噴出/Gush

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[[マスクス・ブロック]]が使用可能だった時の[[スタンダード]]でも、[[青]]系デッキの多くに採用された。ピッチスペルであるため[[ライジングウォーター]]や[[ブルーオーブ]]などの[[ロック]]デッキと抜群の相性を誇り、特に[[苗木対立]]などでは[[手札]]が爆発的に増える性質を活かして[[自然発生/Spontaneous Generation]]の[[トークン]]増産手段にも使用された。
  
*同様のピッチスペル全てに言える事だが、ライジングウォーターや[[ステイシス]]では[[]]を戻す[[代替コスト]]をメリットとして考えられる。→[[噴出ステイシス]]
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エクステンデッド以下の[[フォーマット]][[制限カード|制限]][[禁止カード|禁止]]された[[カード]]だが、[[パウパー]]では長きにわたって普通に使用可能だった。青系デッキの[[ドローソース]]の候補となり、[[青単コントロール#パウパー|青単コントロール]]のほか、軽量呪文を重用する[[Delver-Go#パウパー|青単フェアリー]]や[[ウィー=ゼロックス#パウパー|ウィー=ゼロックス]]での使用が目立った。また上記のように手札を一気に増える性質を活かして、[[不屈の部族シュート]]で使用された。
*[[サイカトグ/Psychatog]]の増強手段としても優秀。
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[[タップ]]状態の島を戻して[[マナ加速]]までできてしまう強さから、2003年7月1日に[[ヴィンテージ]][[制限カード]]に指定されたが、2007年6月20日に制限解除。また、2004年9月20日より[[レガシー]][[禁止カード]]に指定されている。
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[[Magic Online]]では[[マスクス・ブロック]]がマスクス・ブロック・ブースターという特殊な形態で発売している関係上、[[コモン]]であってもかなり出にくくなっていることから、[[Vintage Masters]]で[[アンコモン]]として[[再録]]されるまでは高額コモンカードの代表格のひとつだった。
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*同様のピッチスペル全てに言えることだが、[[島]]を[[戻す]][[代替コスト]]はデメリットだけではなくメリットとしても考えられる。
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**[[土地]]を[[プレイ]]していない[[ターン]]ならば、マナを出した後の島を戻して再度プレイすることも可能。[[マナ加速]]にはならないが、土地を持っていなくても、土地を持っていたのと同じようにマナを生み出すことができる汎用性の高いテクニックと言える。[[2003年]]7月に[[ヴィンテージ]]での[[制限カード|制限]]が告知された時のコメントでは、このテクニックが頻繁に使われていたことを挙げている<ref name="01">[http://www.wizards.com/default.asp?x=dci/announce/dci20030529a June Banned/Restricted Announcement]</ref>
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**ライジングウォーターや[[ステイシス]]([[噴出ステイシス]])で[[アンタップ]]を封じている間でも、アンタップ状態の島を供給できる。
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**[[撃退/Foil]]の代替コストを用意できる。特にこれは戻した島2枚だけでなく、引いたカードも代替コストに利用することができる。
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*[[サイカトグ/Psychatog]]の[[強化]]手段としても優秀。
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*[[時のらせん]]でこの能力を持つ[[水深の予見者/Fathom Seer]]が登場した。
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==制限・禁止==
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[[ヴィンテージ]](旧[[タイプ1]])で幾度となく制限・解除を繰り返されているカードである。
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*[[2003年]]7月1日にタイプ1で[[制限カード]]に指定される<ref name="01"/>が、[[2007年]]6月20日に制限解除となる。
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*[[2008年]]6月20日より、再びヴィンテージで制限カードに指定されるが、[[2010年]]10月1日より再度制限解除される<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/september-20-2010-dci-banned-restricted-list-announcement-2010-09-20 September 20 2010 DCI Banned & Restricted List Announcement](Feature 2010年9月20日  [[WotC]]著)</ref>。
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*[[2017年]]4月24日より、ヴィンテージで3回目の制限カードに指定される<ref>[https://magic.wizards.com/en/news/announcements/april-24-2017-banned-and-restricted-announcement-2017-04-24 April 24, 2017 Banned and Restricted Announcement]/[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0018694/ 2017年4月24日 禁止制限告知](News 2017年4月24日 [[Aaron Forsythe]]著)</ref>。
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[[タイプ1.5]]では2003年7月1日に[[禁止カード]]に指定され、[[2004年]]9月20日に移行した[[レガシー]]においても引き続き禁止カードに指定されている。
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[[パウパー]]では[[2019年]]5月20日に禁止カードに指定された<ref>[https://magic.wizards.com/en/news/announcements/may-20-2019-banned-and-restricted-announcement May 20, 2019 Banned and Restricted Announcement]/[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0032539/ 2019年5月20日 禁止制限告知](News 2019年5月20日 [[Ian Duke]]著)</ref>。
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==脚注==
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==参考==
 
