インタラプト

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
(取り消し。当時は「唱える」じゃなくて「プレイ」だったので、「唱える」にしてしまうと事実と反するのでは…)
(インタラプト処理の手順)
16行: 16行:
  
 
呪文をインタラプトする機会は上記手順2のときしかないので、すでにリンボに置かれた(連鎖に組み込まれた)呪文はインタラプトされない。
 
呪文をインタラプトする機会は上記手順2のときしかないので、すでにリンボに置かれた(連鎖に組み込まれた)呪文はインタラプトされない。
 +
相手が[[Zuran Orb]]をコントロールしている状態で[[ハルマゲドン/Armageddon]]をプレイ、自分は[[対抗呪文/Counterspell]]をプレイ可能であるとする。[[スタック]]ルールがある現在ならば2人とも優先権を放棄するとすぐにスタック上の呪文が解決されるので、相手が土地を生け贄に捧げたならばカウンターして自分の土地は守り、捧げなかった場合はカウンターせずArmageddonを解決するという戦略をとることができる。しかし連鎖ルールのときはCounterspellはインタラプトする機会にしか使えず、これを逃すともうカウンターできなくなってしまうのにも関わらず優先権は回ってくるので、相手はZuran Orbでライフを獲得しながらArmaggedonで自分の土地だけ壊れてしまうという結果になってしまう。
  
 
==参考==
 
==参考==

2011年1月5日 (水) 23:24時点における版

インタラプト/Interruptとは、かつて存在したカード・タイプ

第6版より前のルールでは、打ち消し書き換えなど呪文対象とするような呪文がインタラプトとなっていた。特定のタイミングにのみプレイできる呪文で、インスタントソーサリーはインタラプトを対象にとれないが、インタラプトはインタラプト呪文を含むすべての呪文を対象にとれる。

第6版でスタックルールの導入と同時に廃止(廃語)となり、現在はすべてインスタントになっている。そのためカードのルール文章に「インタラプト」と書かれていた場合、全てインスタントと読み替える(正式なテキストはオラクルを参照のこと)。

  • interruptの元々の意味は「割り込み」。
  • インタラプトとして扱われる起動型能力や、「パーマネントも対象にできるが、その場合はインスタントとしてプレイする」というインタラプトも存在した。
  • マナ・ソースの登場前(第5版より前)は、マナを生成する呪文や能力もインタラプトであった。
  • 厳密にはやや違いがあるもののインスタントによる割り込みを許さない点から現在の刹那に近い。

インタラプト処理の手順

  1. 呪文のプレイ。プレイされた呪文はインタラプト待ち状態になる。
  2. この時双方のプレイヤーは当該呪文に対してインタラプト呪文を使うことができ、インタラプトはそれ専用の連鎖を形成する(これは連鎖のルールに従って処理される)。
  3. インタラプトされなかったか、打ち消されなかった呪文はリンボ(現在のスタック)に置かれ、連鎖に組み込まれる。この時点で、その呪文をかけるのに成功したことになる。

呪文をインタラプトする機会は上記手順2のときしかないので、すでにリンボに置かれた(連鎖に組み込まれた)呪文はインタラプトされない。 相手がZuran Orbをコントロールしている状態でハルマゲドン/Armageddonをプレイ、自分は対抗呪文/Counterspellをプレイ可能であるとする。スタックルールがある現在ならば2人とも優先権を放棄するとすぐにスタック上の呪文が解決されるので、相手が土地を生け贄に捧げたならばカウンターして自分の土地は守り、捧げなかった場合はカウンターせずArmageddonを解決するという戦略をとることができる。しかし連鎖ルールのときはCounterspellはインタラプトする機会にしか使えず、これを逃すともうカウンターできなくなってしまうのにも関わらず優先権は回ってくるので、相手はZuran Orbでライフを獲得しながらArmaggedonで自分の土地だけ壊れてしまうという結果になってしまう。

参考

MOBILE