強奪者、アバドン/Abaddon the Despoiler
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その分値が変動しやすいため、狙った呪文にのみ続唱を付与する[[コンボ]]的用途に使うには手間がかかる。また相手のライフを減らさないと能力が機能しないため、膠着した盤面では本領を発揮できない可能性もある。[[本体火力]]など、相手のライフを減らす手段が豊富なデッキで用いたい。 | その分値が変動しやすいため、狙った呪文にのみ続唱を付与する[[コンボ]]的用途に使うには手間がかかる。また相手のライフを減らさないと能力が機能しないため、膠着した盤面では本領を発揮できない可能性もある。[[本体火力]]など、相手のライフを減らす手段が豊富なデッキで用いたい。 | ||
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+ | *[[統率者戦用セット]]のカードであるからか、各対戦相手のライフを失った量を合計する。[[全体火力]]などで容易に[[X]]を大きくできるが、その分予想外のカードに続唱が付与される可能性に注意。 | ||
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*[[続唱]]を持つかが決まるのは唱えた時点であり、唱えた後に相手のライフが減少しても関係ない。 | *[[続唱]]を持つかが決まるのは唱えた時点であり、唱えた後に相手のライフが減少しても関係ない。 | ||
− | *[[X]]=0(相手がライフを失っていない)の状態でも[[Black Lotus]]などマナ総量0のカードは続唱を持つ。 | + | *[[X]]=0(相手がライフを失っていない)の状態でも[[ブラック・ロータス/Black Lotus]]などマナ総量0のカードは続唱を持つ。 |
**その場合「マナ総量が0より小さいカード」はないため、何も唱えられずライブラリーをすべて公開することになる。 | **その場合「マナ総量が0より小さいカード」はないため、何も唱えられずライブラリーをすべて公開することになる。 | ||
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+ | '''強奪者、アバドン'''/''Abaddon the Despoiler''は[[Wikipedia:ja:ウォーハンマー40,000|ウォーハンマー40,000]]の登場人物。本名は「'''エゼカイル・アバドン'''」。'''渾沌'''/''Chaos''に堕ちたスペースマリーン戦団'''ブラックレギオン'''/''Black Region''を幾千年も率いている。 | ||
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+ | 帝国随一の栄誉を誇った。しかしホルスが苦悩と皇帝への疑惑の果てに、人類の帝国に叛旗を翻した「[[ホルスの大逆/The Horus Heresy]]」と後世に呼ばれる叛乱にも当然ホルスに従い、渾沌へと傾倒する。しかし反乱の果てにホルスは死亡。アバドンと戦団は瀕死のまま敗走するが、彼らに待ち受けたのは屈辱と挫折の日々であった。ホルスの敗北という番狂わせからの失望と、更に渾沌神四柱全てに属してないが故に渾沌神への生贄として領地と同胞を次々と失うことになる。 | ||
+ | かつて帝国一を誇っていたサンオブホルス戦団の威厳は見る影もなくなり、卑屈と絶望に塗り固められた精神と肉体は渾沌の捧げものとして終わる……筈だった。 | ||
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+ | アバドンは自身こそが新たなる大元帥/War Masterであることを宣言し、今ある自分たちの冷遇を「全て帝国による侮辱であり、幾千年経とうと必ず報いを受けさせる」と戦団全員に誓いを建てさせた。勝手に制作されたホルスのクローンを全て破壊し、自身の戦団を「ブラックレギオン=漆黒の戦団」と改名。名前通り戦闘鎧を漆黒に塗り固めた。全てはこの日の屈辱と蔑み、そして帝国への激昂を忘れさせない為である。 | ||
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+ | そしてブラックレギオンは対帝国には随一の闘争を持って帝国には勿論、他の渾沌戦力にすら畏怖を放つ。スペースマリーンや帝国を相手に惑星もしくは領土・科学技術・戦闘兵器・武具・人民……あらゆる戦利品を渾沌神に捧げ、代わりに「恩寵」を受け自軍をひたすら鍛え上げる取引を幾千年も繰り返してきた。また他の渾沌戦団との取引も怠らず、腐敗・異能・狂乱の精神強化を蓄積された戦闘技能と科学技術を回収、そして渾沌からの叡智全てを駆使し練磨し、本来協調性の欠片もない渾沌戦団すら帝国を火の海とするという一念のみで団結させる恐るべき指揮能力と外交手腕を発揮する。 | ||
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+ | アバドンは渾沌戦団の中でも質・量共に最高峰とされたブラックレギオンを率いる、渾沌神四柱までも一目置く存在となっている。 | ||
