ロウクスの粗暴者/Rhox Brute

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[[赤緑]]4[[マナ]]4/4の[[バニラ]]。
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[[赤緑]]の4[[マナ]]4/4[[バニラ]]。
  
[[多色]]であることくらいしかデメリットがない。[[ペナルティ能力]]なしの4マナ4/4も珍しくなくなってきたが、流石に[[コモン]]では[[緑]]でも初。[[リミテッド]]における非常に強力な戦力。
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[[ペナルティ能力]]なしの4マナ4/4も珍しくなくなってきたが、流石に[[コモン]]では[[緑]]でも初。[[多色]]であることくらいしかデメリットがなく、[[リミテッド]]においては癖のない強力な戦力。
  
*[[ギルド門侵犯]][[上位互換]][[ゴーア族の暴行者/Ghor-Clan Rampager]]が登場した。
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*[[基本セット2014]]では[[マナ・コスト]][[単色]][[ダブルシンボル]]になった[[轟くベイロス/Rumbling Baloth]]が登場している。こちらを投入するなら多色[[シナジー]]を生かしたい。
  
 
==開発秘話==
 
==開発秘話==
このカードはプレイテスト時に「Square(従者)」と呼ばれていて、プレイテスト用コピーのイラスト枠内には[[Tom LaPille]]による1人の従者が描かれていた。Tomはこのイラストを手元に残しておらず残念だと語っている。(→公式記事[http://www.wizards.com/magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/ld/36 Collisions in Multiverse, Part 1]参照)
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このカードはプレイテスト時に「Square([[正方]])」と呼ばれていて、プレイテスト用コピーのイラスト枠内には[[Tom LaPille]]による1つの正方形が描かれていた。Tomはこのイラストを手元に残しておらず残念だと語っている。(→公式記事[http://magic.wizards.com/en/articles/archive/latest-developments/collisions-multiverse-part-1-2009-05-01 Collisions in Multiverse, Part 1]参照)
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==関連カード==
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===[[上位互換]]・変形版===
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[[ラヴニカの献身]]まで。
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特筆のない限り、[[マナ・コスト]]が(2)(赤)(緑)の4/4クリーチャー。'''太字'''は(実質的に)メリットのみを持つ[[上位互換]]。
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*[[曲がりくねりのロシーン/Rosheen Meanderer]] - '''(3)(赤/緑)'''。[[伝説のクリーチャー]]。([[タップ・シンボル|T]]):[[無色マナ|(◇)(◇)(◇)(◇)]]を加える([[X]]を含む[[コスト]]にのみ[[支払い|支払える]])。([[シャドウムーア]])
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*[[マリーシの双子爪/Marisi's Twinclaws]] - '''(2)(赤/白)(緑)'''。2/4の[[二段攻撃]]付き。([[アラーラ再誕]])
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*[[野生生まれのミーナとデーン/Mina and Denn, Wildborn]] - 伝説のクリーチャー。追加の[[土地]]を1つ[[プレイ]]できる能力と、クリーチャーに[[トランプル]]を付与する能力を持つ。([[ゲートウォッチの誓い]])
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*[[ゼンディカーの具現/Zendikar Incarnate]] - '''*/4'''。[[パワー]]は[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]する土地の総数に等しい。([[マジック・オリジン]])
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*'''[[辺境地の猪/Outland Boar]]''' - [[威圧]]付き。([[霊気紛争]])
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*'''[[怒り狂うレギサウルス/Raging Regisaur]]''' - [[攻撃]]するたび、任意の[[対象]]に1点ダメージ。([[イクサランの相克]])
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*[[強撃+脅威/Thrash+Threat]] - [[分割カード]]の片方(脅威/Thrash+Threat)。[[ソーサリー]]。トランプルを持つ[[赤緑]]の4/4[[ビースト]]・[[トークン]]を[[生成]]。([[ラヴニカの献身]])
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**'''[[ゴーア族の暴行者/Ghor-Clan Rampager]]''' - トランプルと[[湧血]]([[赤マナ|赤]])([[緑マナ|緑]])付き。([[ギルド門侵犯]])
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**'''[[都市国家の破壊者/Polis Crusher]]''' - トランプル、[[プロテクション]]([[エンチャント]])、(4)(赤)(緑):[[怪物化]]3を持つ。[[怪物的]]である場合、[[サボタージュ能力]]でエンチャントを破壊。([[テーロス]])
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**'''[[放浪する森林/Woodland Wanderer]]''' - '''(3)(緑)'''。トランプルと[[警戒]]付き。[[収斂]]で3/3~6/6の[[サイズ]]変動が可能。([[戦乱のゼンディカー]])
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**'''[[激情のエイリンクス/Frenzied Arynx]]''' - [[暴動]]で「4/4トランプル」か「3/3速攻トランプル」の使い分けが可能。(4)(赤)(緑):[[ターン終了時まで]]+3/+0の[[修整]]。(ラヴニカの献身)
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**'''[[グルールの呪文砕き/Gruul Spellbreaker]]''' - '''(1)(赤)(緑)'''。暴動で「4/4トランプル」か「3/3速攻トランプル」の使い分けが可能。自分の[[ターン]]であるかぎり、[[あなた]]と~は[[呪禁]]を持つ。(ラヴニカの献身)
  
