上昇底流、スリン・ヴォーダ/Slinn Voda, the Rising Deep

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
 
(2人の利用者による、間の3版が非表示)
5行: 5行:
 
キッカーなしでは8[[マナ]]8/8[[バニラ]]でしかないので、基本的にはキッカーを視野に入れた運用を目指すことになる。問題はキッカー込みで[[トリプルシンボル]]10マナという異様な[[重い|重さ]]であり、かなり過密な[[マナ加速]]を行わなければ到達できない。仮に10マナに達することができても所詮は一時しのぎでしかなく、後述の通りやや不安定な面も懸念材料。[[リミテッド]]・[[構築]]問わず、それらの問題を上手くクリアできなければ採用は難しい。
 
キッカーなしでは8[[マナ]]8/8[[バニラ]]でしかないので、基本的にはキッカーを視野に入れた運用を目指すことになる。問題はキッカー込みで[[トリプルシンボル]]10マナという異様な[[重い|重さ]]であり、かなり過密な[[マナ加速]]を行わなければ到達できない。仮に10マナに達することができても所詮は一時しのぎでしかなく、後述の通りやや不安定な面も懸念材料。[[リミテッド]]・[[構築]]問わず、それらの問題を上手くクリアできなければ採用は難しい。
  
*キッカーされたときの[[能力]]は[[圧倒的な波/Whelming Wave]]のバウンスされないクリーチャーにマーフォークが追加された形となる。メジャーな[[種族]]であるマーフォークが加わったことでバウンスの確実性が落ちたが、自分でマーフォークを使うのなら巻き込まずに済むので一長一短。
+
*キッカーされたときの[[能力]]は[[圧倒的な波/Whelming Wave]]のバウンスされないクリーチャーにマーフォークが追加された形となる。メジャーな[[種族]]であるマーフォークが加わったことでバウンスの確実性が落ちてしまった。自分でマーフォークを使うのなら巻き込まずに済むが、軽量クリーチャーの多いマーフォークと10マナ前提のこのカードは若干噛み合わないため、実質的にはデメリットとして目立ってしまう。
*海の怪物を参照する[[部族カード]]としては、前述の圧倒的な波と[[ウーラの寺院の探索/Quest for Ula's Temple]]に続く3枚目。
+
*海の怪物を参照する[[タイプ的カード]]としては、前述の圧倒的な波と[[ウーラの寺院の探索/Quest for Ula's Temple]]に続く3枚目。
  
 
==ストーリー==
 
==ストーリー==
 
'''スリン・ヴォーダ'''/''Slinn Voda''は、[[ヴォーダ海/Voda Sea]]に棲まう巨大な[[リバイアサン]]({{Gatherer|id=442954}})。
 
'''スリン・ヴォーダ'''/''Slinn Voda''は、[[ヴォーダ海/Voda Sea]]に棲まう巨大な[[リバイアサン]]({{Gatherer|id=442954}})。
  
マーフォーク達によって宥められた末、友好的な関係に収まっているようで、その背にマーフォークたちの都市を乗せている。新生[[ヴォーデイリア/Vodalia]]帝国が危機に直面した時、覚醒するだろう<ref>[https://twitter.com/wizards_magic/status/987385931756900352 Twitter]/[https://twitter.com/mtgjp/status/987650267909840896 日本語版](公式アカウント)</ref>。
+
マーフォーク達によって宥められた末、友好的な関係に収まっているようで、その背にマーフォークたちの都市を乗せている。新生[[ヴォーデイリア/Vodalia]]帝国が危機に直面した時、覚醒するだろう。
  
 
*マーフォークを巻き込まないのはこの設定から来るものと思われる。
 
*マーフォークを巻き込まないのはこの設定から来るものと思われる。
  
 
==参考==
 
==参考==
<references/>
+
*[https://www.facebook.com/media/set/?set=a.10160186832600307.1073741943.201120755306&type=3 Legends of Dominaria]/[https://www.facebook.com/pg/MagicTheGathering.jp/photos/?tab=album&album_id=2127876447230013 ドミナリアの伝説たち]
 
*[[カード個別評価:ドミナリア]] - [[アンコモン]]
 
*[[カード個別評価:ドミナリア]] - [[アンコモン]]

2024年7月19日 (金) 08:29時点における最新版


Slinn Voda, the Rising Deep / 上昇底流、スリン・ヴォーダ (6)(青)(青)
伝説のクリーチャー — リバイアサン(Leviathan)

キッカー(1)(青)(あなたはこの呪文を唱えるに際し、追加で(1)(青)を支払ってもよい。)
上昇底流、スリン・ヴォーダが戦場に出たとき、これがキッカーされていた場合、マーフォーク(Merfolk)とクラーケン(Kraken)とリバイアサン(Leviathan)とタコ(Octopus)と海蛇(Serpent)を除くクリーチャーをすべてオーナーの手札に戻す。

8/8

史上初となる伝説のリバイアサンキッカーすることで海の怪物たち(クラーケンリバイアサンタコ海蛇)とマーフォーク以外の全クリーチャーバウンスできる。

キッカーなしでは8マナ8/8バニラでしかないので、基本的にはキッカーを視野に入れた運用を目指すことになる。問題はキッカー込みでトリプルシンボル10マナという異様な重さであり、かなり過密なマナ加速を行わなければ到達できない。仮に10マナに達することができても所詮は一時しのぎでしかなく、後述の通りやや不安定な面も懸念材料。リミテッド構築問わず、それらの問題を上手くクリアできなければ採用は難しい。

  • キッカーされたときの能力圧倒的な波/Whelming Waveのバウンスされないクリーチャーにマーフォークが追加された形となる。メジャーな種族であるマーフォークが加わったことでバウンスの確実性が落ちてしまった。自分でマーフォークを使うのなら巻き込まずに済むが、軽量クリーチャーの多いマーフォークと10マナ前提のこのカードは若干噛み合わないため、実質的にはデメリットとして目立ってしまう。
  • 海の怪物を参照するタイプ的カードとしては、前述の圧倒的な波とウーラの寺院の探索/Quest for Ula's Templeに続く3枚目。

[編集] ストーリー

スリン・ヴォーダ/Slinn Vodaは、ヴォーダ海/Voda Seaに棲まう巨大なリバイアサンイラスト)。

マーフォーク達によって宥められた末、友好的な関係に収まっているようで、その背にマーフォークたちの都市を乗せている。新生ヴォーデイリア/Vodalia帝国が危機に直面した時、覚醒するだろう。

  • マーフォークを巻き込まないのはこの設定から来るものと思われる。

[編集] 参考

MOBILE