/Lead Pipe、ナイフ/Knife、ロープ/Rope。黒枠)
- 同月のRavnica: Cluedo Editionではこれら5枚および新規カードをユニバースビヨンド仕様で収録(ユニバースビヨンド#Ravnica: Cluedo Edition)。
[編集] ユニバースビヨンド
マジックと他IPとのコラボレーション用ブランド。このブランドで取り扱ったIPの一覧はユニバースビヨンドを参照。
[編集] その他
カードに直接登場してはいないが、プロモーションとしてメタルバンド(カルドハイム)、初音ミク(神河:輝ける世界) 、カウボーイビバップ(サンダー・ジャンクションの無法者)とのコラボが行われた。
- その後、カウボーイビバップは(本家キャラクターでなくマジックの登場人物たちに差し替わったオマージュだが)カウボーイビバップ オマージュプロモとして、初音ミクはユニバースビヨンドのSecret Lair x Hatsune Miku: Sakura Superstarとしてそれぞれカード化が発表された。
- メタルバンド風のSecret LairとしてはKeep Partying Hard, Shred Harder Than You Previously Thought Possibleがあるが、こちらは特定のバンドとのコラボというわけではない。
Secret Lair Drop Seriesなどでは、普段マジックのイラストに参加していないイラストレーターがゲストに招かれることがある。日本の漫画家である伊藤潤二も参加している。
- サプリメント・セットだけでなく本流のセットでも、通常イラストとは異なるバージョンとして天野喜孝の描いた戦慄衆の将軍、リリアナ/Liliana, Dreadhorde General(灯争大戦)や小島文美の描いた不笑のソリン/Sorin the Mirthless(イニストラード:真紅の契り)や原哲夫の描いた漆月魁渡/Kaito Shizuki(神河:輝ける世界)が収録され話題となった。
他にもアパレル、飲食店、お笑い芸人などさまざまなコラボが行われている。