ダンジョンズ・アンド・ドラゴンズの剣/Sword of Dungeons & Dragons
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+ | *一度ドラゴン・トークンを生成できたら、そちらにこれを装備し直すのも手。 | ||
+ | *ダイスロールがうまくいけば[[無限トークン]]…と思いたくもなるが、流石に確率20分の1ではそう大量にはトークンは出てこない。なお期待値では出せるトークンの数は約1.053個(20/19=1+(1/20)+(1/400)+...)である。 | ||
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+ | *D&Dのドラゴンは主に色の名を冠するドラゴンと金属の名を冠するドラゴンに大別され、その中にゴールド・ドラゴンも存在する。ただし、色ではなく金属の方。 | ||
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+ | *[[Unstable]]で(専用[[トークン・カード]]とともに)[[再録]]。実際はUnstableでのデザインが先であり、HASCONプロモのコンセプトに合っていたため、担当スタッフがUnstable開発チームの許可を得て収録したものである<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/unstable-scraps-part-3-2017-12-11 Unstable Scraps, Part 3]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/mm/0030057/ 『Unstable』のスクラップ その3](Making Magic 2017年12月11日 [[Mark Rosewater]]著)</ref>。 | ||
+ | **プロモ版には「D&D」の[[透かし]]が入っているが、Unstable版には透かしは無い。[[アン・ゲーム]]では[[すかし屋/Watermarket]]の[[マナ]]を使用できるかどうかが異なる。 | ||
+ | *{{Gatherer|id=439552}}をよく見ると柄の部分が&マークを、柄頭は20面ダイスを模しており、剣本体には[[Wikipedia:ja:クラシック・ダンジョンズ&ドラゴンズ|クラシックD&D]]の象徴的な武器であるメイスが埋め込まれている。 | ||
+ | ==開発秘話== | ||
+ | 初期デザインではD&Dの能力値決めと同じ[[6面ダイス]]3つを使用しており、トークンも[[ビホルダー]]であったが、D&Dチームに許可を取りに行った際にアドバイスをもらい現在の形となった<ref>[https://mtg-jp.com/reading/mm/0035897/ わかる?『Unstable』編] ([[Making Magic]] [[2022年]]3月22日 Mark Rosewater著)</ref>。 | ||
+ | ==脚注== | ||
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==参考== | ==参考== | ||
− | + | *[[カード個別評価:Unstable]] - [[神話レア]] | |
*[[カード個別評価:プロモーショナル・カード、特殊カード]] | *[[カード個別評価:プロモーショナル・カード、特殊カード]] | ||
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2024年7月30日 (火) 18:20時点における最新版
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ダンジョンズ・アンド・ドラゴンズの剣/Sword of Dungeons & Dragons (3)アーティファクト — 装備品(Equipment)
装備しているクリーチャーは+2/+2の修整を受けるとともにプロテクション(ならず者(Rogue))とプロテクション(クレリック(Cleric))を持つ。
装備しているクリーチャーがプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、飛行を持つ金の4/4のドラゴン(Dragon)・クリーチャー・トークンを1体生成し、d20(20面体サイコロ)を1個振る。あなたが20を振ったなら、この手順を繰り返す。
装備(2)
アーティスト:Chris Rahn
2017年のHasconで限定販売された銀枠プロモーション・カードの1枚。元祖テーブルトークRPG「ダンジョンズ&ドラゴンズ」を元にしたミラディン/Mirrodinの剣サイクルのパロディであるアン・カード。
プロテクションはクレリックとならず者。2つともタイプ的としてはあまり目立たないクリーチャー・タイプだが、D&Dの基本的なキャラクター・クラスと同名であるために選ばれたのだろう。もっとメジャーなウィザードなんかもある中でこの2つなのは、D&Dのアライメント(キャラの倫理観の属性)の一軸、善と悪で対になるイメージだろうか(一概にクレリック=善、ローグ=悪というわけではないが)。聖トラフトの霊/Geist of Saint Traftや真の名の宿敵/True-Name Nemesisなど強力なカードが存在するので役に立つ場面もあるだろう。
サボタージュ能力はドラゴン・トークンの生成。さらにd20のダイスロールに成功すればもう一度繰り返すことができる。生成されるトークンの色は多色ではなく「金」であり、専用のトークン・カードも同梱されている[1]。
リミテッドでは装備品としてレアリティに違わず強力だが、「20面ダイスを振れる」という点も長所。鋼のリス/Steel Squirrelなどは高確率で凄まじい修整を受けることになる。
- 一度ドラゴン・トークンを生成できたら、そちらにこれを装備し直すのも手。
- ダイスロールがうまくいけば無限トークン…と思いたくもなるが、流石に確率20分の1ではそう大量にはトークンは出てこない。なお期待値では出せるトークンの数は約1.053個(20/19=1+(1/20)+(1/400)+...)である。
- なお、この処理については「攻撃の成否を決める20面ダイスロールで20が出るとクリティカルとなり、与えるダメージが倍増する」というD&Dのルールにちなんだもの(→クリティカル・ヒット/Critical Hit)。
- D&Dのドラゴンは主に色の名を冠するドラゴンと金属の名を冠するドラゴンに大別され、その中にゴールド・ドラゴンも存在する。ただし、色ではなく金属の方。
- フォーゴトン・レルム探訪でアダルト・ゴールド・ドラゴン/Adult Gold Dragonが登場したが、もちろん金ではなく、赤白だった。
- Unstableで(専用トークン・カードとともに)再録。実際はUnstableでのデザインが先であり、HASCONプロモのコンセプトに合っていたため、担当スタッフがUnstable開発チームの許可を得て収録したものである[2]。
- プロモ版には「D&D」の透かしが入っているが、Unstable版には透かしは無い。アン・ゲームではすかし屋/Watermarketのマナを使用できるかどうかが異なる。
- イラストをよく見ると柄の部分が&マークを、柄頭は20面ダイスを模しており、剣本体にはクラシックD&Dの象徴的な武器であるメイスが埋め込まれている。
[編集] 開発秘話
初期デザインではD&Dの能力値決めと同じ6面ダイス3つを使用しており、トークンもビホルダーであったが、D&Dチームに許可を取りに行った際にアドバイスをもらい現在の形となった[3]。
[編集] 脚注
- ↑ Trick JarrettのTwitter(2017年7月29日)
- ↑ Unstable Scraps, Part 3/『Unstable』のスクラップ その3(Making Magic 2017年12月11日 Mark Rosewater著)
- ↑ わかる?『Unstable』編 (Making Magic 2022年3月22日 Mark Rosewater著)