==参考==
 
*[[カード個別評価:メルカディアン・マスクス]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:メルカディアン・マスクス]] - [[コモン]]
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*[[カード個別評価:Vintage Masters]] - [[アンコモン]]

2024年8月4日 (日) 10:40時点における最新版


Gush / 噴出 (4)(青)
インスタント

あなたはこの呪文のマナ・コストを支払うのではなく、あなたがコントロールする島(Island)を2つ、オーナーの手札に戻すことを選んでもよい。
カードを2枚引く。


ピッチスペルドロー呪文代替コスト唱えれば、0マナ手札が3枚増えることになる。

まず最初に猛威を振るったのは2000年2002年エクステンデッドで、スーパーグロウのドロー手段として活躍した。そしてその流れはタイプ1デッキへと受け継がれ、さらに進化したGAT、またFastbondとの強力なシナジーを生み出し一世を風靡した。

マスクス・ブロックが使用可能だった時のスタンダードでも、系デッキの多くに採用された。ピッチスペルであるためライジングウォーターブルーオーブなどのロックデッキと抜群の相性を誇り、特に苗木対立などでは手札が爆発的に増える性質を活かして自然発生/Spontaneous Generationトークン増産手段にも使用された。

エクステンデッド以下のフォーマット制限禁止されたカードだが、パウパーでは長きにわたって普通に使用可能だった。青系デッキのドローソースの候補となり、青単コントロールのほか、軽量呪文を重用する青単フェアリーウィー=ゼロックスでの使用が目立った。また上記のように手札を一気に増える性質を活かして、不屈の部族シュートで使用された。

Magic Onlineではマスクス・ブロックがマスクス・ブロック・ブースターという特殊な形態で発売している関係上、コモンであってもかなり出にくくなっていることから、Vintage Mastersアンコモンとして再録されるまでは高額コモンカードの代表格のひとつだった。

  • 同様のピッチスペル全てに言えることだが、戻す代替コストはデメリットだけではなくメリットとしても考えられる。
    • 土地プレイしていないターンならば、マナを出した後の島を戻して再度プレイすることも可能。マナ加速にはならないが、土地を持っていなくても、土地を持っていたのと同じようにマナを生み出すことができる汎用性の高いテクニックと言える。2003年7月にヴィンテージでの制限が告知された時のコメントでは、このテクニックが頻繁に使われていたことを挙げている[1]
    • ライジングウォーターやステイシス噴出ステイシス)でアンタップを封じている間でも、アンタップ状態の島を供給できる。
    • 撃退/Foilの代替コストを用意できる。特にこれは戻した島2枚だけでなく、引いたカードも代替コストに利用することができる。
  • サイカトグ/Psychatog強化手段としても優秀。
  • 時のらせんでこの能力を持つ水深の予見者/Fathom Seerが登場した。

[編集] 制限・禁止

ヴィンテージ(旧タイプ1)で幾度となく制限・解除を繰り返されているカードである。

  • 2003年7月1日にタイプ1で制限カードに指定される[1]が、2007年6月20日に制限解除となる。
  • 2008年6月20日より、再びヴィンテージで制限カードに指定されるが、2010年10月1日より再度制限解除される[2]
  • 2017年4月24日より、ヴィンテージで3回目の制限カードに指定される[3]

タイプ1.5では2003年7月1日に禁止カードに指定され、2004年9月20日に移行したレガシーにおいても引き続き禁止カードに指定されている。

パウパーでは2019年5月20日に禁止カードに指定された[4]

[編集] 脚注

  1. 1.0 1.1 June Banned/Restricted Announcement
  2. September 20 2010 DCI Banned & Restricted List Announcement(Feature 2010年9月20日 WotC著)
  3. April 24, 2017 Banned and Restricted Announcement/2017年4月24日 禁止制限告知(News 2017年4月24日 Aaron Forsythe著)
  4. May 20, 2019 Banned and Restricted Announcement/2019年5月20日 禁止制限告知(News 2019年5月20日 Ian Duke著)

[編集] 参考

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