心臓貫きのマンティコア/Heart-Piercer Manticore
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*1つ目の能力は[[濫用]]と似た挙動ではあるが、前後が一つの文章になっている「[[再帰誘発型能力]]/Reflexive Triggered Abilitiy」と呼ばれる新しいタイプの[[誘発型能力]]である。 | *1つ目の能力は[[濫用]]と似た挙動ではあるが、前後が一つの文章になっている「[[再帰誘発型能力]]/Reflexive Triggered Abilitiy」と呼ばれる新しいタイプの[[誘発型能力]]である。 |
2017年6月30日 (金) 16:33時点における版
クリーチャー — マンティコア(Manticore)
心臓貫きのマンティコアが戦場に出たとき、あなたは他のクリーチャー1体を生け贄に捧げてもよい。そうしたとき、クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。心臓貫きのマンティコアはそれに、その生け贄に捧げたクリーチャーのパワーに等しい点数のダメージを与える。
不朽(5)(赤)((5)(赤),あなたの墓地からこのカードを追放する:マナ・コストと不朽を持たない白のゾンビ(Zombie)・マンティコア(Manticore)であることを除き、これのコピーであるトークンを1体生成する。不朽はソーサリーとしてのみ行う。)
戦場に出たときに他のクリーチャーを投げ飛ばし/Flingするマンティコア。不朽で復活もする。
赤にして4マナ4/3は悪くないマナレシオ。不朽コストも6マナと現実的な範囲で、これだけでも悪くない性能である。だが本領を発揮するのはやはり他のクリーチャーを投げることができる局面だろう。例えば攻撃後の大型クリーチャーを投げることで、大きくダメージ計算を狂わせることができる。また歩く火力やトークン、他の不朽を持つクリーチャーを投げればカード・アドバンテージも失わずに済む。ただし能力は特殊な書式であるため(後述)、カルドーサの炎魔/Kuldotha Flamefiendなどと違って「対象を取り、対戦相手が対応したのを見てから生贄に捧げるかどうかを選ぶ」ということが出来なくなり、対戦相手はこちらが生け贄に捧げたのを確認してから対応できるのでリスクも高まっていることに注意。
リミテッドでは不朽を持つ4マナ4/3というだけで強力な優良レア。督励でパンプアップしたクリーチャーを投げることで実質テンポを失わずにダメージを底上げできる。構築でもチャンスはあるが、同色の4マナ域には除去を行いつつ毎ターンアドバンテージを取る反逆の先導者、チャンドラ/Chandra, Torch of Defianceや条件を満たせば速攻と除去耐性を併せ持つ熱烈の神ハゾレト/Hazoret the Ferventなど強力なライバルが存在するのが逆風。
引用:総合ルール 20231117.0
- 6 呪文、能力、効果
- 603 誘発型能力の扱い
- 603.12 呪文や能力の解決によって、プレイヤーに強制または任意で何らかの処理をさせ、そして「[[[プレイヤー]]が]そう[した/しなかった]とき/when [a player][does or doesn't]」または「これにより[○○した]とき/when [something happens] this way」処理する、という誘発型能力が作られることがある。これらの「再帰誘発型能力/reflexive triggered ability」は、作られた直後にチェックされ、それを作った呪文や能力の解決中に、すでにその条件を満たしていたかどうかを参照するという点を除いては遅延誘発型能力のルールに従う(rule 603.7 参照)。
- 603 誘発型能力の扱い