キイェルドー/Kjeldor
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北に[[カープルーザン山脈/Karplusan Mountains]]がそびえ北方の[[バルデュヴィア/Balduvia]]の侵入を防ぐ。西は[[カー峠/Kher Ridges]]が連なり、その更に先には[[アダーカー荒原/Adarkar Wastes]]が広がる。南方には[[フィンドホーン/Fyndhorn]]の森、そして東は大洋に面する。その国土には、[[アンティキティー|古代]]の[[アルガイヴ/Argive]]、[[ザ・ダーク|暗黒時代]]の[[Giva Province|Giva Province(ギヴァ州)]]の地域を含む。 | 北に[[カープルーザン山脈/Karplusan Mountains]]がそびえ北方の[[バルデュヴィア/Balduvia]]の侵入を防ぐ。西は[[カー峠/Kher Ridges]]が連なり、その更に先には[[アダーカー荒原/Adarkar Wastes]]が広がる。南方には[[フィンドホーン/Fyndhorn]]の森、そして東は大洋に面する。その国土には、[[アンティキティー|古代]]の[[アルガイヴ/Argive]]、[[ザ・ダーク|暗黒時代]]の[[Giva Province|Giva Province(ギヴァ州)]]の地域を含む。 | ||
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キイェルドーは組織化された常備軍を持ち、騎士団・[[飛空騎士/Skyknight|飛空騎士隊]]が有名。王国内の魔術師は、王室魔道士(Royal Mage)のThe Royal Academy of Magic(王立魔法学院)で組織化されている。王国最後の王室魔道士[[グスタ・エバスドッター/Gustha Ebbasdotter]]の代では特に大きな影響力を有していた。 | キイェルドーは組織化された常備軍を持ち、騎士団・[[飛空騎士/Skyknight|飛空騎士隊]]が有名。王国内の魔術師は、王室魔道士(Royal Mage)のThe Royal Academy of Magic(王立魔法学院)で組織化されている。王国最後の王室魔道士[[グスタ・エバスドッター/Gustha Ebbasdotter]]の代では特に大きな影響力を有していた。 | ||
− | [[Fyndhorn Elves|フィンドホーンの森に住むエルフ]]とは正式な同盟ではないものの平和的な協調関係にあり、交易を行っている。都市を離れてこの森の[[ドルイド]]となった者達が[[柏槙教団/Juniper Order]]である。 | + | [[フィンドホーンのエルフ/Fyndhorn Elves|フィンドホーンの森に住むエルフ]]とは正式な同盟ではないものの平和的な協調関係にあり、交易を行っている。都市を離れてこの森の[[ドルイド]]となった者達が[[柏槙教団/Juniper Order]]である。 |
− | キイェルドー人は文明化された都市人であると自負し、北の隣国バルデュヴィアの民を見下す傾向が強い。バルデュヴィア人を表す俗語には、snow-apes(雪ザル)、ice-apes(氷ザル)、bloody savages(忌々しい野蛮人)などがある。単に[[バーバリアン]] | + | キイェルドー人は文明化された都市人であると自負し、北の隣国バルデュヴィアの民を見下す傾向が強い。バルデュヴィア人を表す俗語には、snow-apes(雪ザル)、ice-apes(氷ザル)、bloody savages(忌々しい野蛮人)などがある。単に[[バーバリアン]](蛮族)と呼ぶことも多い。この差別意識も手伝い、建国以来長きに渡り、バルデュヴィアとは敵対関係の歴史を刻み続ける。だが、[[リム=ドゥール/Lim-Dul]]が両国の存亡に関わる共通の敵として認識されると事態は一変。2934AR、若き国王[[ダリアン/Darien]]はバルデュヴィアの[[ロヴィサ/Lovisa]]と同盟関係を結び、[[キイェルドーの戦い/The Battle of Kjeldor]]でリム=ドゥール軍に勝利する。 |
− | それから20年余りは[[フレイアリーズの世界呪文/Freyalise's World Spell|世界呪文]]の影響で、国土は徐々に海に沈み、クロヴを発祥とする疫病が流行する。洪水に呑まれた海岸線の村落や[[ヨツン/Jotun|平原の巨人]]らが王国の内部への難民となって押し寄せ、見捨てられた元首都クロヴは死の都と怖れられるようになる。この[[ | + | それから20年余りは[[フレイアリーズの世界呪文/Freyalise's World Spell|世界呪文]]の影響で、国土は徐々に海に沈み、クロヴを発祥とする疫病が流行する。洪水に呑まれた海岸線の村落や[[ヨツン/Jotun|平原の巨人]]らが王国の内部への難民となって押し寄せ、見捨てられた元首都クロヴは死の都と怖れられるようになる。この[[雪解けの時/The Thaw]]でもバルデュヴィアとの同盟は続き、肥沃な土地となった北方から食料物資の輸入を行うものの、キイェルドー国内の混乱により両国の繋がりは自然と希薄なものになっていった。 |
2950AR頃には[[ヴァーチャイルド/Varchild|ヴァーチャイルド将軍/Genaral Varchild]]による反バルデュヴィアのゲリラ活動が始まり、再び両国に軋轢が生じ始める。しかし、2954ARのヴァーチャイルド反乱軍の[[Balduvian Trading Post|交易地]]襲撃事件を契機に、両国の同盟は劇的に進展、統一国家[[新アルガイヴ/New Argive]]となる。 | 2950AR頃には[[ヴァーチャイルド/Varchild|ヴァーチャイルド将軍/Genaral Varchild]]による反バルデュヴィアのゲリラ活動が始まり、再び両国に軋轢が生じ始める。しかし、2954ARのヴァーチャイルド反乱軍の[[Balduvian Trading Post|交易地]]襲撃事件を契機に、両国の同盟は劇的に進展、統一国家[[新アルガイヴ/New Argive]]となる。 | ||
