リスティックの研究/Rhystic Study
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
細 |
細 |
||
(10人の利用者による、間の16版が非表示) | |||
1行: | 1行: | ||
{{#card:Rhystic Study}} | {{#card:Rhystic Study}} | ||
− | [[Mystic Remora]]を髣髴とさせる[[引く|ドロー]][[エンチャント]]。 | + | [[神秘的負荷/Mystic Remora]]を髣髴とさせる[[引く|ドロー]][[エンチャント]]。 |
選択権が[[対戦相手]]にあるため確実に[[カード]]を[[引く|引ける]]わけではないが、カード1枚か1[[マナ]]かという抑止力はそこそこ。元が3マナと考えれば十分と言えるだろう。[[水位の上昇/Rising Waters]]などで[[マナ拘束]]すると確実性が増す。 | 選択権が[[対戦相手]]にあるため確実に[[カード]]を[[引く|引ける]]わけではないが、カード1枚か1[[マナ]]かという抑止力はそこそこ。元が3マナと考えれば十分と言えるだろう。[[水位の上昇/Rising Waters]]などで[[マナ拘束]]すると確実性が増す。 | ||
さらに複数枚[[張る]]ことができれば、対戦相手のペースを大いに乱せるだろう。 | さらに複数枚[[張る]]ことができれば、対戦相手のペースを大いに乱せるだろう。 | ||
+ | |||
+ | 現役時は大した活躍も見せずにスタンダードを退場したが、現在は[[統率者戦]]を始めとする[[多人数戦]]で活躍の場を見出している。 | ||
+ | 多人数戦では必然的に通常の2人対戦の時より[[唱える|唱えら]]れる[[呪文]]の数が多くなり、また対戦相手の誰かが[[マナスクリュー]]気味になる確率も上がるので、これで引けるチャンスも多くなるというわけである。 | ||
+ | |||
+ | [[コモン]]ゆえに[[パウパー]]でも使用可能。[[テンポ]]を大きく乱す[[土地破壊]]と相性が良く、[[青]]を混ぜた[[ポンザ]]系[[デッキ]]の核として活用されている。最終的にカードを引くかは任意なので、[[ライブラリーの一番上]]がわかっていて[[秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets]]が[[変身]]できそうなときはあえてカードを引かない選択肢がとれるのも地味ながら評価点。 | ||
+ | |||
+ | *[[キマイラ像/Chimeric Idol]]が[[エターナル]]トーナメントレベルの地位を失ったため、今やこのカードが[[プロフェシー]]でもっとも需要あるカードと言われている。[[コモン]]なのにプロフェシーの[[トップレア]]と呼ばれることも。 | ||
+ | **その後、[[Jumpstart]]で[[再録]]された時は[[レアリティ]]が本当に[[レア]]となり、さらに[[おとぎ話]]では[[神話レア]]にまで格上げされた。特にアニメ版おとぎ話は、封入率の低さと統率者戦での需要、そして[[絵|イラスト]]を担当した[[藤ちょこ]]の人気から、非常に高額で取引されている。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
*[[カード個別評価:プロフェシー]] - [[コモン]] | *[[カード個別評価:プロフェシー]] - [[コモン]] | ||
+ | *[[カード個別評価:ジャンプスタート2022]] - [[レア]] | ||
+ | *[[カード個別評価:Jumpstart]] - [[レア]] | ||
+ | *[[カード個別評価:おとぎ話]] - [[神話レア]] | ||
*[[Commander's Arsenal]] | *[[Commander's Arsenal]] | ||
+ | *[[Secret Lair Drop Series/2021年#Secret Lair x Arcane|Secret Lair Drop Series: Secret Lair x Arcane]] |
2024年3月24日 (日) 13:49時点における最新版
神秘的負荷/Mystic Remoraを髣髴とさせるドローエンチャント。
選択権が対戦相手にあるため確実にカードを引けるわけではないが、カード1枚か1マナかという抑止力はそこそこ。元が3マナと考えれば十分と言えるだろう。水位の上昇/Rising Watersなどでマナ拘束すると確実性が増す。
さらに複数枚張ることができれば、対戦相手のペースを大いに乱せるだろう。
現役時は大した活躍も見せずにスタンダードを退場したが、現在は統率者戦を始めとする多人数戦で活躍の場を見出している。 多人数戦では必然的に通常の2人対戦の時より唱えられる呪文の数が多くなり、また対戦相手の誰かがマナスクリュー気味になる確率も上がるので、これで引けるチャンスも多くなるというわけである。
コモンゆえにパウパーでも使用可能。テンポを大きく乱す土地破壊と相性が良く、青を混ぜたポンザ系デッキの核として活用されている。最終的にカードを引くかは任意なので、ライブラリーの一番上がわかっていて秘密を掘り下げる者/Delver of Secretsが変身できそうなときはあえてカードを引かない選択肢がとれるのも地味ながら評価点。
- キマイラ像/Chimeric Idolがエターナルトーナメントレベルの地位を失ったため、今やこのカードがプロフェシーでもっとも需要あるカードと言われている。コモンなのにプロフェシーのトップレアと呼ばれることも。