濫用
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屍を利用した魔術を表したキーワード能力。 | 屍を利用した魔術を表したキーワード能力。 | ||
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===ルール=== | ===ルール=== |
2024年6月5日 (水) 11:22時点における最新版
濫用/Exploit | |
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種別 | 誘発型能力 |
登場セット | タルキール龍紀伝 モダンホライゾン モダンホライゾン2 イニストラード:真紅の契り ジュラシック・ワールド・コレクション Fallout統率者デッキ モダンホライゾン3 |
CR | CR:702.110 |
濫用(らんよう)/Exploit はタルキール龍紀伝で初登場したキーワード能力。クリーチャーが持つ、それが戦場に出たときに誘発する誘発型能力であり、濫用したときに誘発する他の誘発型能力と共に持たされている。
Silumgar Butcher / シルムガルの解体者 (4)(黒)
クリーチャー — ゾンビ(Zombie) ジン(Djinn)
クリーチャー — ゾンビ(Zombie) ジン(Djinn)
濫用(このクリーチャーが戦場に出たとき、あなたはクリーチャーを1体生け贄に捧げてもよい。)
シルムガルの解体者がクリーチャーを1体濫用したとき、クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは-3/-3の修整を受ける。
[編集] 定義
濫用/Exploit は、「このクリーチャーが戦場に出たとき、あなたはクリーチャーを1体生け贄に捧げてもよい。」を意味する。
濫用を持つクリーチャーは、濫用能力をコントロールしているプレイヤーがその能力の解決時にクリーチャーを1体生け贄に捧げるとき「クリーチャーを濫用」する。
[編集] 解説
屍を利用した魔術を表したキーワード能力。
タルキール龍紀伝では青黒のシルムガル氏族/The Silumgar clanのメカニズムとして登場した。モダンホライゾンとモダンホライゾン2でも再登場した。イニストラード:真紅の契りでは青黒のゾンビのメカニズムとして再登場した。モダンホライゾン3では赤単色のカードも登場した。
[編集] ルール
- どのクリーチャーを生け贄に捧げるかの選択をするのは、濫用の解決時である。
- 1回の濫用で生け贄に捧げられるのは1体のクリーチャーだけである。複数のクリーチャーを生け贄に捧げることは出来ない。
- 濫用によって自身を生け贄に捧げても「[このクリーチャー]がクリーチャーを1体濫用したとき、~/When [this creature] exploits a creature, ~」の能力は誘発する。(領域変更誘発)
- 濫用を解決したとき発生源であるクリーチャーのコントローラーが変わっていた場合、「[このクリーチャー]がクリーチャーを1体濫用したとき、~/When [this creature] exploits a creature, ~」の能力は新たなコントローラーの元で誘発する。
- 濫用能力を解決する前に濫用を誘発させたクリーチャーが戦場を離れた場合、「[このクリーチャー]がクリーチャーを1体濫用したとき、~/When [this creature] exploits a creature, ~」の能力は(すでに存在しないので)誘発しない。
- 一方で、濫用を誘発させたクリーチャー自体が戦場を離れていても、「[あるクリーチャー]がクリーチャー1体を濫用したとき、~/When [a creature] exploits a creature, ~」という能力がほかに存在するなら、それは誘発する(→髑髏スカーブ/Skull Skaab)[1]。どういうオブジェクトが濫用したかの判断には、最後の情報が用いられる。ただし2021年11月16日時点ではMTGアリーナではこのルールはサポートされていない。
[編集] その他
- タルキール龍紀伝で登場した濫用に関係するカードはすべて、自身が「クリーチャーを1体濫用した」ことのみを参照する。イニストラード:真紅の契りで他のクリーチャーの濫用も参照する髑髏スカーブ/Skull Skaabが登場した。
- イニストラード:真紅の契りのデザイン中は元々腐乱がゾンビのメカニズムだったが、横並びのグール/Ghoulの多いイニストラード:真夜中の狩りへと前倒しされた。墓地利用のスカーブ/Skaabの多いイニストラード:真紅の契りを引き継いだAdam Prosak率いるセット・デザイン・チームはその空きを埋めるメカニズムとして濫用を再録した。同セットの血・トークンと同じく、墓地シナジーを助けるというのが理由[2]。
[編集] 参考
- ↑ Matt Tabak(Matt Tabakのツイッター 2021年11月16日)
- ↑ FROM VOW ON, PART 2/『契り』から その2(Making Magic 2021年11月8日 Mark Rosewater著)