黄昏+払暁/Dusk+Dawn
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
(6人の利用者による、間の9版が非表示) | |||
1行: | 1行: | ||
− | {{#card:Dusk | + | {{#card:Dusk}} |
[[白]][[単色]]の[[余波]][[分割カード]]は対象範囲が広がった[[弱者の報復/Retribution of the Meek]]とパワーが2以下のクリーチャー回収カードの組み合わせ。 | [[白]][[単色]]の[[余波]][[分割カード]]は対象範囲が広がった[[弱者の報復/Retribution of the Meek]]とパワーが2以下のクリーチャー回収カードの組み合わせ。 | ||
7行: | 7行: | ||
参照しているのがパワーであるため、[[製造]]付きクリーチャーなど、カード上のパワーが低いクリーチャーとの相性が良い。 | 参照しているのがパワーであるため、[[製造]]付きクリーチャーなど、カード上のパワーが低いクリーチャーとの相性が良い。 | ||
− | [[スタンダード]]では[[白青ビートダウン#戦乱のゼンディカー・ブロック+イニストラードを覆う影ブロック+カラデシュ・ブロック+アモンケット・ブロック期|白青ビートダウン]] | + | [[スタンダード]]では[[白青ビートダウン#戦乱のゼンディカー・ブロック+イニストラードを覆う影ブロック+カラデシュ・ブロック+アモンケット・ブロック期|白青ビートダウン]]や[[オケチラの碑|モニュメント]]で採用されたが、[[破滅の刻]]参入後は[[削剥/Abrade]]の流行がモニュメントに逆風となったこともあり、あまり見かけられない。 |
+ | |||
+ | [[モダン]]でも主力クリーチャーのパワーが2以下のものが多い[[ソウルシスターズ]]や[[Death & Taxes]]などで採用例がある。 | ||
*「黄昏」の読みは熟字訓の「たそがれ」ではなく音読みの「こうこん」。 | *「黄昏」の読みは熟字訓の「たそがれ」ではなく音読みの「こうこん」。 | ||
*「dusk to dawn」でそのまま「夕暮れから夜明けまで」の意味。ちなみに、[[神々の軍勢]]には名前を逆にした[[日の出から日没/Dawn to Dusk]]というカードが存在する。 | *「dusk to dawn」でそのまま「夕暮れから夜明けまで」の意味。ちなみに、[[神々の軍勢]]には名前を逆にした[[日の出から日没/Dawn to Dusk]]というカードが存在する。 | ||
+ | *[[アモンケット]]版の{{Gatherer|id=428257}}を手掛けた[[Noah Bradley]]は後に不祥事のため、今後アートが製品に再録されることはないとウィザーズ社より声明が出された<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/news/statement-regarding-noah-bradley-2020-06-22 STATEMENT REGARDING NOAH BRADLEY] (ウィザーズオブザコースト公式サイト [[2020年]]6月22日)</ref>。アモンケットリマスターにて収録された際には、同じくBradleyが[[イラスト]]を手掛けた[[副陽の接近/Approach of the Second Sun]]、[[大瀑布/Cascading Cataracts]]と共に声明の通り新規{{Gatherer|id=547483}}にて収録された。 | ||
+ | **新規アートではアモンケットのみならず[[破滅の刻]]のストーリーをも踏まえ、黄昏/Dusk側には炎上する[[アモンケット/Amonkhet#ナクタムン/Naktamun|ナクタムン/Naktamun]]が、払暁/Dawn側にはその残骸がそれぞれ描かれている。 | ||
+ | **[[ニューカペナの街角統率者デッキ]]において本カードが実物のカードとして再録された際にも、アモンケットリマスター版の差し替えられたイラストが採用された。 | ||
==関連カード== | ==関連カード== | ||
===サイクル=== | ===サイクル=== | ||
{{サイクル/アモンケットの単色余波分割カード}} | {{サイクル/アモンケットの単色余波分割カード}} | ||
+ | |||
+ | ==脚注== | ||
+ | <references /> | ||
==参考== | ==参考== | ||
*[[リセットカード]] | *[[リセットカード]] | ||
*[[カード個別評価:アモンケット]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:アモンケット]] - [[レア]] | ||
+ | *[[カード個別評価:アモンケットリマスター]] - [[レア]] | ||
+ | __NOTOC__ |
2024年2月17日 (土) 23:26時点における最新版
Dusk / 黄昏 (2)(白)(白)
ソーサリー
ソーサリー
ソーサリー
パワーが3以上のクリーチャーをすべて破壊する。
Dawn / 払暁 (3)(白)(白)ソーサリー
余波(この呪文はあなたの墓地からのみ唱えられる。その後、これを追放する。)
あなたの墓地からパワーが2以下のクリーチャー・カードをすべてあなたの手札に戻す。
白単色の余波分割カードは対象範囲が広がった弱者の報復/Retribution of the Meekとパワーが2以下のクリーチャー回収カードの組み合わせ。
自分のデッキをパワー2以下のクリーチャーを中心に構成することで、黄昏を一方的な全体除去、払暁を除去されたクリーチャーをまとめて回収するカードとして利用できる。
参照しているのがパワーであるため、製造付きクリーチャーなど、カード上のパワーが低いクリーチャーとの相性が良い。
スタンダードでは白青ビートダウンやモニュメントで採用されたが、破滅の刻参入後は削剥/Abradeの流行がモニュメントに逆風となったこともあり、あまり見かけられない。
モダンでも主力クリーチャーのパワーが2以下のものが多いソウルシスターズやDeath & Taxesなどで採用例がある。
- 「黄昏」の読みは熟字訓の「たそがれ」ではなく音読みの「こうこん」。
- 「dusk to dawn」でそのまま「夕暮れから夜明けまで」の意味。ちなみに、神々の軍勢には名前を逆にした日の出から日没/Dawn to Duskというカードが存在する。
- アモンケット版のイラストを手掛けたNoah Bradleyは後に不祥事のため、今後アートが製品に再録されることはないとウィザーズ社より声明が出された[1]。アモンケットリマスターにて収録された際には、同じくBradleyがイラストを手掛けた副陽の接近/Approach of the Second Sun、大瀑布/Cascading Cataractsと共に声明の通り新規イラストにて収録された。
- 新規アートではアモンケットのみならず破滅の刻のストーリーをも踏まえ、黄昏/Dusk側には炎上するナクタムン/Naktamunが、払暁/Dawn側にはその残骸がそれぞれ描かれている。
- ニューカペナの街角統率者デッキにおいて本カードが実物のカードとして再録された際にも、アモンケットリマスター版の差し替えられたイラストが採用された。
[編集] 関連カード
[編集] サイクル
アモンケットの余波を持つ単色分割カードサイクル。いずれもレア。
- 黄昏+払暁/Dusk+Dawn
- 暗記+記憶/Commit+Memory
- 不帰+回帰/Never+Return
- 嘲笑+負傷/Insult+Injury
- 食餌+給餌/Mouth+Feed
[編集] 脚注
- ↑ STATEMENT REGARDING NOAH BRADLEY (ウィザーズオブザコースト公式サイト 2020年6月22日)