 
==ストーリー==
 
==ストーリー==
 
古い生き方を捨て去って今までにない新たな生き方を切り開く者たち、異端者(The Heretics)に分類されるカードの1つ。
 
古い生き方を捨て去って今までにない新たな生き方を切り開く者たち、異端者(The Heretics)に分類されるカードの1つ。
  
'''ロウクスの粗暴者'''/''Rhox Brute''は原始的な[[ジャンド/Jund]]の世界を訪れたことで、野蛮な血が呼び覚まされた[[ロウクス/Rhox (ストーリー)#アラーラのロウクス|ロウクス/Rhox]]の[[戦士]]({{Gatherer|Rhox Brute}})。[[バント/Bant]]の堅苦しい社会の束縛から抜け出し野性的な生き方を選んだ。今では輝くバント兵士の鎧は骨や革などのジャンド風装束と混ぜこぜになっている。ストーリーでは[[アラーラの断片サイクルのその他のキャラクター#Dollun|Dollun Spinebreaker(背骨折りのドルン)]]が登場している。(→公式記事[http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/stf/36 Choices in the New Alara]、[http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/stf/39 Gold Records]参照)
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'''ロウクスの粗暴者'''/''Rhox Brute''は原始的な[[ジャンド/Jund]]の世界を訪れたことで、野蛮な血が呼び覚まされた[[ロウクス/Rhox (ストーリー)#アラーラのロウクス|ロウクス/Rhox]]の[[戦士]]({{Gatherer|Rhox Brute}})。[[バント/Bant]]の堅苦しい社会の束縛から抜け出し野性的な生き方を選んだ。今では輝くバント兵士の鎧は骨や革などのジャンド風装束と混ぜこぜになっている。ストーリーでは[[アラーラの断片サイクルのその他のキャラクター#Dollun|Dollun Spinebreaker(背骨折りのドルン)]]が登場している。(→公式記事[http://magic.wizards.com/en/articles/archive/savor-flavor/choices-new-alara-2009-04-28 Choices in the New Alara]、[http://magic.wizards.com/en/articles/archive/savor-flavor/gold-records-2009-05-20 Gold Records]参照)
  
 
*[[フレイバー・テキスト]]の「rhoxes take up arms with the savages of Jund」を日本語版では「ロウクスが武器を取ってジャンドの蛮人に立ち向かう」と解釈しているが、これは明らかな誤り。「ロウクスがジャンドの蛮人と共同戦線を張る」くらいが正しい。つまり、フレイバー・テキストの人物[[アラーラの断片サイクルのその他のキャラクター#ジャーナン/Gernan|ジャーナン/Gernan]]は、既成の枠を超えたロウクスの姿に「この選択の中にこそ知恵がある/the wisdom in their choice」と評価している。
 
