召し上げ/Expropriate
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− | + | [[動議]]によって、[[追加ターン]]を得る効果か、[[対戦相手]]の[[パーマネント]]奪取を行う[[効果]]を持つ[[ソーサリー]]。また、効果の[[解決]]時に自身を追放する。 | |
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− | + | [[あなた|自分]]が「時」に[[投票]]することで最低でも1ターンの追加ターンを得られる。使われた方の立場になると、追加ターンを与えるよりかは自分のパーマネント1つをプレゼントする方が「マシ」であるという場合が多いため、多くの場合は追加の1ターンに人数分のパーマネント奪取ということになるだろう。無論、戦況によっては追加ターンの方が選ばれる事もあるし、特に多人数戦では、自分以外の相手が狙われると予想して追加ターンを選ぶような事も有り得る。 | |
− | + | [[時間のねじれ/Time Warp]]+[[露骨な窃盗/Blatant Thievery]]と考えると、12[[マナ]]かかるところを3マナ節約できる(しかも[[色拘束]]も少ない)ため、かなりお得と言える。[[土地]]も選べるし、[[対象]]を取らないため[[呪禁]]や[[プロテクション]]を持つパーマネントにも対応できるため、奪うカードがないという状況も少ないだろう。[[ボード・アドバンテージ]]を有利にしたうえで追加ターンを迎えることになるため、「追加ターンを得たはいいができることがない」という状況にもなりにくい。 | |
− | + | [[重い|重さ]]がネックであり、[[コスト減少カード]]や[[マナ加速]]の併用や[[打ち消し]]の対策は望ましいものの、一刻も早く[[唱える|唱えた]]ほうがいいタイプの[[呪文]]ではないので、運用上はそこまで欠点でもない。問題はむしろ効果が豪快すぎる点で、[[多人数戦]]では確実に[[ヘイト]]を集めてしまう。得られた追加ターン内で一気に勝負を決められる状況を狙って使いたい。 | |
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+ | *「金」に投票したプレイヤーから奪えるパーマネントは、[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]ではなく[[オーナー]]を参照する。その投票者がコントロールしていても、他のプレイヤーがオーナーであるパーマネントは奪えない。逆に、投票者がオーナーであるなら、他のプレイヤーがコントロールしていても奪う事ができる。 | ||
+ | **よって、自分が「金」に投票すれば、他のプレイヤーにコントロールを奪われたパーマネントを取り返す事ができる。追加ターンを犠牲にしてでも奪い返したい時に。 | ||
+ | *[[選択の幻影/Illusion of Choice]]と組み合わせれば、プレイヤーの数だけ追加ターンを得られる。また、チーム戦でもチームメイトの数だけ追加ターンを得られる。その特性自体は動議カード全てに共通するが、このカードは特にリターンが大きいため、狙う価値はある。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
+ | *[[ターン・フェイズ・ステップを追加するカード]] | ||
*[[カード個別評価:コンスピラシー:王位争奪]] - [[神話レア]] | *[[カード個別評価:コンスピラシー:王位争奪]] - [[神話レア]] | ||
− | + | *[[カード個別評価:スペシャルゲスト#ダスクモーン:戦慄の館]] - [[神話レア]] | |
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2024年9月5日 (木) 11:05時点における最新版
ソーサリー
動議 ― あなたから始めて各プレイヤーは「時」または「金」のいずれかに投票する。「時」1票につき、このターンに続いて追加の1ターンを行う。「金」1票につき、その票に投票したプレイヤーがオーナーであるパーマネント1つを選ぶ、それのコントロールを得る。召し上げを追放する。
動議によって、追加ターンを得る効果か、対戦相手のパーマネント奪取を行う効果を持つソーサリー。また、効果の解決時に自身を追放する。
自分が「時」に投票することで最低でも1ターンの追加ターンを得られる。使われた方の立場になると、追加ターンを与えるよりかは自分のパーマネント1つをプレゼントする方が「マシ」であるという場合が多いため、多くの場合は追加の1ターンに人数分のパーマネント奪取ということになるだろう。無論、戦況によっては追加ターンの方が選ばれる事もあるし、特に多人数戦では、自分以外の相手が狙われると予想して追加ターンを選ぶような事も有り得る。
時間のねじれ/Time Warp+露骨な窃盗/Blatant Thieveryと考えると、12マナかかるところを3マナ節約できる(しかも色拘束も少ない)ため、かなりお得と言える。土地も選べるし、対象を取らないため呪禁やプロテクションを持つパーマネントにも対応できるため、奪うカードがないという状況も少ないだろう。ボード・アドバンテージを有利にしたうえで追加ターンを迎えることになるため、「追加ターンを得たはいいができることがない」という状況にもなりにくい。
重さがネックであり、コスト減少カードやマナ加速の併用や打ち消しの対策は望ましいものの、一刻も早く唱えたほうがいいタイプの呪文ではないので、運用上はそこまで欠点でもない。問題はむしろ効果が豪快すぎる点で、多人数戦では確実にヘイトを集めてしまう。得られた追加ターン内で一気に勝負を決められる状況を狙って使いたい。
- 「金」に投票したプレイヤーから奪えるパーマネントは、コントロールではなくオーナーを参照する。その投票者がコントロールしていても、他のプレイヤーがオーナーであるパーマネントは奪えない。逆に、投票者がオーナーであるなら、他のプレイヤーがコントロールしていても奪う事ができる。
- よって、自分が「金」に投票すれば、他のプレイヤーにコントロールを奪われたパーマネントを取り返す事ができる。追加ターンを犠牲にしてでも奪い返したい時に。
- 選択の幻影/Illusion of Choiceと組み合わせれば、プレイヤーの数だけ追加ターンを得られる。また、チーム戦でもチームメイトの数だけ追加ターンを得られる。その特性自体は動議カード全てに共通するが、このカードは特にリターンが大きいため、狙う価値はある。