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==参考== | ==参考== | ||
*[[カード個別評価:ウォーハンマー40,000統率者デッキ]] - [[神話レア]] | *[[カード個別評価:ウォーハンマー40,000統率者デッキ]] - [[神話レア]] | ||
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2024年12月4日 (水) 00:51時点における最新版
伝説のクリーチャー — アスタルテス(Astartes) 戦士(Warrior)
トランプル
マーク・オヴ・ケイオス・アセンダント ― あなたのターンの間、あなたがあなたの手札から唱えてマナ総量がX以下であるすべての呪文は続唱を持つ。Xは、このターンに各対戦相手が失ったライフの合計に等しい。
禍つ神々の力/The Ruinous Powersのメイン統率者。自ターン中に手札から唱えた呪文のマナ総量が、このターン対戦相手が失ったライフの数値以下なら続唱を付与する伝説のアスタルテス・戦士。
充分に相手のライフを失わせていれば、複数の呪文に続唱を付与でき強力。煮えたぎる歌/Seething Songなどのマナを得るカードを用いれば容易に大量のアドバンテージを稼げる。初祖スリヴァー/The First Sliverや報奨の祝賀者、イモーティ/Imoti, Celebrant of Bountyなど他の続唱を付与するカードと比較しても条件を能動的にコントロールでき、自由度が高い。
その分値が変動しやすいため、狙った呪文にのみ続唱を付与するコンボ的用途に使うには手間がかかる。また相手のライフを減らさないと能力が機能しないため、膠着した盤面では本領を発揮できない可能性もある。本体火力など、相手のライフを減らす手段が豊富なデッキで用いたい。
[編集] ルール
- 続唱を持つかが決まるのは唱えた時点であり、唱えた後に相手のライフが減少しても関係ない。
- X=0(相手がライフを失っていない)の状態でもブラック・ロータス/Black Lotusなどマナ総量0のカードは続唱を持つ。
- その場合「マナ総量が0より小さいカード」はないため、何も唱えられずライブラリーをすべて公開することになる。
[編集] 関連カード
[編集] サイクル
ウォーハンマー40,000統率者デッキのメイン統率者。いずれも神話レアの伝説のクリーチャー。
- 沈黙の王、スザーレク/Szarekh, the Silent King(黒)
- 異端審問官、グレイファクス/Inquisitor Greyfax(白青黒)
- 強奪者、アバドン/Abaddon the Despoiler(青黒赤)
- スウォームロード/The Swarmlord(緑青赤)
[編集] ストーリー
強奪者、アバドン/Abaddon the Despoilerはウォーハンマー40,000の登場人物。本名は「エゼカイル・アバドン」。渾沌/Chaosに堕ちたスペースマリーン戦団ブラックレギオン/Black Regionを幾千年も率いている。
かつて総主長/Primarchの一人であるホルス/Horusが率いる戦団「サンオブホルス」の副官を務め、ホルスの右腕として 帝国随一の栄誉を誇った。しかしホルスが苦悩と皇帝への疑惑の果てに、人類の帝国に叛旗を翻した「ホルスの大逆/The Horus Heresy」と後世に呼ばれる叛乱にも当然ホルスに従い、渾沌へと傾倒する。しかし反乱の果てにホルスは死亡。アバドンと戦団は瀕死のまま敗走するが、彼らに待ち受けたのは屈辱と挫折の日々であった。ホルスの敗北という番狂わせからの失望と、更に渾沌神四柱全てに属してないが故に渾沌神への生贄として領地と同胞を次々と失うことになる。 かつて帝国一を誇っていたサンオブホルス戦団の威厳は見る影もなくなり、卑屈と絶望に塗り固められた精神と肉体は渾沌の捧げものとして終わる……筈だった。
アバドンは自身こそが新たなる大元帥/War Masterであることを宣言し、今ある自分たちの冷遇を「全て帝国による侮辱であり、幾千年経とうと必ず報いを受けさせる」と戦団全員に誓いを建てさせた。勝手に制作されたホルスのクローンを全て破壊し、自身の戦団を「ブラックレギオン=漆黒の戦団」と改名。名前通り戦闘鎧を漆黒に塗り固めた。全てはこの日の屈辱と蔑み、そして帝国への激昂を忘れさせない為である。
そしてブラックレギオンは対帝国には随一の闘争を持って帝国には勿論、他の渾沌戦力にすら畏怖を放つ。スペースマリーンや帝国を相手に惑星もしくは領土・科学技術・戦闘兵器・武具・人民……あらゆる戦利品を渾沌神に捧げ、代わりに「恩寵」を受け自軍をひたすら鍛え上げる取引を幾千年も繰り返してきた。また他の渾沌戦団との取引も怠らず、腐敗・異能・狂乱の精神強化を蓄積された戦闘技能と科学技術を回収、そして渾沌からの叡智全てを駆使し練磨し、本来協調性の欠片もない渾沌戦団すら帝国を火の海とするという一念のみで団結させる恐るべき指揮能力と外交手腕を発揮する。
アバドンは渾沌戦団の中でも質・量共に最高峰とされたブラックレギオンを率いる、渾沌神四柱までも一目置く存在となっている。