*[[フレイバー・テキスト]]の「rhoxes take up arms with the savages of Jund」を日本語版では「ロウクスが武器を取ってジャンドの蛮人に立ち向かう」と解釈しているが、これは明らかな誤り。「ロウクスがジャンドの蛮人と共同戦線を張る」くらいが正しい。つまり、フレイバー・テキストの人物[[アラーラの断片サイクルのその他のキャラクター#ジャーナン/Gernan|ジャーナン/Gernan]]は、既成の枠を超えたロウクスの姿に「この選択の中にこそ知恵がある/the wisdom in their choice」と評価している。
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{{フレイバーテキスト|"In this new world, I have seen the once-devout rhoxes take up arms with the savages of Jund. I would be offended, but I see the wisdom in their choice."|Gernan, Dawnray archer}}
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{{フレイバーテキスト|「この新しい世界で、かつては信心深かったロウクスが武器を取ってジャンドの蛮人に立ち向かうのを見てきたよ。怒られるかもしれないけど、この選択の中にこそ知恵があると思うね。」|暁の光の射手、ジャーナン}}
  
 
==参考==
 
==参考==
 
*[[バニラクリーチャー]]
 
*[[バニラクリーチャー]]
 
*[[カード個別評価:アラーラ再誕]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:アラーラ再誕]] - [[コモン]]
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*[[カード個別評価:バトルボンド]] - [[コモン]]
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__NOTOC__

2020年3月2日 (月) 00:07時点における最新版


Rhox Brute / ロウクスの粗暴者 (2)(赤)(緑)
クリーチャー — サイ(Rhino) 戦士(Warrior)

4/4

赤緑の4マナ4/4バニラ

ペナルティ能力なしの4マナ4/4も珍しくなくなってきたが、流石にコモンではでも初。多色であることくらいしかデメリットがなく、リミテッドにおいては癖のない強力な戦力。

[編集] 開発秘話

このカードはプレイテスト時に「Square(正方)」と呼ばれていて、プレイテスト用コピーのイラスト枠内にはTom LaPilleによる1つの正方形が描かれていた。Tomはこのイラストを手元に残しておらず残念だと語っている。(→公式記事Collisions in Multiverse, Part 1参照)

[編集] 関連カード

[編集] 上位互換・変形版

ラヴニカの献身まで。 特筆のない限り、マナ・コストが(2)(赤)(緑)の4/4クリーチャー。太字は(実質的に)メリットのみを持つ上位互換

[編集] ストーリー

古い生き方を捨て去って今までにない新たな生き方を切り開く者たち、異端者(The Heretics)に分類されるカードの1つ。

ロウクスの粗暴者/Rhox Bruteは原始的なジャンド/Jundの世界を訪れたことで、野蛮な血が呼び覚まされたロウクス/Rhox戦士イラスト)。バント/Bantの堅苦しい社会の束縛から抜け出し野性的な生き方を選んだ。今では輝くバント兵士の鎧は骨や革などのジャンド風装束と混ぜこぜになっている。ストーリーではDollun Spinebreaker(背骨折りのドルン)が登場している。(→公式記事Choices in the New AlaraGold Records参照)

  • フレイバー・テキストの「rhoxes take up arms with the savages of Jund」を日本語版では「ロウクスが武器を取ってジャンドの蛮人に立ち向かう」と解釈しているが、これは明らかな誤り。「ロウクスがジャンドの蛮人と共同戦線を張る」くらいが正しい。つまり、フレイバー・テキストの人物ジャーナン/Gernanは、既成の枠を超えたロウクスの姿に「この選択の中にこそ知恵がある/the wisdom in their choice」と評価している。
"In this new world, I have seen the once-devout rhoxes take up arms with the savages of Jund. I would be offended, but I see the wisdom in their choice."
Gernan, Dawnray archer
「この新しい世界で、かつては信心深かったロウクスが武器を取ってジャンドの蛮人に立ち向かうのを見てきたよ。怒られるかもしれないけど、この選択の中にこそ知恵があると思うね。」
暁の光の射手、ジャーナン

[編集] 参考

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