ナントゥーコの鞘虫/Nantuko Husk
提供:MTG Wiki
(5人の利用者による、間の9版が非表示) | |||
1行: | 1行: | ||
{{#card:Nantuko Husk}} | {{#card:Nantuko Husk}} | ||
− | [[ファイレクシアの食屍鬼/Phyrexian Ghoul]]の[[同型再版]] | + | [[ファイレクシアの食屍鬼/Phyrexian Ghoul]]の[[同型再版]]である[[ゾンビ]]・[[昆虫]]。基本的な性能に関しては、そちらのページを参照。 |
− | [[ | + | [[オンスロート]]の[[リミテッド]]では、[[共生するエルフ/Symbiotic Elf]]との[[シナジー]]が強力。 |
− | [[ | + | ==収録状況と構築での活躍== |
+ | [[オンスロート]]初出時はファイレクシアの食屍鬼とともに[[レクターグール]]に採用された。ただし、[[共生するエルフ/Symbiotic Elf]]や[[共生のワーム/Symbiotic Wurm]]が[[生成]]する[[トークン]]と共通する[[昆虫]]の[[クリーチャー・タイプ]]を含むことから、それらへのクリーチャー・タイプを参照した対策に巻き込まれる恐れがあり、一方で[[群がりの庭/Swarmyard]]のような[[タイプ的カード]]も当時はなかったため、あくまでも「5枚目以降のファイレクシアの食屍鬼」という扱いであった。 | ||
− | + | [[第9版]]で[[アンコモン]]になって[[再録]]。再録直後こそ目立った活躍はなかったが、[[ギルドパクト]]で[[白黒]]の[[カード]]が強化されたことで採用される機会が多くなった。[[オルゾフ・アグロ]]に[[分霊の確約/Promise of Bunrei]]や[[オルゾフの御曹子、テイサ/Teysa, Orzhov Scion]]を足した[[ゴースト・ハスク]]では主力クリーチャーとなり、[[黒赤トークン]]でも標準的に採用された。 | |
+ | |||
+ | [[第10版を選ぼう]]第8週にて先輩の[[堕天使/Fallen Angel]]と対決し、勝利。[[第10版]]へ再録された。次の[[基本セット2010]]ではさらなる同型再版である[[吸血鬼の貴族/Vampire Aristocrat]]が収録された。 | ||
+ | |||
+ | [[マジック・オリジン]]では[[コモン]]に戻って再録され、[[異端の癒し手、リリアナ/Liliana, Heretical Healer]]と共に[[先祖の結集]]を大幅に強化した。[[アリストクラッツ]]でも主要な[[サクり台]]として採用された。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
*[[ナントゥーコ/Nantuko]]([[背景世界/ストーリー用語]]) | *[[ナントゥーコ/Nantuko]]([[背景世界/ストーリー用語]]) | ||
*[[カード個別評価:オンスロート]] - [[コモン]] | *[[カード個別評価:オンスロート]] - [[コモン]] | ||
+ | *[[カード個別評価:マジック・オリジン]] - [[コモン]] | ||
*[[カード個別評価:第10版]] - [[アンコモン]] | *[[カード個別評価:第10版]] - [[アンコモン]] | ||
*[[カード個別評価:第9版]] - [[アンコモン]] | *[[カード個別評価:第9版]] - [[アンコモン]] |
2024年6月18日 (火) 08:32時点における最新版
クリーチャー — ゾンビ(Zombie) 昆虫(Insect)
クリーチャーを1体、生け贄に捧げる:ナントゥーコの鞘虫は、ターン終了時まで+2/+2の修整を受ける。
2/2ファイレクシアの食屍鬼/Phyrexian Ghoulの同型再版であるゾンビ・昆虫。基本的な性能に関しては、そちらのページを参照。
オンスロートのリミテッドでは、共生するエルフ/Symbiotic Elfとのシナジーが強力。
[編集] 収録状況と構築での活躍
オンスロート初出時はファイレクシアの食屍鬼とともにレクターグールに採用された。ただし、共生するエルフ/Symbiotic Elfや共生のワーム/Symbiotic Wurmが生成するトークンと共通する昆虫のクリーチャー・タイプを含むことから、それらへのクリーチャー・タイプを参照した対策に巻き込まれる恐れがあり、一方で群がりの庭/Swarmyardのようなタイプ的カードも当時はなかったため、あくまでも「5枚目以降のファイレクシアの食屍鬼」という扱いであった。
第9版でアンコモンになって再録。再録直後こそ目立った活躍はなかったが、ギルドパクトで白黒のカードが強化されたことで採用される機会が多くなった。オルゾフ・アグロに分霊の確約/Promise of Bunreiやオルゾフの御曹子、テイサ/Teysa, Orzhov Scionを足したゴースト・ハスクでは主力クリーチャーとなり、黒赤トークンでも標準的に採用された。
第10版を選ぼう第8週にて先輩の堕天使/Fallen Angelと対決し、勝利。第10版へ再録された。次の基本セット2010ではさらなる同型再版である吸血鬼の貴族/Vampire Aristocratが収録された。
マジック・オリジンではコモンに戻って再録され、異端の癒し手、リリアナ/Liliana, Heretical Healerと共に先祖の結集を大幅に強化した。アリストクラッツでも主要なサクり台として採用された。