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*Feast of Kjeld([[Duelist#magazine|Duelist]]5号の短編) | *Feast of Kjeld([[Duelist#magazine|Duelist]]5号の短編) | ||
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*For Want of Ink([[The Secrets of Magic]]の短編) | *For Want of Ink([[The Secrets of Magic]]の短編) | ||
*Ach! Hans, Run!([[The Monsters of Magic]]の短編) | *Ach! Hans, Run!([[The Monsters of Magic]]の短編) | ||
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**[[Eastern Kjeldor|Eastern Kjeldor(東部キイェルドー)]] | **[[Eastern Kjeldor|Eastern Kjeldor(東部キイェルドー)]] | ||
*[[背景世界/ストーリー用語]] | *[[背景世界/ストーリー用語]] |
2020年11月7日 (土) 09:21時点における最新版
キイェルドー/Kjeldorは氷河期のテリシア/Terisiare大陸東部の王国。
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[編集] 解説
AR2400年代のストーガード/Storgard移民が国の興り。国名にもなっている建国者キイェルド/Kjeldの子孫が王族として統治する。
北にカープルーザン山脈/Karplusan Mountainsがそびえ北方のバルデュヴィア/Balduviaの侵入を防ぐ。西はカー峠/Kher Ridgesが連なり、その更に先にはアダーカー荒原/Adarkar Wastesが広がる。南方にはフィンドホーン/Fyndhornの森、そして東は大洋に面する。その国土には、古代のアルガイヴ/Argive、暗黒時代のGiva Province(ギヴァ州)の地域を含む。
国内にはクロヴ/Krov、キイェルド/Kjeld、ソルデヴ/Soldevの三大都市をはじめ、大小様々な町・村が点在する(キイェルドーの都市、町、村)。
王国内でもキイェルドー東部は、ある程度の独立自治を認められた地域のようだ(Eastern Kjeldor(東部キイェルドー))。
キイェルドーは組織化された常備軍を持ち、騎士団・飛空騎士隊が有名。王国内の魔術師は、王室魔道士(Royal Mage)のThe Royal Academy of Magic(王立魔法学院)で組織化されている。王国最後の王室魔道士グスタ・エバスドッター/Gustha Ebbasdotterの代では特に大きな影響力を有していた。
フィンドホーンの森に住むエルフとは正式な同盟ではないものの平和的な協調関係にあり、交易を行っている。都市を離れてこの森のドルイドとなった者達が柏槙教団/Juniper Orderである。
キイェルドー人は文明化された都市人であると自負し、北の隣国バルデュヴィアの民を見下す傾向が強い。バルデュヴィア人を表す俗語には、snow-apes(雪ザル)、ice-apes(氷ザル)、bloody savages(忌々しい野蛮人)などがある。単にバーバリアン(蛮族)と呼ぶことも多い。この差別意識も手伝い、建国以来長きに渡り、バルデュヴィアとは敵対関係の歴史を刻み続ける。だが、リム=ドゥール/Lim-Dulが両国の存亡に関わる共通の敵として認識されると事態は一変。2934AR、若き国王ダリアン/Darienはバルデュヴィアのロヴィサ/Lovisaと同盟関係を結び、キイェルドーの戦い/The Battle of Kjeldorでリム=ドゥール軍に勝利する。
それから20年余りは世界呪文の影響で、国土は徐々に海に沈み、クロヴを発祥とする疫病が流行する。洪水に呑まれた海岸線の村落や平原の巨人らが王国の内部への難民となって押し寄せ、見捨てられた元首都クロヴは死の都と怖れられるようになる。この雪解けの時/The Thawでもバルデュヴィアとの同盟は続き、肥沃な土地となった北方から食料物資の輸入を行うものの、キイェルドー国内の混乱により両国の繋がりは自然と希薄なものになっていった。
2950AR頃にはヴァーチャイルド将軍/Genaral Varchildによる反バルデュヴィアのゲリラ活動が始まり、再び両国に軋轢が生じ始める。しかし、2954ARのヴァーチャイルド反乱軍の交易地襲撃事件を契機に、両国の同盟は劇的に進展、統一国家新アルガイヴ/New Argiveとなる。
[編集] キイェルドーの都市、町、村
- ビヤラング/Bjarlang
- Breway(ブルウェイ)
- Freyta(フレイタ)
- Jarka(ヤルカ)
- キイェルド/Kjeld
- Kjeldoran Outpost(キイェルドーの前哨地)
- クロヴ/Krov
- ミッケル/Mikkel
- ソルデヴ/Soldev
[編集] キイェルドー史の偉人
[編集] 登場
[編集] 関連カード
[編集] 登場作品
- Feast of Kjeld(Duelist5号の短編)
- The Frozen Dead(アメコミ版アイスエイジvol.2)
- Forever Silent The World(アメコミ版アイスエイジvol.4)
- Reprisal(The Colors of Magicの短編)
- The Crucible of the Orcs(The Colors of Magicの短編)
- The Mirror of Yesterday(The Colors of Magicの短編)
- The Eternal Ice(小説)
- The Shattered Alliance(小説)
- For Want of Ink(The Secrets of Magicの短編)
- Ach! Hans, Run!(The Monsters of Magicの短編)