業火のヘリオン/Inferno Hellion
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2020年8月15日 (土) 10:17時点における最新版
クリーチャー — ヘリオン(Hellion)
トランプル(このクリーチャーは余剰の戦闘ダメージをこれが攻撃しているプレイヤーかプレインズウォーカーに与えることができる。)
各終了ステップの開始時に、このターン業火のヘリオンが攻撃したかブロックしていた場合、これのオーナーはこれを自分のライブラリーに加えて切り直す。
高いマナレシオとトランプルを持つが、一度戦闘するとライブラリーに戻ってしまうヘリオン。
歩く火力の系譜に連なる一枚。先達たちと違い、戦闘させなければ戦場に留めることができるためブロッカーとしても運用でき、さらに生き残れば再使用の機会が訪れ得るという点が特徴。特にブロッカーとしても役立つ点が画期的であり、4マナにして緑の7マナ級とも相打ちが取れるパワーを持つため、攻めに回れない状況でも抑止力として非常に重宝する。タフネスの低さや繰り返し戦闘させることができないといった歩く火力特有の弱点があるため手放しには採用できないものの、リミテッドでは見た目以上に頼れる存在。
構築では、やはり場持ちの悪さがネック。速攻もないため、単純に使うのは難しい。採用するならば、サルカンの封印破り/Sarkhan's Unsealingと組み合わせるなど、何らかのシナジーやコンボを前提とした利用となるか。
[編集] 開発秘話
デザイン初期では、戦闘に参加したターンの終了ステップに生け贄に捧げるデザインだった。Ethan Fleischerはこのカードをエレメンタルだと思っていたが、ヘリオンのカードだったのを知って変更を加えることにした。ヘリオンが暴れた後に溶岩などの中に再び潜っていくイメージで、運命再編の稲妻の金切り魔/Lightning Shriekerを参考にして生け贄からライブラリーに加えて切り直すデザインに変更された。基本セット2019ではシャッフルを排除する方針でセットデザインされていたが、業火のヘリオンは両プレイヤーが再びヘリオンが現れることを期待するようなドラマチックなシチュエーションを作っているため許可され、神話レア以外で唯一シャッフルを利用したカードとなった[1]。
[編集] 参考
- ↑ @EthanFleischer(Ethan FleischerのTwitter 2018年6月30日)