青サビ/Verdigris

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
(日本語は分かりやすく正確に)
(参考)
 
(6人の利用者による、間の6版が非表示)
1行: 1行:
 
{{#card:Verdigris}}
 
{{#card:Verdigris}}
後に登場した[[酸化/Oxidize]]や[[帰化/Naturalize]]と比較するととんでもなく弱いカード。[[インスタント]]であることを無視すれば、[[熊 (俗称)|熊]]が付いてくる[[ウークタビー・オランウータン/Uktabi Orangutan]]や[[ヴィリジアンのシャーマン/Viridian Shaman]]の方がよっぽどマシである。当時の[[色の役割]]は[[アーティファクト]][[破壊]]では[[緑]]は[[赤]]よりも下とされていたため、[[粉砕/Shatter]]より上にならないようにされていたのだ。
 
  
それでもこの当時の緑プレイヤーは感激した。なぜなら、緑にとって[[インスタント]]で初めてのリスク無しのアーティファクト除去だったからだ(リスクありなら[[崩壊/Crumble]]が存在していた)。
+
[[インスタント]][[アーティファクト]][[破壊]][[呪文]]。アーティファクト破壊の専門家である[[赤]]の[[粉砕/Shatter]]よりも少し劣る性能にデザインされている(→[[色の役割]])。
  
[[色の役割]]の変遷がよく分かるカードである。
+
先に登場した[[ウークタビー・オランウータン/Uktabi Orangutan]]や[[忍び寄るカビ/Creeping Mold]]に比べ、[[コスト・パフォーマンス]]や汎用性で劣るため、あまり使われることはなかったが、それでも当時の[[緑]]にとって[[崩壊/Crumble]]と違いリスク無くアーティファクトを除去できる唯一のインスタントだったため採用されることもあった。
 +
 
 +
後に「緑は[[アーティファクト]]を嫌う[[色]]」と定義し直され、[[酸化/Oxidize]]や[[帰化/Naturalize]]と言ったカードが登場した。それらと比べると言うまでもなくとても弱い。[[色の役割]]の変遷がよく分かるカードである。
  
 
*後にまったく同じ内容で[[空想+現実/Illusion+Reality|現実/Reality]]になる。
 
*後にまったく同じ内容で[[空想+現実/Illusion+Reality|現実/Reality]]になる。
 
*[[ファイレクシアへの貢ぎ物/Phyrexian Tribute]]と比較すると、[[黒]]がいかにアーティファクト除去を苦手としているかがよくわかる。
 
*[[ファイレクシアへの貢ぎ物/Phyrexian Tribute]]と比較すると、[[黒]]がいかにアーティファクト除去を苦手としているかがよくわかる。
 +
*青サビ(verdigris)とは銅のサビのこと。緑青(ろくしょう)とも。
  
 
==参考==
 
==参考==
 
*[[カード個別評価:テンペスト]] - [[アンコモン]]
 
*[[カード個別評価:テンペスト]] - [[アンコモン]]
 +
*[[カード個別評価:Tempest Remastered]] - [[コモン]]

2015年4月17日 (金) 12:55時点における最新版


Verdigris / 青サビ (2)(緑)
インスタント

アーティファクト1つを対象とし、それを破壊する。


インスタントアーティファクト破壊呪文。アーティファクト破壊の専門家である粉砕/Shatterよりも少し劣る性能にデザインされている(→色の役割)。

先に登場したウークタビー・オランウータン/Uktabi Orangutan忍び寄るカビ/Creeping Moldに比べ、コスト・パフォーマンスや汎用性で劣るため、あまり使われることはなかったが、それでも当時のにとって崩壊/Crumbleと違いリスク無くアーティファクトを除去できる唯一のインスタントだったため採用されることもあった。

後に「緑はアーティファクトを嫌う」と定義し直され、酸化/Oxidize帰化/Naturalizeと言ったカードが登場した。それらと比べると言うまでもなくとても弱い。色の役割の変遷がよく分かるカードである。

[編集] 参考

MOBILE