高まる残虐性/Increasing Savagery
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− | [[リミテッド]]では手軽な[[フィニッシャー]]製造手段。[[構築]]でこれを使うのであれば、瞬殺を狙うか、[[呪禁]]持ちなど安定した強化先を複数用意するか、[[ジョラーガの戦呼び/Joraga Warcaller]]や[[トリスケリオン/Triskelion]]のような+1/+1カウンターを参照するクリーチャーと[[コンボ]]するなど、何らかの工夫が必要。[[グランプリソルトレイクシティ12]]で5位に入賞した[[ステロイド/スタンダード/ミラディンの傷跡ブロック+イニストラード・ブロック期|赤緑ビートダウン]]の[[サイドボード]] | + | [[リミテッド]]では手軽な[[フィニッシャー]]製造手段。[[構築]]でこれを使うのであれば、瞬殺を狙うか、[[呪禁]]持ちなど安定した強化先を複数用意するか、[[ジョラーガの戦呼び/Joraga Warcaller]]や[[トリスケリオン/Triskelion]]のような+1/+1カウンターを参照するクリーチャーと[[コンボ]]するなど、何らかの工夫が必要。[[グランプリソルトレイクシティ12]]で5位に入賞した[[ステロイド/スタンダード/ミラディンの傷跡ブロック+イニストラード・ブロック期|赤緑ビートダウン]]の[[サイドボード]]に1枚採用され<ref>[https://mtg-jp.com/reading/tsumura/0004476/ 第96回:王座揺るがず・勢いを増す青い《野生のナカティル》] (MTG日本公式 [[津村健志]]の「先取り!」スタンダード・アナライズ [[2012年]]4月5日)</ref>、[[プロツアー「アヴァシンの帰還」]]では[[呪禁バント]]に[[メインデッキ]]から4枚積まれ準優勝に貢献した<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/event-coverage/pro-tour-avacyn-restored-top-8-decklists-2012-05-12 Pro Tour Avacyn Restored Top 8 Decklists](Event Coverage 2012年5月12日 Event Coverage Staff著)</ref>。 |
*一応[[不死]]の妨害としても使えるが、[[吠え群れの飢え/Hunger of the Howlpack]]や[[旅の準備/Travel Preparations]]以上に損失が重く、また失敗したときのリスクも高い。 | *一応[[不死]]の妨害としても使えるが、[[吠え群れの飢え/Hunger of the Howlpack]]や[[旅の準備/Travel Preparations]]以上に損失が重く、また失敗したときのリスクも高い。 | ||
*[[スタンダード]]で共存する優秀な二段攻撃クリーチャー、[[ミラディンの十字軍/Mirran Crusader]]が[[プロテクション]](緑)を持っているのは惜しい。 | *[[スタンダード]]で共存する優秀な二段攻撃クリーチャー、[[ミラディンの十字軍/Mirran Crusader]]が[[プロテクション]](緑)を持っているのは惜しい。 | ||
+ | *[[闇の隆盛]]収録の{{Gatherer|id=337568|日本語版カード}}には軽微な[[誤訳]]があり、「高まる残虐性が'''あなたの'''墓地から唱えられた場合」と、原文にない「あなたの」が書かれている。[[記憶の略取/Memory Plunder]]等によって他のプレイヤーの墓地から唱えた場合でも、この条件を満たすことができる。 | ||
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2024年8月26日 (月) 06:55時点における最新版
Increasing Savagery / 高まる残虐性 (2)(緑)(緑)
ソーサリー
ソーサリー
クリーチャー1体を対象とし、それの上に+1/+1カウンターを5個置く。この呪文が墓地から唱えられていたなら、代わりにそのクリーチャーの上に+1/+1カウンターを10個置く。
フラッシュバック(5)(緑)(緑)(あなたはあなたの墓地にあるこのカードを、そのフラッシュバック・コストで唱えてもよい。その後それを追放する。)
緑の高まる呪文は+1/+1カウンターによる恒久的な単体強化。
ソーサリーであるためコンバット・トリックには使えず、性質は強化オーラに近い。フラッシュバックによってある程度克服しているとはいえ、やはり強化先のクリーチャーへの除去に弱く、安定したパフォーマンスを求めるならば除去耐性持ちに使いたいところ。
4マナ+5/+5、7マナ+10/+10という強化効率の高さが一番の魅力。特に感染や二段攻撃を持つクリーチャーに使えば1,2回の攻撃でゲームを決めることができる。単純に回避能力持ちとの相性も良い。
リミテッドでは手軽なフィニッシャー製造手段。構築でこれを使うのであれば、瞬殺を狙うか、呪禁持ちなど安定した強化先を複数用意するか、ジョラーガの戦呼び/Joraga Warcallerやトリスケリオン/Triskelionのような+1/+1カウンターを参照するクリーチャーとコンボするなど、何らかの工夫が必要。グランプリソルトレイクシティ12で5位に入賞した赤緑ビートダウンのサイドボードに1枚採用され[1]、プロツアー「アヴァシンの帰還」では呪禁バントにメインデッキから4枚積まれ準優勝に貢献した[2]。
- 一応不死の妨害としても使えるが、吠え群れの飢え/Hunger of the Howlpackや旅の準備/Travel Preparations以上に損失が重く、また失敗したときのリスクも高い。
- スタンダードで共存する優秀な二段攻撃クリーチャー、ミラディンの十字軍/Mirran Crusaderがプロテクション(緑)を持っているのは惜しい。
- 闇の隆盛収録の日本語版カードには軽微な誤訳があり、「高まる残虐性があなたの墓地から唱えられた場合」と、原文にない「あなたの」が書かれている。記憶の略取/Memory Plunder等によって他のプレイヤーの墓地から唱えた場合でも、この条件を満たすことができる。
[編集] 関連カード
[編集] サイクル
闇の隆盛の高まる呪文サイクル。いずれもレアでフラッシュバックを持ち、墓地から唱えることで通常の2倍の効果を得られる。
- 高まる献身/Increasing Devotion
- 高まる混乱/Increasing Confusion
- 高まる野心/Increasing Ambition
- 高まる復讐心/Increasing Vengeance
- 高まる残虐性/Increasing Savagery
[編集] 脚注
- ↑ 第96回:王座揺るがず・勢いを増す青い《野生のナカティル》 (MTG日本公式 津村健志の「先取り!」スタンダード・アナライズ 2012年4月5日)
- ↑ Pro Tour Avacyn Restored Top 8 Decklists(Event Coverage 2012年5月12日 Event Coverage Staff著)