山羊さらい/Goatnapper

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[[cip]][[能力]]で[[対象]]の[[ヤギ]]を[[脅しつけ/Threaten]]するというイメージに忠実な[[能力]]を持った[[ゴブリン]]。
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[[ETB]]で[[対象]]の[[ヤギ]]を[[脅しつけ/Threaten]]するという、{{Gatherer|id=142363}}のイメージに忠実な[[能力]]を持った[[ゴブリン]]。
  
これが出た時点の[[スタンダード]]では使用できる[[ヤギ]]がいないため、基本的に[[多相]][[クリーチャー]]専用の[[能力]]となる。
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登場時の[[スタンダード]]には数枚の[[カード]][[効果]]で生み出されるトークン以外に[[ヤギ]]がいないため、基本的に対[[多相]][[クリーチャー]]専用の能力となる。多相クリーチャーを無理に対策する必要がなければ、脅しつけの方が無難である。
<!-- (もちろん[[クリーチャー・タイプ]]を書き換えるカードを併用してもよいが、その手のカードの汎用性の乏しさと得られるリターンから判断してそこまでする必要がないことは目に見えている)
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読みづらいので短くまとめます。また「必然的に」と書いてありましたが矛盾です。 -->
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基本性能に難があるため、[[多相]][[クリーチャー]]を無理に対策する必要が無ければ、[[脅しつけ/Threaten]]の方が無難である。
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<!-- とりあえず[[クリーチャー]]なのでデッキに入れておき役に立ったらラッキー程度の気持ちで入れることもできるが、そうなると3[[マナ]]2/2という[[サイズ]]に不満が残る。 -->
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[[リミテッド]]では[[多相]]クリーチャーを全く使わないデッキは珍しく、能力が役に立つ場面も多いだろう。
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[[リミテッド]]では多相クリーチャーを全く使わない[[デッキ]]は珍しく、能力が役に立つ場面も多いだろう。[[アンタップ]]や[[速攻]]付与の目的で[[あなた|自分]]のクリーチャーに対して使うこともできるので、覚えておくと役に立つ。やや重いが、[[ヴェリズ・ヴェルの刃/Blades of Velis Vel]]との[[コンボ]]で制限はクリアできる。
自分のクリーチャーに対して使う事も出来るので、覚えておくと役に立つ事も。
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*日本語版のカードには漢字で「山羊1つを対象とし」と印刷されているが、[[エラッタ]]が出ている。正しくはカタカナで「ヤギ」。
 
*日本語版のカードには漢字で「山羊1つを対象とし」と印刷されているが、[[エラッタ]]が出ている。正しくはカタカナで「ヤギ」。
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*当時の[[Mark Rosewater]]は「セットに[[レア]]のヤギを1枚だけ入れた方が面白い」と強く主張し孤軍奮闘したのだが、結局叶わなかったという<ref>[https://media.wizards.com/2019/podcasts/magic/drivetowork612_lorwyncardspart2_9iU20dD3.mp3 Drive to Work #612 – Lorwyn Cards, Part 2](ポッドキャスト [[2019年]]2月16日)</ref>。
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*後の[[モダンホライゾン]]では、このカードへの[[オマージュ]]である[[山羊盗り/Goatnap]]が登場した。
  
 
==参考==
 
==参考==
*[[カード個別評価:ローウィンブロック]]
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<references />
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*[[誤訳/名訳]]
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*[[カード個別評価:ローウィン]] - [[アンコモン]]

2024年7月3日 (水) 07:32時点における最新版


Goatnapper / 山羊さらい (2)(赤)
クリーチャー — ゴブリン(Goblin) ならず者(Rogue)

山羊さらいが戦場に出たとき、ヤギ(Goat)1つを対象とし、それをアンタップする。ターン終了時までそのコントロールを得る。それはターン終了時まで速攻を得る。

2/2

ETB対象ヤギ脅しつけ/Threatenするという、イラストのイメージに忠実な能力を持ったゴブリン

登場時のスタンダードには数枚のカード効果で生み出されるトークン以外にヤギがいないため、基本的に対多相クリーチャー専用の能力となる。多相クリーチャーを無理に対策する必要がなければ、脅しつけの方が無難である。

リミテッドでは多相クリーチャーを全く使わないデッキは珍しく、能力が役に立つ場面も多いだろう。アンタップ速攻付与の目的で自分のクリーチャーに対して使うこともできるので、覚えておくと役に立つ。やや重いが、ヴェリズ・ヴェルの刃/Blades of Velis Velとのコンボで制限はクリアできる。

  • 日本語版のカードには漢字で「山羊1つを対象とし」と印刷されているが、エラッタが出ている。正しくはカタカナで「ヤギ」。
  • 当時のMark Rosewaterは「セットにレアのヤギを1枚だけ入れた方が面白い」と強く主張し孤軍奮闘したのだが、結局叶わなかったという[1]
  • 後のモダンホライゾンでは、このカードへのオマージュである山羊盗り/Goatnapが登場した。

[編集] 参考

  1. Drive to Work #612 – Lorwyn Cards, Part 2(ポッドキャスト 2019年2月16日)
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