マジック・プロツアー殿堂

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==概要==
 
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殿堂入りしたプレイヤーは毎年[[プロプレイヤーズ・クラブ]]のゴールド・レベル相当の待遇を受けることになる。これによる特典はいくつかあるが、最も大きいのは「今後全てのプロツアーに無条件参加可能」という点であろう。
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殿堂入りしたプレイヤーは毎年[[プロプレイヤーズ・クラブ]]のゴールド・レベルとプラチナレベルの間に相当する待遇を受けることが出来る。これによる特典はいくつかあるが、最も大きいのは「今後全てのプロツアーに無条件参加可能」という点であろう。
  
 
ノミネートの条件は以下の3点。
 
ノミネートの条件は以下の3点。

2014年3月27日 (木) 15:13時点における版

マジック・プロツアー殿堂/The Magic Pro Tour Hall of the Fameは、マジックプレイヤーを表彰する制度。プロツアー開始10周年を記念し、マジックの発展に貢献してきたプレイヤーの功績を永遠に称えることを目的として2005年に創設された。

目次

概要

殿堂入りしたプレイヤーは毎年プロプレイヤーズ・クラブのゴールド・レベルとプラチナレベルの間に相当する待遇を受けることが出来る。これによる特典はいくつかあるが、最も大きいのは「今後全てのプロツアーに無条件参加可能」という点であろう。

ノミネートの条件は以下の3点。

  1. 生涯獲得プロツアー・ポイントが150点以上であること。(2012年シーズンまで100点以上)
  2. 初めてプロツアーないし世界選手権に出場してから10年間が経っていること。
  3. 現在DCIから出場停止処分を受けていないこと。

さらに下記の人々による投票が行われ、その投票結果で投票率の高いプレイヤーが選出される。

投票資格は、マジックの歴史における先駆者、長年プロツアーで務めたマジック記者、高レベルジャッジなどのトーナメントスタッフ、DCIの管理スタッフ、プロツアーを直接守り影響を与えてきたWotC社内外の人々、過去の殿堂入りメンバー、プロツアーの直接の経験を持つWotC従業員で構成される「投票委員会(Selection Committee)」と、(投票委員会・出場停止処分者を除く)生涯獲得プロツアー・ポイントが100点以上のプレイヤーで構成される「プレイヤー委員会(Players Committee)」のいずれかに属する者のみが持つ。

2005年度では、最初に投票委員会のメンバーがそれぞれ最大5人までに投票し、その投票結果の上位4人を選出してから、プレイヤー委員会のメンバー(1人1票)による投票結果で残り1人を選出していた。2006年度以降は、投票委員会・プレイヤー委員会ともに最大5人まで投票し、(投票委員会の比率×67%+プレイヤー委員会の比率×33%)として求められる比率から順位を決定している。

2007年度までは毎年5人選出されていたが、2008年度以降は投票比率が40%以上のプレイヤーが選出されるようになった。

殿堂入りプレイヤー

2005年

  1. Jon Finkel (67票)
  2. Darwin Kastle (43票)
  3. Tommi Hovi (36票)
  4. Alan Comer (32票)
  5. Olle Råde (プレイヤー委員会・16票)

2006年

  1. Bob Maher (60.01%)
  2. David Humpherys (56.78%)
  3. Raphaël Lévy (42.58%)
  4. Gary Wise (39.03%)
  5. Rob Dougherty (38.20%)

2007年

  1. Kai Budde (90.42%)
  2. Zvi Mowshowitz (62.28%)
  3. 藤田剛史 (49.74%)
  4. Nicolai Herzog (41.50%)
  5. Randy Buehler (35.58%)

2008年

  1. Dirk Baberowski (52.36%)
  2. Mike Turian (50.13%)
  3. Jelger Wiegersma (48.19%)
  4. Olivier Ruel (46.01%)
  5. Ben Rubin (45.62%)

2009年

  1. Antoine Ruel (63.43%)
  2. Kamiel Cornelissen (62.48%)
  3. Frank Karsten (44.79%)

2010年

  1. Gabriel Nassif (89.25%)
  2. Brian Kibler (49.36%)
  3. Bram Snepvangers (40.03%)

齋藤友晴も47.74%の投票により選出されていたが、世界選手権10の表彰式の前に出場停止処分が下され、それにより選出が取り消された。

2011年

  1. 中村修平 (82.51%)
  2. Anton Jonsson (69.81%)
  3. Steven O'Mahoney-Schwartz (50.57%)

2012年

  1. Paulo Vitor Damo da Rosa (85.65%)
  2. 津村健志 (81.76%)
  3. 大礒正嗣 (76.18%)
  4. Patrick Chapin (44.91%)

2013年

  1. Luis Scott-Vargas (95.63%)
  2. William Jensen (59.97%)
  3. Ben Stark (58.96%)

参考

マジック・プロツアー殿堂顕彰者
2005年 Jon Finkel - Darwin Kastle - Tommi Hovi - Alan Comer - Olle Råde‎
2006年 Bob Maher - David Humpherys - Raphaël Lévy - Gary Wise - Rob Dougherty
2007年 Kai Budde - Zvi Mowshowitz - 藤田剛史 - Nicolai Herzog - Randy Buehler
2008年 Dirk Baberowski - Mike Turian - Jelger Wiegersma - Olivier Ruel - Ben Rubin
2009年 Antoine Ruel - Kamiel Cornelissen - Frank Karsten
2010年 Gabriel Nassif - Brian Kibler - 齋藤友晴 - Bram Snepvangers
2011年 中村修平 - Anton Jonsson - Steven O'Mahoney-Schwartz
2012年 Paulo Vitor Damo da Rosa - 津村健志 - 大礒正嗣 - Patrick Chapin
2013年 Luis Scott-Vargas - William Jensen - Ben Stark
2014年 三原槙仁 - Paul Rietzl - Guillaume Wafo-Tapa
2015年 Eric Froehlich - 八十岡翔太 - Willy Edel
2016年 渡辺雄也 - Owen Turtenwald
2017年 Josh Utter-Leyton - Martin Jůza
2018年 Seth Manfield - Lee Shi Tian
2019年 Reid Duke
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